『アンデッドアンラック』登場人物(キャラクター)まとめ

戸塚慶文が原作を務め、2020年8号より週刊少年ジャンプで連載開始した注目の漫画『アンデッドアンラック』。

2020年9月時点でコミックが最新3巻まで発売されており、なんと「次にくるマンガ大賞2020」コミックス部門の第1位を受賞しました!

今回はそんな注目の作品『アンデッドアンラック』の登場人物(キャラクター)についてまとめてみました!



▼登場人物

出雲 風子(いずも ふうこ)

本作品の主人公の一人。18歳。

10年前、8歳の頃に両親の海外出張を見送った際に、両親からたくさん抱き締めてもらった後、原因不明のエンジントラブルで機体が爆発炎上し、両親含め270人が亡くなっている。

それ以降、自らに触れると周りが傷付くことに気づきてからは、なるべく肌を隠して生活してきた。

10年間引きこもっていたため、極度のインドア派で絵画もちょっとかじっている。特技は人の合間をひたすらすり抜けること。

頭に触れると美容師さんが死んでしまうという理由から、ずっと髪が伸びたまんまであり、それが恥ずかしくて常にキャップで隠していたが、アンディに切ってもらい、今はショートカットになった。

風子の能力に興味を持ったアンディに誘拐され、ビルの屋上で能力の検証をさせられていた時、バナナの皮に足を滑らせてビルから落下し、本当に死にそうになって、『まだ死にたくない』という自らの感情に気付いた。

今の夢は「普通の女の子になって、最高に幸せになって死ぬこと」。

▼アンディとの出会い

ある日、推しの漫画の最後を見届け、電車に轢かれて自殺しようとしていたところ、”不死”の能力を持つアンディと出会う。

当初、その危険な能力に加え、組織に追われていたアンディと共に行動していたため、対未確認現象統制組織『ユニオン』に命を狙われることに。

そして、アンディとバイク二人旅の途中、ユニオンの否定者(シェンとボイド)による襲撃を受け、なんとかアンディがボイドを倒すも、シェンの能力に二人とも動きを封じられてしまう。

だが、アンディと風子の関係性に興味を持ったシェンは「円卓のメンバーをもう一人殺すことができたら、二人を円卓のメンバーに推薦する」と言って二人を見逃し、二人は三日後に円卓のメンバーが現れるというロシアのバイカル湖に向かうのであった。

バイカル湖に現れたのはかつてアンディを捕らえたユニオンの否定者(ジーナ)であり、二人はジーナの能力の前に防戦一方となるが、お互いの能力(不死と不運)を組み合わせたコンビネーションでジーナを倒すことに成功する。

その後、バイカル湖にて円卓のメンバーであるジーナを倒したことで、二つの空席(ジーナとボイドの席)ができ、シェンの推薦もあって二人はユニオンに入り、円卓のメンバーとなる。

▼能力

自身の体に触れた相手に”不運”をもたらす能力を持つ。ただし、布越しなら触れても能力は発動しない。自分の意志でコントロールすることもできない。

アンディの検証によると、接触時間の長さと不運の規模は比例するらしい。また、相手への好感度によって不運の規模が変化する。

散髪や頬へのキスといった自分にとって価値の高い接触をした場合、その価値に見合った不運を生み出す。

ちなみに、不運を生み出す素材が身近になかった場合、落雷や隕石など遠くのものを強引に引き寄せている。

今のところ、分かっている最大不運の起こし方はキスで、アンディにした際には隕石が落ちてきた。

アンディ

本作品の主人公の一人。

二百年近く生きており、過去の経験と不死の能力を活用した分析力に長けている。

武器は刀で、かつて不壊の能力を持つ否定者からパクったらしく、いつも背中に刺して持ち歩いている。

左胸と左肩にタトゥーが入っているが、意味は不明。再生する能力を持つにも関わらず、左胸には傷痕残っている。

50年前、ユニオンの否定者(ジーナ)にやられて捕まった際には、10年間もの間、研究所で体をいじられたらしい。

円卓のメンバーとなった直後、ユニオンの監獄を脱走した服のUMAクローゼスにとりつかれるが、今では手懐けて服代わりにしている。

クローゼスを結果的に捕まえたことで円卓での席次はⅨに上がった。

▼風子との出会い

ある日、電車に轢かれて自殺しようとしていた風子に出会い、彼女の”不運”の能力を実際に体験し、興味を持つ。

以前から組織(ユニオン)に追われており、風子と一緒にいるところを襲撃され、風子を守るために窮地に陥るが、風子の能力で撃退する。

その後、風子と共にユニオンから逃げるのを目的としたバイク2人旅を始めるが、風子の能力を危険視したユニオンから否定者の刺客(シェンとボイド)を送られ、襲撃を受ける。

なんとかアンディがボイドを倒すも、シェンの能力に二人とも動きを封じられてしまう。

だが、アンディと風子の関係性に興味を持ったシェンは「円卓のメンバーをもう一人殺すことができたら、二人を円卓のメンバーに推薦する」と言って二人を見逃し、二人は三日後に円卓のメンバーが現れるというロシアのバイカル湖に向かうのであった。

バイカル湖に現れたのはかつてアンディを捕らえたユニオンの否定者(ジーナ)であり、二人はジーナの能力の前に防戦一方となるが、お互いの能力(不死と不運)を組み合わせたコンビネーションでジーナを倒すことに成功する。

その後、バイカル湖にて円卓のメンバーであるジーナを倒したことで、二つの空席(ジーナとボイドの席)ができ、シェンの推薦もあって二人はユニオンに入り、円卓のメンバーとなる。

▼能力

致命傷を受けても再生できる”不死”の能力を持つ。ただし、首だけの状態で特製のカプセルに入れられると再生できなくなってしまう。

千切れた足を高速で再生し、その勢いを利用して高速で移動することが可能。ちなみに、体から離れた部位は30秒経つと消える。

千切れかけの部位を再生の力で押し出して放出する『部位弾(パーツバレット)』という技を持つ。

腕の再生力で抜刀の速度を上げる居合『紅三日月(あかみかづき)』という技もあり、かつて日本の達人に習ったらしい。

奥の手として、欠損分の血液やカルシウムを指先端に集中生成し、超高圧撃ち出す指弾『紅蓮弾(クリムゾンバレット)』という技がある。ただし、使えば数分間、再生能力が著しく低下する。

▼別人格

普段は容量が足りていないため脳にカードで栓をして、過去百年分の記憶を封印しており、栓を外すと過去の経験で培った戦闘技術を使えるようになる。

栓を長時間外すと『ヴィクトル』という別の人格が現れ、再生能力が向上する上、ヒトが自己防衛のために無意識に行っている制御を外した脅威的な筋力で攻撃を出せる。

また、ヴィクトルの人格だと再生先を選ぶことも可能で、飛ばした指先を基準に本体を再生したり、分身を作り出すこともできる。

ヴィクトル曰く、自身がオリジナルとのこと。その戦闘能力は凄まじく、UMAスポイルを一瞬で倒し、アンディがかつて敗れたフェンを圧倒し、ユニオンの否定者10人を一人で相手取るほど。

ヴィクトルが何者なのか、それどころか自分が何者なのかさえ、アンディ本人には分からない。

シェン

対未確認現象統制組織『ユニオン』所属の否定者。否定者10人で構成された特殊チームの一員。円卓の中でⅡの地位を担っている。ジーナによると戦闘狂らしく、夢は天下無双。

武器は古代遺物の如意金箍で、いわゆる西遊記に登場する如意棒のような特性を持ち、伸展&収縮させることができる。

ジュイスの命令で、ボイドと共にバイクで移動していたアンディと風子を襲撃する。

アンディがボイドを殺した後、アンディと風子の関係性に興味を持ち、「円卓のメンバーをもう一人殺すことができたら、二人を円卓のメンバーに推薦する」と約束し、二人を見逃した。

アンディの別人格ヴィクトルに負けた際には、ヒトの可能性を見たことで、むしろ負けたことを喜び、「これでボクはもっと強くなれる!」と発言している。

▼能力

他者対象の拘束型否定者で、”あべこべ”のような能力を持つ。ある程度の距離で対象を視ることで能力が発動する。

視界に入れた対象が発動時点でとろうとしていた行動の真逆の行動をとらせることができる”不真実”の能力を持つ。

ただし、能力の発動には本人の任意ではクリアできない無意識化での条件があり、それは対象を好きになること。

ジーナ

対未確認現象統制組織『ユニオン』所属の否定者。否定者10人で構成された特殊チームの一員。

誰にも縛られず、流されず、変わらないものが好きで、変わっていく世界を変わらないものとして残せる絵画が好きらしい。あと、日本のJKの制服が大好き。

見た目もJKのようで若く見えるが、アンディによると50年前に16歳であったことから、実年齢は66歳らしい。本人曰く「永遠の16歳」とのこと。かなりの厚化粧を能力で固定しているもよう。

50年前、アンディを捕まえた人物であり、捕まえたはいいものの円卓の席が満席で、牢屋に入れられたアンディの潔い言動に惚れ、好意を持つようになった。

しかし、その10年後にアンディが脱走し、一切の消息を絶ってしまったことで離ればなれになり、以降はアンディの消息を探していたもよう。

どれだけ他の人を傷付けても組織に居座り、アンディを追いかけていたいと考えている。

気丈に振る舞っているが、生きるために殺さないといけないことに悩んでおり、いっそ死んでしまえばと死にたがっていた。

▼能力

物質の変化を否定する”不変”の能力を持つ。空気の変化を否定し、固定することで見えないバリアのようなものを作り出すことも可能。

ちなみに、バリアの正体は空気であるため、光は通る。また、移動のためにバリアの足元には穴が空いている。

ジュイス

対未確認現象統制組織『ユニオン』の指揮官。否定者10人で構成された特殊チームのリーダー。円卓の中でⅠの地位を担っており、最も多くの戦果を上げている。

いつか地球に理を強いる黙示録の向こうにいる創造主を殺すことを目標にしており、課題をクリアするには戦力が必要で、そのために力のある否定者を捕らえて利用している。

地球と罪のない人々を守るのがジュイスの正義であり、自分の正義に則り行動する。

武器はUMAバーンの加工物である燃える剣。

▼能力

詳細は不明だが、対象の正義に反する行動を強制す”不正義”の能力を持つ。

タチアナ

対未確認現象統制組織『ユニオン』所属の否定者。否定者10人で構成された特殊チームの一員。円卓の中でⅤの地位を担っている。

ニコ特製のBM装甲を常に装着しているが、装甲は自分の身を守るものではなく、能力を抑える拘束具であり、解放されたら町一つ消し飛ぶほど危険らしい。

ジーナを「おばさま」と呼んで慕っていたようで、当初はジーナを殺したアンディに対して確執があったが、風子のおかげで今は解消している。

風子とは友達になっており、初めてできた女の子の友達ということで、タチアナにとって大事な存在となっている。

そのため、風子がリップによる攻撃で不治の傷を負って窮地に陥った際には、風子を救うために自ら装甲を解放した。

ロシアのごく一般の家庭で生まれ、5歳の誕生日を迎えた日に能力が発現し、両親や自宅などを消し飛ばしてしまい、訳も分からず逃げていたところをマフィアに捕まり、競売にかけられていたのをビリーに助け出された。

▼能力

自己対象強制発動型の否定者で、肌や髪の上から”不可触”のエリアを常に展開する能力を持つ。ただし、口を開けるとそのエリアに穴が空く。

ニコの拘束具によって年々増すエリアの拡大を抑制している。ただし、抑え込んでいる分、解放時の反動はデカく、武器にもなるが災害にもなりえる。

ビリー

対未確認現象統制組織『ユニオン』所属の否定者。否定者10人で構成された特殊チームの一員。円卓の中でⅢの地位を担っている。

武器は二丁拳銃で、早撃ちを得意とする。スイーツが好き。

実はアンダーのボスであり、100回目の罰をかけた課題が発表された際、円卓のメンバーに奇襲を仕掛け、さらにはUMAバーンを使って円卓を奪おうとする。

▼能力

銃限定で対象に当たるわけがない方向に撃つと、跳弾などを経て確実に当たる”不可信”の能力を持つ。

なぜかトップに首を折られてもアンディの不死の能力のように再生し、トップの不停止の能力を使い、さらにはジュイスの不正義の能力を使うなど、複数の能力を使用している。

ニコ=フォーゲイル

対未確認現象統制組織『ユニオン』所属の否定者。否定者10人で構成された特殊チームの一員。

50年前、ユニオンに捕らえられたアンディの体を10年間もの間、研究していた人物。

ユニオン本拠地の設備やタチアナの拘束具を開発した研究者。

罰で世界が改変された際には、部下たちから情報を集めて改変された内容をすぐに把握するなど、ユニオンの活動に欠かせない存在。

トップ

対未確認現象統制組織『ユニオン』所属の否定者。否定者10人で構成された特殊チームの一員。円卓の中でⅦの地位を担っている。15歳。

▼能力

超スピードで動くことができる”不停止”の能力を持つ。ただし、体の形状が著しく変化しないと止まること許されない。

フィル

対未確認現象統制組織『ユニオン』所属の否定者。否定者10人で構成された特殊チームの一員。

一心

対未確認現象統制組織『ユニオン』所属の否定者。否定者10人で構成された特殊チームの一員。

鎧武者のような見た目に反して、ヴィクトルによると戦闘は素人らしい。

ムイ

シェンの部下。かつてシェンに命を救ってもらったらしい。否定者ではないが、戦闘もそこそこできる。

ボイド

対未確認現象統制組織『ユニオン』所属の否定者。否定者10人で構成された特殊チームの一員。

ジュイスの命令で、シェンと共にバイクで移動していたアンディと風子を襲撃するが、アンディに倒された。

▼能力

他者対象の拘束型否定者で、対象が攻撃の構えをとるとその行動を否定する”不可避”の能力を持つ。

重野 力(しげの ちから)

否定者。高校3年。

世界が英語で統一言語化された後に捕らえられ、ブラックオークションに出品されそうになっていた。

オークション会場を襲撃してきた否定者狩りに狙われるが、アンディ達によって助けられ、その能力を使って否定者狩りの撃退に貢献する。

中学1年の頃、両親と買い物に行った帰り道、一人先に横断歩道を渡り、信号を渡る両親を反対側から見ていた時に能力が発動してしまい、信号を渡る途中で止まった両親が居眠り運転のトラックに轢かれ、亡くなっている。

それからしばらくして、事故が自分の能力のせいだと気付き、何度も死のうと思ったが、その度に両親の顔が浮かび、両親のためにも生きなきゃいけないと考えていた。

アンディ&風子との出会いを経て、自分の能力が誰かの役に立つことを知り、ただ生きるだけじゃなく償いをするため、ユニオンのメンバーになることを決める。

▼能力

自身の四肢を固定している間、視界に入っているヒトやモノの移動を否定する”不動”の能力を持つ。

リップ

世界への復讐を目的とする否定者狩り。神に世界を壊されるまでは、自分たちで天下を盗ろうと考えている。ユニオンより先に”不可視”の能力を持つ否定者を捕らえた。

メスのような刃物と、古代遺物である走刃脚を武器とする。

ブラックオークションに出品される否定者を狙って豪華客船を襲撃した。

誰のおかげで世界が廻っているのか教えてやるために、強い仲間(否定者)を集めている。

アンディの紅蓮弾によって心臓を撃ち抜かれて一度は死んだが、小さくなった姿で再びアンディと風子の前に現れ、自分たちの組織名を『アンダー』と告げ、ユニオンに対して宣戦布告をした。

▼能力

対象につけた傷に対して、いかなる治療行為も否定する”不治”の能力を持つ。その傷は自身が死ぬまで治らない。

ラトラ

『アンダー』のメンバー。能力の詳細は不明だが、自らが認識した攻撃を逸らすことができる能力を持つ。

クリード

『アンダー』のメンバー。能力の詳細は不明だが、マシンガンや手榴弾、毒ガスなど様々な武器を作り出すことができる能力を持つ。

ファン

『アンダー』のメンバー。中国語しか喋れないらしい。能力は不明。掌底でタチアナのBM装甲にヒビを入れるなど、武術の心得があるもよう。

クローゼス

服のUMA。人の身体にとりつき、その人間が最も欲している服に変化する能力を持つ。そして、その服に魅了されると身体の自由を奪われて暴れ出す。また、操作対象が行動不能になった場合、新たな身体を求めて近くの人間に移る。

ユニオンの牢屋から職員の身体を乗っ取って逃走するが、偶然に遭遇したアンディ達に阻止される。新たな身体を求めて風子にとりつこうとするが、それを庇ったアンディにとりつくことに。

しかし、アンディの『丈夫で壊れても再生して呼んだらすぐ来る』という欲張りな注文によって、実質アンディ専用の便利な服となる。

毛糸玉が好物らしい。

ムーブ

ユニオンの否定者たちの移動を担っている。

スポイル

UMA。エリアに入った者に呪いをかけて徐々に身体を腐らせ、制限時間を過ぎると問答無用でゾンビ化させる能力を持つ。また、生物以外の有機物を任意で腐らせることも可能。

ゾンビを吸い込み、姿を変化させたフェーズ2になると、飛行能力を得る上、指先から軌道上のモノを分解して消滅させるレーザーを放出する。さらに、胴体を中心に腐敗領域を展開しており、スポイルの本体に近づくだけで対象を腐らせる。

将来の夢について考え、言葉にすることで制限時間を増やすことができる。

黙示録から課された難題の一つに『UMAスポイルの捕獲』があり、成功報酬は『不治の否定者の所在』となっている。

バーン

UMA。全身を炎で包まれた巨体の姿をしている。

黙示録から課された難題の一つに『UMAバーンの捕獲』があり、成功報酬は『11席目の追加』となっている。

課題には円卓のメンバーのうち6人(ジュイス、タチアナ、ビリー、一心、フィル、トップ)が参加してバーンの捕獲に成功し、報酬として11席目が追加された。

銀河(ギャラクシー)

UMA。黙示録から課された難題を全てクリアすることができなかったことで与えられた99回目の罰。

地球のような星の集まりが銀河で、今回の罰で地球みたいな星がたくさん存在する世界に改変された。

それに伴い、星にまつわる神話や曜日などのシステム、宇宙人と呼ばれる地球外生命体の概念が生まれた。

そして、宇宙人による侵略という危機をもたらすが、ジュイスの能力によって撃退する。

黙示録

この地球で最初に見つかった古代遺物。10人の否定者が円卓に座ると開き、いくつかの無理難題を強いる。その難題をクリアすると報酬が貰え、失敗すると罰を与える。