『はじめの一歩』登場人物(キャラクター)まとめ

週刊少年マガジンで連載30年を迎え、森川ジョージが原作を務める大人気ボクシング漫画『はじめの一歩』。

元々はいじめられっ子であった主人公・幕之内一歩がボクシングと出会い、人間として成長していく姿を描いた作品です!

2020年10月時点でコミックが最新128巻まで発売されており、累計発行部数9600万部を突破しています!

そこで今回は、ボクシング漫画の金字塔『はじめの一歩』の登場人物(キャラクター)についてまとめてみました!



▼主要な登場人物

幕之内 一歩(まくのうち いっぽ)

CV.喜安浩平、身長:164cm、階級:フェザー級、誕生日:11月23日

鴨川ボクシングジム所属の元プロボクサー。高校時代、河川敷で梅沢正彦らにいじめられていたところを、プロボクサー鷹村守に助けられたことが、ボクシングを始めるきっかけとなる。

幼少期より実家の釣り船屋を手伝っていたことで、鍛え上げられた肉体から放たれるパンチは、相手を一撃でノックアウトするほどの威力を持つ。「ガゼルパンチ」、「リバーブロー」、「デンプシーロール」などの必殺ブローを持つ。

フェザー級でデビューし、2度目の王座挑戦にして日本フェザー級チャンピオンとなり、WBCフェザー級世界7位まで上りつめるが、打たれても前進し続けるボクシングスタイルがたたってパンチドランカーとなり、現役引退を決意した。

目標であり、最大のライバルであった宮田一郎とは、ついにプロのリングで顔を合わせることはなかった。

現役引退後は、実家の釣り船屋を手伝いながら平穏に暮らしていたが、篠田の誘いによってセコンドとして鴨川ジムに復帰した。戦績は26戦23勝(23KO)3敗。

鷹村 守(たかむら まもる)

CV.小山力也、身長:185cm、階級:ミドル級~ジュニアミドル級、誕生日:7月7日

鴨川ボクシングジム所属のプロボクサー。高校時代、その恵まれた体格と好戦的すぎる性格ゆえに力を持て余し、喧嘩に明け暮れていたところ、鴨川ジムの会長・鴨川源二に誘われ、ボクシングを始める。

自己中かつ破天荒な性格で、理不尽な言動で周囲の人を振り回すこともしばしば。その上、イタズラが大好きで、事あるごとに他人にちょっかいを出す。特に青木は一番の被害者。

基本はインファイトを主体とする喧嘩腰のボクシングスタイルだが、アウトボクシングも華麗にこなすなど、破壊力とテクニックを兼ね備えた万能型のボクサー。

作中でも最強クラスのボクサーであり、素手で熊を倒したことも。ただし目撃者がおらず、周りは半信半疑。

6階級制覇を最大の目標としており、現在はミドル級とジュニアミドル級の2階級を制覇。戦績は24戦24勝24KOで、無敗記録を更新中。

青木 勝(あおき まさる)

CV.高木渉、身長:171cm、階級:ライト級、誕生日:9月9日

鴨川ボクシングジム所属のプロボクサー。高校時代、木村とともに悪さばかりしていた頃に鷹村と出会い、2度喧嘩を吹っ掛けるもののことごとく返り討ちにされる。

なんとか鷹村を倒すために同じ鴨川ジムに入門し、練習を続けるうちにボクシングの面白さに目覚め、プロボクサーを目指すことを決意した。

ボクシングスタイルは、「カエルパンチ」「よそ見」などのトリッキーな戦法を使い、相手を幻惑するのが特徴。世界チャンピオンの鷹村からは馬鹿にされがちだが、長年に渡って日本ライト級ランカーであり、それなりの実力の持ち主。

ボクシング以外では、野球やボーリングなど、さまざまな分野においてプロ級の実力がある。特に、ラーメンづくりに関しては、鷹村でさえべた褒めするほどの腕前。戦績は23戦12勝8敗3引き分け7KO。

木村 達也(きむら たつや)

CV.藤原啓治、身長:171cm、階級:ジュニアライト級、誕生日:10月10日

鴨川ボクシングジム所属のプロボクサー。高校時代、青木とともに鷹村にボコボコにされ、鷹村を倒すためにボクシングを始める。

青木とは幼稚園からの腐れ縁。頭の回転が速く、世渡り上手な性格で、鷹村のイタズラに対する危険察知能力が高い。

本来はライト級が適正だが、青木と同じ階級にならないよう配慮し、減量の苦しいジュニアライト級を自ら選択するという、友達想いの一面を持つ。

ボクシングスタイルはアウトボクシングが主体で、宮田一郎からは「弱点は見当たらない、国内では相当ハイレベルなボクサー」と評されるが、これといった特徴がなく、決定打にかける。そのため、泥試合にもつれることも多い。

間柴に破れ、一度は引退を発表したが、悔いが残っていることに気づき、「木村タツヤ」に改名してカムバック。戦績は24戦15勝6敗3引き分け9KO。

板垣 学(いたがき まなぶ)

CV.浪川大輔、身長:168cm、階級:フェザー級、誕生日:8月14日

鴨川ボクシングジム所属のプロボクサー。どんなスポーツでも得意とする運動神経の持ち主で、高校時代にボクシングと出会う。

ボクシングにおいても圧倒的なセンスの持ち主だったが、インターハイでは今井京介に3戦全敗という屈辱を味わい、今井に勝つべく鴨川ジムに入門する。

明るく物怖じしない性格だが、ときおり調子に乗りすぎてしまう一面がある。また、甘いマスクとは裏腹にダジャレが大好き。

ボクシングスタイルは、華麗なアウトボクシングが特徴のボクサーで、目の前から消えたと相手が錯覚するほどの圧倒的なスピードを持つ。

スピード差によって、両者に流れる時間さえも違って見えることから、時間を司る神「クロノス」と称される。戦績は14戦12勝2敗10KO。

宮田 一郎(みやた いちろう)

CV.関智一、身長:172cm、階級:フェザー級、誕生日:8月27日

川原ボクシングジム所属のプロボクサー。東洋太平洋フェザー級チャンピオン。元々は鴨川ボクシングジムに所属していたが、スパーリングで一歩に敗れたことがきっかけとなり、川原ジムに移籍した。

移籍の理由は、同じジム同士で対戦することが難しく、プロのリングで一歩と戦うためにはどちらかが移籍するしかなかったため。華麗な足さばきとカウンターが特徴のアウトボクサーで、「雷神」と称される。

幼い頃に、同じくカウンター使いのボクサーだった父親のショッキングな敗戦を目の当たりにし、それ以来異常なまでにカウンターに固執している。

一歩の最も憧れる人物であり、最大の目標だった。宮田自身も一歩と対戦するために、自分の適性階級ではないフェザー級に留まり続けたが、一歩が現役を引退してしまい、ついに2人がプロのリングで顔を合わせることはなかった。戦績は25戦23勝1敗1引き分け21KO。

間柴 了(ましば りょう)

CV.田中正彦、身長:177cm、階級:フェザー級~ライト級、誕生日:6月30日

東邦ボクシングジム所属のプロボクサー。OPBF東洋太平洋ライト級チャンピオン。間柴久美の兄にあたる。

長い左手から繰り出されるフリッカーが特徴のボクサーで、腕の動きが鎌のように見えることから、「死神」の異名を持つ。

左のフリッカージャブで相手を寄せ付けず、打ち下ろし右で相手をノックアウトするのが必勝パターン。

他人にはあまり心を開かず、無愛想に見えるが、幼くして両親を亡くした妹を支えるためにボクシングを始めるなど、かなりの妹思い。

自分が負けた相手である一歩と久美が仲良くしていることを不快に思っており、事あるごとに2人の邪魔をしている。しかし、一歩の実力自体は認めているようで、徐々に態度を軟化し始めている。

誰かと仲良くすることはほとんどないが、板垣とはなぜか気が合うらしい。戦績は20戦18勝14KO2敗。

千堂 武士(せんどう たけし)

CV.小野坂昌也、身長:168cm、階級:フェザー級、誕生日:5月5日

なにわ拳闘会所属のプロボクサー。元日本フェザー級チャンピオンで、現在はWBCフェザー級3位。コテコテの関西人であり、「浪花のロッキー」の異名を持つ。

一歩同様のインファイターだが、一歩以上に好戦的なタイプ。また、フックとアッパーの中間であるスマッシュを必殺ブローとしているため、最も得意なのはミドルレンジ。

一歩には全日本新人王決定戦、日本フェザー級タイトルマッチで過去2敗しており、そのことをかなり根に持っていて、強くライバル視している。

幼くして両親を亡くし、現在は駄菓子屋を営む祖母と一緒に暮らしているため、かなりのおばあちゃん子。一歩が破れた相手であるアルフレド・ゴンザレスと対戦するために、メキシコに旅立つことを決意する。

しかし、祖母を一人にするのが不安なため、学生時代の恩師である女性教師に、家に来て祖母を支えてもらうよう依頼。これはプロポーズに近いことだと思われるが、元夫からストーカー被害を受けている恩師を助ける目的もあったため、本当にプロポーズなのかはまだわからない。

ヴォルグ・ザンギエフ

CV.森川智之、身長:168cm、階級:ジュニアライト級、誕生日:10月30日

現IBF世界ジュニアライト級チャンピオン。ロシアの厳しい寒さの中、貧しい母子家庭で育ち、強くなって母を守るためにボクシングを始めた。アマチュアでフェザー級の世界チャンピオンになり、さらにお金を稼ぐためにプロに転向。

日本時代は、多くの客を呼んで高いファイトマネーを得るために、派手なインファイトを主とするボクシングスタイルだったが、本来は短距離・中距離・遠距離全てを高い次元でこなす万能型のボクサー。

リング上では狼のような獰猛さと冷酷さを発揮し、「ホワイト・ファング」と呼ばれるフィニッシュブローで相手を仕留める。

一方で、普段は紳士的で温厚かつ心優しい性格をしており、母子家庭であるなど、自分との共通点が多い一歩とは仲が良い。

伊達 英二(だて えいじ)

CV.相沢正輝、身長:168.5cm、階級:フェザー級、誕生日:7月3日

仲代ボクシングジム所属のプロボクサー。元日本フェザー級チャンピオンにして、元OPBF東洋太平洋フェザー級チャンピオン。

一歩が日本タイトル初挑戦時の対戦相手であり、初めて黒星をつけられた相手でもある。

若くして、WBAフェザー級チャンピオンのリカルド・マルチネスに挑戦するも、惨敗し、現役を引退。その数年後、再びリングへと舞い戻り、日本フェザー級チャンピオンとなる。

その後、世界チャンピオンとして君臨するリカルド・マルチネスに再戦を挑み、前回敗れたとき以上の善戦を見せるも、世界チャンピオンの壁は高く、10R目にして力尽きる。

試合後、現役引退を決意し、自分の後を一歩に託した。戦績は23戦21勝17KO2敗。

沢村 竜平(さわむら りゅうへい)

CV.三木眞一郎、身長:170cm、階級:フェザー級~ジュニアライト級

鬼槍留ボクシングジムに所属していた元プロボクサー。「尾張の竜」という異名を持ち、元日本ジュニアライト級チャンピオンにして、元日本フェザー級3位の実力者であった。

宮田と同様に高度なカウンターが武器であり、カウンターパンチャーとして天性の才能を持っていた。

また、相手のことを「肉」と例え、その感触を味わう狂気的な一面と、勝利に対する強い執念を持っていた。

間柴との試合の帰りに高速道路で事故を起こし、瀕死の重傷を負い、一命は取り留めたもののボクサーとしては再起不能となり、現役を引退した。生涯戦績は14戦11勝5KO3敗。

今井 京介(いまい きょうすけ)

CV.中村悠一、階級:フェザー級

音羽ボクシングジム所属のプロボクサー。現日本フェザー級チャンピオン。アマチュア時代は無敗で、2年連続インターハイ優勝の輝かしい経歴を持つ。

一歩を尊敬しており、一歩と拳を交えるためプロに転向した。一歩のボクシングスタイルに酷似したインファイターで、パンチも破壊力がある。

板垣とはアマチュア時代からのライバルであり、アマチュア時代は今井の3戦全勝。プロになってからは、東日本新人王戦決勝で初めて板垣に敗北したものの、一歩が返上した王座を巡ってのタイトルマッチでは1RTKOで勝利し、現在のところは1勝1敗。

性格は、真面目で愚直。また、『はじめの一歩』の登場人物としては珍しく礼儀正しい。板垣の妹・菜々子に片思いしているが、全く相手にされていない。

冴木 卓麻(さえき たくま)

CV.梁田清之、階級:フェザー級

河合ボクシングジムに所属していた元プロボクサー。アマチュア時代はオリンピックの代表入りが確実視されていたが、より高度なスリルを求めてプロに転向した。

人並み外れた反射速度を持ち、驚異的なスピードとフットワークから、「スピード・スター」の異名で呼ばれていた元日本フェザー級2位の実力者。

A級ボクサー賞金トーナメントで同じスピードを武器とする板垣とフェザー級最速を決める対戦で敗北し、彼に自分の夢を託して引退した。

ちなみに、引退後は寿司屋で働いており、寿司を握るスピードも人一倍早い。

今江 克孝(いまえ かつたか)

CV.阪口周平

菊元ボクシングジム所属のプロボクサー。元日本ライト級チャンピオン。

元々は恋人を守るためにボクシングを始めたが、ボクシングに集中するようになり、ボクシングのために仕事を変え、ついには恋人とも別れてしまった。

非常に真面目な性格をしており、自らを「努力家」と自称するほど愚直にボクシングに取り組んでいる。

基本に忠実で、ジャブで自分の距離を維持しつつ試合をコントロールする堅実なボクシングスタイルのため、チャンピオンであったにも関わらず、あまり人気がない。戦績は19戦15勝9KO3敗1分。

ウォーリー

CV.福山潤

インドネシア国内のフェザー級チャンピオン。野生の猿たちを遊び相手にできる程の卓越した身体能力を持ち、たった3戦でインドネシア国内王者となった天才。

元々は名伯楽ミゲル・ゼールがインドネシアの孤島で出会い、その潜在能力の高さに惚れ込み、スカウトした。

一歩とはノンタイトル戦で対戦し、ジャングルで鍛えられた身体能力と危機回避能力で一時は一歩をKO寸前まで追い込む健闘を見せるが、最終的には経験の差が出て敗北する。

その後、ボクサーとしてさらに成長するため、ミゲルと共にアメリカへ渡った。

リカルド・マルチネス

CV.菅原正志、階級:フェザー級

現WBA世界フェザー級チャンピオン。若干21歳で世界チャンピオンとなり、その後10年以上もの間、世界チャンピオンの座に君臨し続けている。

優れた身体能力、ずば抜けたボクシングセンス、高い知性の全てを兼ね備えた完璧に近いボクサー。

作中においても史上最強の選手として描かれているが、彼の過去などは明かされておらず、謎の多い人物でもある。戦績は68戦68勝64KO、世界タイトルの防衛記録21回。

ランディ・ボーイ・Jr.

CV.中田譲治、階級:フェザー級

宮田が拳の骨折により欠場中の間、暫定王座決定戦を経て、東洋太平洋フェザー級チャンピオンとなったフィリピン人のボクサー。

世界でも極めて珍しい両利きのボクシングスタイルで、試合中に左右の挙動を切り替え、相手のリズムを狂わせるのが得意。

宮田とは王座統一戦で対戦し、両利きならではのスイッチでカウンター封じを行い、宮田をKO寸前まで追い詰めるが、最終的にはクロスカウンターを決められて敗北する。

マルコム・ゲドー

CV.藤原貴弘、階級:フェザー級

フィリピン国内のフェザー級チャンピオン。防御に長けた技巧派のボクサーで、「魔術師」の異名を持つ。

実力に対して戦績はそこまで高くないが、それは相手陣営に金銭と引き替えに八百長試合を申し入れ、格下にわざと負けているからである。

フィリピンの極めて貧しく、治安の悪い街で育ったこともあり、金銭に対する執着は人一倍強く、ボクシングをビジネスと割り切っている。

ブライアン・ホーク

CV.大塚明夫、階級:ジュニアミドル級

元WBC世界ジュニアミドル級チャンピオンのアメリカ人ボクサー。ニューヨークのスラム街で日夜ストリートファイトに明け暮れていた頃、名伯楽ミゲル・ゼールと出会い、ボクシングを始めた。

生粋の喧嘩屋であり、純粋な暴力に根ざした原始的なファイトスタイルを得意とし、ボクシングの常識から逸脱した派手で荒っぽい試合運びで勝利を積み重ねてきた。

ジュニアミドル級王座防衛戦の対戦相手としてミドル級世界1位だった鷹村を指名し、対戦が実現した。

鷹村との試合では序盤から壮絶な打撃戦となり、減量苦の影響でスタミナ切れを起こした鷹村を追い詰めるが、最終的には敗北する。

試合後、鷹村に対する恐怖心から引退してしまった。生涯成績は21戦20勝17KO1敗。

アルフレド・ゴンザレス

CV.小野大輔、階級:フェザー級

WBC世界フェザー級2位のメキシコ人ボクサー。「ミキストリ(死神)」という異名を持ち、メキシコ国内において次期世界王者と期待されている実力者。

今まで2敗しか負け星が付いておらず、いずれも同階級の世界王者リカルド・マルチネスに挑戦して敗れた時のもの。

基本的には冷静沈着で技巧派のボクシングスタイルだが、怒りをスイッチに『モード・ミキストリ』というディフェンスを犠牲にし、攻撃のみに特化したファイトスタイルに変わる。

デビッド・イーグル

CV.木内秀信、階級:ミドル級

元WBC世界ミドル級チャンピオンにして、元オリンピック金メダリストでもあるアメリカ人ボクサー。

真面目かつ実直な性格で、米国でも国民的な人気を集めており、「黄金の鷲(ゴールデン・イーグル)」という異名を持ち、模範的なボクサーとして尊敬されている。

ボクシングスタイルは、相手を観察して弱点を見極め、着実に有効打を重ねる正統派のボクシング。

ライバルと見なしていたブライアン・ホークを倒し、引退に追い込んだ鷹村に興味を持ち、鷹村の2階級制覇のかけて対戦し、互角の戦いを繰り広げるが、最終的には敗北する。戦績は18戦17勝14KO1敗。

鴨川 源二(かもがわ げんじ)

CV.内海賢二(1~2期)、飯塚昭三(3期)

鴨川ボクシングジムの会長。頑固な性格で、根性論や精神論を説きながら、鷹村や一歩に厳しいトレーニングを課す。一方で、教え子の体には人一倍気を使っており、人情にあふれる一面もある。また、根性論や精神論だけでなく、科学的根拠に基づいた指導によって、ジムを世界チャンピオンや日本チャンピオンを輩出するまでに成長させた。

年齢は80歳前後だと思われるが、現役ボクサー相手にミット受けたり、鷹村にカウンターを食らわしたりするなど、とても老人とは思えない動きをする。不器用なために、鷹村や一歩らを手放しにして褒めることはないが、心の中では彼らのがんばりを認めている。若い頃は、バンタム級の拳闘家だった。

八木 晴彦(やぎ はるひこ)

CV.中嶋聡彦

鴨川ボクシングジムのマネージャー。スタッフの少ない鴨川ジムにおいて、試合のマッチングや広報活動、ときにはセコンドまでこなす。

セコンドでは、ゴングが鳴り、選手のためのイスを出す際に、「そのイス、ナ〜イス!」というギャグで味方を鼓舞しようとしたが、大失敗。逆に味方の士気を下げることとなった。

いつも朗らかな表情で人柄が良さそうに見えるが、釣りのことになると人が変わったかのように豹変する。元々はプロボクサーだったが、ボクシングの才能はなく、大きな活躍はできなかったらしい。

篠田(しのだ)

CV.佐々木誠二

鴨川ジム所属のトレーナー。青木・木村・板垣の試合の際は、チーフを務める(鷹村と一歩の試合は鴨川会長)。

恐妻家の妻を持ち、その妻に何度も激しく叱責されたのが原因で、女性に責められるのが大の苦手。ただし、叱責の原因は篠田が風俗好きで、たびたび風俗に通っていることがバレたため。

引退後の一歩にセコンドを依頼しにきた際には、間柴久美と板垣菜々子の両者に激しく叱責され、かなり怯える様子がうかがえた。

また、実は元ボクサーで、アマチュアでは都大会で優勝するほどの実力の持ち主だった。しかし、プロ転向後はパンチが軽すぎて全く通用せず、6回戦止まりの凡庸な成績に終わった。

幕之内 寛子(まくのうち ひろこ)

CV.寺内よりえ

一歩の母。夫を海難事故で亡くしてから、女手一つで釣り船屋を切り盛りし、一歩を育て上げた。一歩がボクシングをすることに理解を示している一方、自分の息子が殴られる姿を見たくないと、試合を観戦したことは一度もない。

間柴 久美(ましば くみ)

間柴了の妹。幼くして両親を亡くし、一時は親戚に預けられたが、現在は兄とともに2人で暮らしている。

一歩とは両想いだが、お互い奥手すぎるゆえに交際関係には発展していない。高校時代に一歩が通っていたパン屋で知り合い、徐々に仲を深めることとなった。

初めての出会い自体は、兄の次の対戦相手だった宮田一郎の試合の観戦時に、偶然席が隣同士になったときだが、本人は気づいていない。

高校卒業後は、試合のたびに怪我ををしてくる兄を心配して看護師になった。穏やかで誰からも愛される性格だが、時折兄と同じように、鬼のような表情を見せることがある。

梅沢 正彦(うめざわ まさひこ)

CV.真殿光昭

一歩の高校の同級生。高校時代は他のヤンキーとつるんで一歩をいじめていたが、一歩がボクシングを始め、懸命に取り組む姿を見て、徐々に一歩のことを尊敬し始める。

高校卒業後は企業に勤めるものの、上司に叱責されることに嫌気がさし、わずか数か月で退社。

その後、夢である漫画家となるために、一歩をモデルにしたボクシング漫画を描きたいと、取材と応援を兼ねて釣り船幕之内のアルバイトを始める。

釣り船幕之内で働くことで、高校時代に一歩をいじめていたことに強い罪悪感を抱くようになり、一歩の母・寛子に全てを打ち明けることを決意。しかし、寛子は梅沢が打ち明ける前に察し、全てを許す。

また、一歩はいじめのことを恨んでおらず、「ボク達は親友」とも言われ、幕之内家とのわだかまりは完全に消えた。

板垣 菜々子(いたがき ななこ)

CV.小林ゆう

板垣学の妹。一歩のことが大好きで、猛烈なアプローチを仕掛けているため、久美からは少しうとましく思われている。

だじゃれ好きの家庭で育ち、本人も大のだじゃれ好き。ご飯を食べる際は、「いたがきます!」が板垣家流の合い言葉。

兄同様に端正な顔立ちで、天真爛漫な性格だが、時折わがまますぎることもある。兄・学のライバルである今井京介から好意を寄せられているが、本人は全く気にかけていない様子。

猫田 銀八(ねこた ぎんぱち)

鴨川会長が現役の拳闘家だった頃のライバルであり、戦友。現役時代の対戦成績は2勝2敗1分だが、お互いに自分の3勝2敗だと言い張り、たびたび殴り合いの喧嘩に発展している。

ボクシングスタイルは、野生の勘を活かしたセンスあふれる華麗なスタイルで、「空の芸術品」「電光石火」と称された。想い人だったユキに手を上げた米兵に挑むも、相手の卑劣な反則と自身のパンチドランカーの症状の悪化により、敗北。その後、拳闘家としての現役生活を終える。

現在は、山奥でペンションを経営しており、愛犬のハチとその子どもたちと暮らしている。鴨川ジムのボクサーたちの大きな試合があるときには、応援に駆けつけたり、臨時のトレーナーとして活動したりすることもある。

藤井 稔(ふじい みのる)

「月刊ボクシングファン」編集部所属のベテラン記者。一歩が鴨川ジムに入門したての頃、偶然宮田とのスパーリングを目撃し、そのときから一歩の才能に注目し始める。

鴨川ジムのことを贔屓しており、よく取材と称してはジムを訪れている。実は元ボクサーで、アウトボクシングをスタイルとしていた。

鴨川ジムのトレーナーである篠田とは、当時から親交があった。オリンピックに行くこと、もしくはプロでチャンピオンになることを共に目指していたが、篠田に一度も勝てず、ボクシングを辞めて記者となった。

飯村 真理(いいむら まり)

CV.篠原恵美

「月刊ボクシングファン」編集部所属の記者で、藤井の助手を務める。高校時代の留学先であるイギリス・マンチェスターで、ボクシングの試合を観たことがきっかけとなり、ボクシング記者となった。

聡明でクールビューティーといった感じだが、はっきりものを言うタイプで、棘のある発言が多い。ボクシングの知識は豊富で、一歩や千堂のもとに一人で取材に訪れるなど、かなりの行動力がある。

一歩にはボクシングに関する興味以外にも、恋愛感情に近いものを持っているが、一歩と久美の間に付け入る隙がないと見て、諦めつつある。

山口 智子(やまぐち ともこ)

CV.小林優子

接骨院の美人女医。一歩が、東日本新人王決勝の間柴戦で拳を痛めた際、釣り船屋の常連から紹介されたことがきっかけで、一歩のかかりつけ医となった。以降、鴨川ジムの連中も不純な目的で頻繁に通っている(特に鷹村)。

接骨医としてかなり優秀で、出会った当初は疑心暗鬼だった鴨川会長も現在では一目置いている。学生時代は「女三四郎」と呼ばれ、柔道日本一になるほどの柔道の実力者。

トミ子

CV.津田匠子

青木の同棲相手。久美と同じ病院に勤務している先輩看護師で、久美とは仲がいい。そのため、久美と一歩をくっつけるためにダブルデートをセッティングするなど、恋のキューピット的存在でもある。

顔は美人とは言えないが、一途で献身的に青木を支える性格美人。『はじめの一歩』の中でも、ベストカップルの一つ。趣味はタロット占いで、青木いわくよく当たるらしい。事実、鴨川ジムでタロット占いを披露した際には、鷹村の前夜の自慰回数を正確に当てている。

ミゲル・ゼール

CV.飯塚昭三

ブライアン・ホークを含め、世界チャンピオンを6人も世に送り出した名伯楽。ボクシング雑誌などにもよく取り上げられている有名人。

ホークの引退後、インドネシアの孤島でウォーリーを見出だし、現在は彼のトレーナーを務めている。

赤松 勇(あかまつ いさむ)

青木の言うことしか聞かない『青木組』のうち痩せてるほう。服装や髪型まで真似するほど青木を尊敬している。黄桜と一緒に行動していることが多い。

努力することを嫌い、奇想天外な戦法や技で楽して勝つ青木に憧れ(実際には青木は楽をしているわけではない)、鴨川ボクシングジムに入った。

青木や青木の恋人であるトミ子以外の言うことは一切聞かず、あの鷹村の命令であっても受け付けない。

作中で練習している姿はほとんど見かけないが、間柴のような切れ味の鋭いフリッカーが武器で、そこそこボクシングの才能はあるらしい。

黄桜 大(きざくら ひろし)

青木の言うことしか聞かない『青木組』のうち太っているほう。服装や髪型まで真似するほど青木を尊敬している。赤松と一緒に行動していることが多い。

努力することを嫌い、奇想天外な戦法や技で楽して勝つ青木に憧れ(実際には青木は楽をしているわけではない)、鴨川ボクシングジムに入った。

青木や青木の恋人であるトミ子以外の言うことは一切聞かず、あの鷹村の命令であっても受け付けない。

作中で練習している姿はほとんど見かけないが、重い右ストレートが武器で、そこそこボクシングの才能はあるらしい。

ワンポ

猫田が飼っているハチ(秋田犬とアラスカン・マラミュートの雑種)の子ども。ワンポは一歩の家で暮らしており、他の4匹の兄弟たちは猫田のペンションで暮らしている。

一歩の母・寛子が名付け親で、「一歩」をもじって「ワンポ」と名付けられた。その名前から、鷹村にはチ◯ポと揶揄されている。

一歩がトレーニングや試合から帰宅する際にはいち早く気がつき、家の近くまで一歩を迎えに行く。活発な性格で、一歩らのロードワークによく加わっている。