『怪物事変』登場人物(キャラクター)まとめ

『保健室の死神』の作者で知られる藍本松の新作で、2017年1月号からジャンプSQで絶賛連載中のオカルトファンタジー漫画『怪物事変(けものじへん)』。

2020年4月時点でコミック最新10巻まで発売されており、TVアニメ化が決定しました!

今回は、そんな注目の漫画『怪物事変(けものじへん)』の登場人物・キャラクターについてまとめてみました!



▼登場人物

夏羽(かばね)

年齢:13歳、誕生日:不明、身長:151cm、体重:48kg

本作品の主人公。鹿の子村で育った少年。学校に通わず毎日、畑で土や肥料まみれになっていたことから”泥田坊”という蔑称で呼ばれていた。

その正体は、血を持たぬ”屍鬼(クーラー)”と人の間で生まれた半妖。血液を持たず、痛覚もない。また、殺されても死なないが、首と胴を切り離されると動けなくなる。

赤子の頃に怪物特有の渇きを防ぐ”命結石”を両親から持たされており、その石のおかげで衝動的に人間を襲うことはない。

女将さんの依頼で鹿の子村を訪れた狗神と出会い、『両親に会いたい』という想いから彼の探偵事務所で働くことに。

狗神 鼓八千(いぬがみ こはち)

年齢:36歳(人間時)、誕生日:9月1日、身長:180cm、体重:76kg

『狗神怪物相談事務所』の所長。怪物専門の探偵のようなことをしており、怪物たちの間では”怪物屋”と呼ばれている。狸の怪物であり、体を別の物質に変化させることができる。

識や晶たちを拾う前は相棒と一緒に探偵業をしていたらしく、事務所の半分がBARのようになっているのはその相棒の趣味で、狗神自身は興味がないためほったらかしにしている。

飯生が人間を”支配”することを望んでいるのに対して、狗神は人間と”共存”することを望んでいる。そのため、二人は仲が良くて仲が悪い。

蓼丸 識(たでまる しき)

年齢:14歳、誕生日:11月10日、身長:163cm、体重:48kg

『狗神怪物相談事務所』の従業員。蜘蛛(アラクネ)と人間の半妖。汗や唾がクモの糸のようになり、溶解する糸や凝固する糸など様々な糸を出せる。

子供離れした冷静さと慎重さを持つが、それは『怖いことがものすごく怖い』というトラウマを隠すための虚勢であった。

『バグバイト電子』へ潜入した際には、ミハイのせいで敵に見つかり、トラウマから窮地に陥るが、夏羽が識を信用してかけた言葉とミハイの煽りを受けて敵に立ち向かい、見事に倒してトラウマを克服する。

晶(あきら)

年齢:15歳、誕生日:2月24日、身長:159cm、体重:38kg

『狗神怪物相談事務所』の従業員。100年に一度だけ生を受ける”雪男子”という怪物。水分を凍らせることができる。見た目はかわいい女の子だが、性別は男の子。

双子の兄さんを探すために狗神のところで働いている。兄さんに頼ってもらえるくらい強くなりたいと思っており、かわいいと頼もしいを両立した男の子を目指している。

『零結石』に力を込めたという雪男子の始祖の力”六花権現”が宿っており、使用すると身体を雪が覆って普段以上のパワーと冷気を操ることができる。しかし、力の残量が決まっているため、力を乱発しすぎるとすぐに尽きてしまう。

ミハイ・フロレスク

年齢:不明、誕生日:10月17日、身長:176cm、体重:54kg

『狗神怪物相談事務所』に情報通信技術を提供している。怪物の中でも高等種族である吸血鬼であり、超人的な身体能力と知能を持ち、不老で半不死。

狗神とは古い知り合いで、だいたいの知識や技術をプロ級に習得し、やることが無くなって厭世的になっていたところを狗神に呼ばれて日本に来た。その後、日本のオンラインゲームにハマり、自分の部屋にこもってゲームをしている。

狗神探偵事務所のサイトを作ったり、識や晶たちの携帯の情報が飯生に漏れないようにしているなど、狗神が苦手な機械の面に関しては役に立っている。従順で素直な夏羽のことを気に入り、自らの給仕係にしようとしたこともある。

『未体験』、『ザクロの缶詰』、『惜しみない賞賛』、そして『土下座』がミハイの好きなもので、識に土下座で稽古をお願いされた際には、自作の歩行型VR装置とミハイクエストで修行をつけてあげるなど、面倒見がいい一面もある。

紺(こん)

年齢:14歳、誕生日:11月1日、身長:162cm、体重:45kg

飯生の付き人を務めていた化狐の少女。飯生のことを母親のように慕っていたが、命結石を夏羽から奪うのを失敗して以降、見捨てられてしまった。

飯生に見捨てられて以降、公園の木の上で野宿しており、そこで夏羽と再び再会して交流しているうちに、飯生の一番になりたいだけでなく、夏羽の一番にもなりたいと思うようになる。

結(ゆい)

年齢:15歳、誕生日:2月24日、身長:171cm、体重:65kg

晶の双子の兄。100年に一度だけ生を受ける”雪男子”という怪物。晶よりも先に精通ことで雪の里の長となる。

雪の里では”種を残すのは長だけ”という掟があり、結は毎晩里の女との子作りに精神を疲弊させていたが、晶の純粋無垢な笑顔に救わていた。

しかしある日、晶がついに精通したことで、我先に子を作らんと躍起になっている里の女たちが掟を破って晶を汚すことを避けるため、自分の命を人質にして晶が里を出る権利を得るのであった。

しかし、晶が里を出た後に、実は追っ手を出して晶の命を奪おうとしていたことが発覚し、そのことに絶望した結は厳重に保管されていた『零結石』を手に取り、その力に身を任せてしまった。

“死をもたらす石”と呼ばれ、病に侵された不毛の大地を破壊し再生させるために作られた『零結石』を雪の里から持ち出して身に付けていた。

『零結石』は水分がなくても巨大な氷を作り出したり、対象を凍らせることができるが、それは命を糧に力を発揮するため、『零結石』を身に付けている結は心臓の温度だけが極端に低く、精神や肉体に悪い影響が出ていた。

綾(あや)

年齢:8歳、誕生日:11月22日、身長:121cm、体重:19kg

識の妹。あらゆる怪我や病気を治癒するという”金の糸”を出す蜘蛛を作り出すために、蓼丸昭夫の人体実験によって生まれた。

識たちによって昭夫から組を助けた後は、自分の糸の力で怪物の”治し屋”を始めることにし、狗神とも契約している。

組(くみ)

年齢:34歳、誕生日:1月18日、身長:168cm、体重:57kg

識の母親。識のために、蓼丸昭夫の提案を受けて、あらゆる怪我や病気を治癒するという”金の糸”を出す蜘蛛を作り出すための人体実験を引き受けた。

御花ばあさん(おはなばあさん)

元々は獣医であり、怪我した野良犬などを手当たり次第に治療しているうちに怪物も治していたらしい。

飯生(いなり)

警視庁の警視。狐の怪物であり、警察内で強大な権力を持っている。妖結石を所持しており、人心を操ることができる。その力で警視庁に足を踏み入れた人間の心を奪い、業務を全うするだけの傀儡としている。

夏羽が識たちと共に警視庁を訪れた際には、命結石を無理やり奪おうとするが、狗神の策と識の活躍によって失敗している。

しかし、未だに命結石を諦めてはおらず、野火丸を使って夏羽のことを嗅ぎ回っており、夏羽が自分の意思で命結石を差し出すことを狙っている。

『捜査特課』の部下たちに結石を集めさせていることから、狗神の推測では「何らかの理由があり、飯生は東京から動くことができない」。

野火丸(のびまる)

紺が見捨てられた後に飯生に仕えることになった化狐の少年。飯生のために怪物の結石を捜索する警視庁のチーム『捜査特課』のリーダーを務めることに。本当は飯生のことが好きじゃないらしい。

屋島 伊予姫(やしま いよひめ)

年齢:16歳、誕生日:3月3日、身長:145cm、体重:38kg

四国狸の次期頭領。私立大豆田高等学校2年A組に所属する高校生でもある。全吉とは幼なじみ。一度見たものならばそっくりそのまま変化することができる天才。狗神とは旧知の仲で、伊予姫という名を付けたのは狗神らしい。

御神籤 全吉(おみくじ ぜんきち)

年齢:16歳、誕生日:9月29日、身長:176cm、体重:57kg

伊予姫の従者を務める化狸の少年。伊予姫とは幼なじみで、同じ私立大豆田高等学校2年A組に所属する高校生でもある。

太三郎狸三代目(たさぶろうたぬき)

四国狸の頭領。”変幻自在の石”と呼ばれ、一族に代々伝わる狸のお宝『幻結石』を所有しており、この石の見せる幻にまぎれて狸たちは屋島で暮らしている。未だに現役で、夏羽を一撃で倒すほど強い。

いちご

大蛇の里『八ツ首村』の生き残り。楓から助けてくれた夏羽と識を信用して、”水流を司る石”である『流結石』の在処を教えてくれる。

環(たまき)

大蛇の里『八ツ首村』の生き残り。実は大蛇の一族における、水神さまの生まれ変わりであり、『流結石』の力を引き出すことができる。

花形 楓(はながた かえで)

年齢:21歳、誕生日:4月4日、身長:196cm、体重:108kg

飯生のために怪物の結石を捜索する警視庁のチーム『捜査特課』の刑事。化狐の中でも炎に特化したタイプで、両拳を打ちつけることで強力な炎を出せる。また、優れた身体能力の持ち主でもあるのだが、脳筋のため考えるのが苦手なのが欠点。

赤城 一秋(あかぎ かずあき)

年齢:30歳、誕生日:10月1日、身長:168cm、体重:51kg

飯生のために怪物の結石を捜索する警視庁のチーム『捜査特課』の刑事。化狐の中でも幻に特化したタイプで、狐の石像や自販機など様々なモノを中心に幻を作り出して敵を惑わす。潔癖症で除菌ウエットティッシュが手元に無いと能力を使えないのが欠点。

松竹 梅太郎(まつたけ うめたろう)

年齢:24歳、誕生日:1月23日、身長:172cm、体重:65kg

飯生のために怪物の結石を捜索する警視庁のチーム『捜査特課』の刑事。

違法カジノで大負けし、どうやってバックれようかトイレで泣いていた時に、野火丸から力を見込まれ、負け分を肩代わりしてもらう代わりとして刑事になった。

“遅感ガス”という時の流れを惑わせる幻を見せる能力を持ち、その力によって沖縄でたまたま『天結石』を手に入れた晶たちにじゃんけん勝負を挑み、晶から石を奪うことに成功している。

陽(ひなた)

飯生のために怪物の結石を捜索する警視庁のチーム『捜査特課』の刑事。5歳の頃から炉薔薇と付き合っており、仕事でも相棒を組んでいる。

5歳のある日、炉薔薇の家に遊びに行ったら、炉薔薇がバラバラにした母親を組み立て直したベッドで寝ていた姿を見て、「そばにいなきゃいけない」と思った。

自らの炎を纏わせた大刀を武器に、何年ものたゆまぬ努力によって細胞を潰さずに人体を切ることができるようになった。

炉薔薇(ろばら)

飯生のために怪物の結石を捜索する警視庁のチーム『捜査特課』の刑事。5歳の頃から陽と付き合っており、仕事でも相棒を組んでいる。隣接した細胞と似た物質に勝手に変化する糊を使うことができる。

海御前(あまごぜ)

北九州女河童の総大将。北九州の女河童はみんな自分より強い男がタイプであり、そんなことを言っていたら九州の男河童は誰も挑戦して来なくなったらしい。

狗神に対して、河童相撲で潔に勝ったら”汚れを清める石”と呼ばれる『浄結石』を差し上げると約束した。

『浄結石』は、戦争によって河川が汚染されていたかつては河童にとって大事な石だったが、科学の力でだいたいのことは解決できる現代では重要視されておらず、それよりも相撲の好敵手の方が大事らしい。

潔(きよい)

北九州河童連合最強の女河童。普段は高校二年生の女子高生で、ギャルな見た目に反して、おじいちゃん以外の男としゃべったことがなく、男への免疫がない。おじいちゃんが人間で養子らしく、怪物にしては珍しく方言を使う。

女将さん

鹿の子村にある旅館『鹿の子荘』の女将。夏羽の母親の妹にあたり、夏羽が人間と怪物の半妖であることを知っている。夏羽の母親から『人間として育てて欲しい』と言われ、当時1歳の夏羽を預けて消息を断った母親の代わりに12年間育ててきた。村で起きた事件の原因が夏羽ではないかと思い、狗神に夏羽の殺害を依頼した。

弥太郎(やたろう)

鹿の子村にある旅館『鹿の子荘』の女将の息子。夏羽のいとこにあたる。東京に憧れを持っており、将来は上京したいと思っている。当初、村を訪れた狗神の給仕を務めるが、狗神の希望で給仕を泥田坊(夏羽)が担うことになり、そのことに嫉妬して夏羽の命結石を奪い、夏羽の正体を知ることに。

蓼丸 昭夫(たでまる あきお)

民俗学を研究している学者。識の叔父にあたる。一見、おだで優しそうに見えるが、その本性は「自分の研究の成果を後世に残したい」という自己顕示欲の塊のような人物。

組の識に対する愛情を利用し、あらゆる怪我や病気を治癒するという”金の糸”を出す蜘蛛を作り出すための人体実験を行っていた。

中野 愛太郎(なかの あいたろう)

大手電子部品メーカー『バグバイト電子』の代表取締役。3年前、自社工場で年間16人もの自殺者を出し、世間から大バッシングを受けて倒産の危機に陥った翌年に、後継の責任者として就任した。そして、見事に会社を立て直したことから、改革のヒーローとしてメディアに引っ張りだこ。

蚊賀 エリカ(かが えりか)

大手電子部品メーカー『バグバイト電子』の社員。その正体は、食欲旺盛で血だけじゃなく内臓や脳までも吸う”蚊婆”という怪物。三姉妹の次女。工場に潜入した識によって倒されている。

蚊賀 モモカ(かが ももか)

大手電子部品メーカー『バグバイト電子』の社員。その正体は、食欲旺盛で血だけじゃなく内臓や脳までも吸う”蚊婆”という怪物。三姉妹の末っ子。工場に潜入した夏羽と晶に遭遇し、夏羽によって倒されている。

蚊賀 レイカ(かが れいか)

大手電子部品メーカー『バグバイト電子』のマネージャー。その正体は、食欲旺盛で血だけじゃなく内臓や脳までも吸う”蚊婆”という怪物。三姉妹の長女で、妹たちは彼女の指示に従っている。最終的には、本能に従い怪物の力を使えるようになった夏羽によって倒されている。

桜牙(おうが)

桜牙ハムの社長。

女木島(めぎじま)

桜牙ハムの工場長。

巌(いわお)

桜牙ハムの専属医。

渡辺 綱万代(わたなべ つなまよ)

桜牙ハムのセキュリティ担当。

夜野

狗神探偵事務所を訪れた依頼人。歌舞伎町の風俗嬢まおちゃんに恋し、相談にきた。すでにまおちゃんに誘惑されつつあり、いつかプライベートで会えたときのためにネズミを集めていた。最終的には、まおちゃんとくっつくことに成功し、飼い猫として一緒に暮らすことになる。

まおちゃん

歌舞伎町の風俗店で働く女性。その正体は美男美女に化けて人間を誘惑する猫又という怪物。お客を誘惑し、人面猫として餌を献上させている。最終的には、夜野の飼い猫となって世話をしてもらうことを選ぶ。