『Fate/Zero(フェイト・ゼロ)』登場人物(キャラクター)まとめ

虚淵 玄(うろぶち げん)のライトノベルが原作で、『Fate/stay night』のスピンオフ作品『Fate/Zero(フェイト・ゼロ)

2011年10月にアニメ化し、その翌年(2012年4月)に第2期の放送がされました!

今回はそんな『Fate/Zero(フェイト・ゼロ)の登場人物(キャラクター)についてまとめてみました!

⇒『Fate/stay night』の登場人物はこちら!



▼マスター

衛宮 切嗣(えみや きりつぐ)

この作品の主人公であり、セイバーのマスター。傭兵をしており、今回の聖杯戦争においてはアインツベルン家にアイリスフィールの婿養子兼傭兵として雇い入れられる。過去には暗殺者として働いていたこともあり、任務遂行の為には手段を選ばず、ランサーのマスターであるケイネスを殺す為にホテルを爆破するなど残忍な方法も平気で使用する。冷酷な性格と合理的な考え方を持ち、大多数の人間を守るためならば少数の死を厭わない。その生き方は過去に父親が魔術の成功の為に大多数の命を犠牲にした事件に起因している。そのためセイバーのような仲間を死地に送り込む英雄という存在に嫌悪感を抱いており、契約当初からセイバーの事を信用せず、あくまで道具として扱う。また大切なものを失うことを恐れ、時に妻であるアイリスフィールに弱音を吐くことがある。使用する魔術は自身の中に流れる時間を操作する「タイムアルター」と自身の肋骨を材料に生成された「起源弾」である。「起源弾」は切断と結合という自身の起源が込められた銃弾を放つことによって、被弾した相手の魔術回路を切断した後に無理矢理に結合させ魔力を暴走させる効果があり、魔力が強い人間ほどより強いダメージを受ける。

遠坂 時臣(とおさか ときおみ)

アーチャーのマスターであり、魔術師の一族である遠坂家の現当主である。今回の聖杯戦争では当初から監督役である聖堂教会と協力関係を築き、戦争を有利に運ぼうとする。綺礼のことは弟子として教育し、聖杯戦争では駒として使役する。策略家であり、魔術師として誇りを持ち、家訓である「常に余裕を持って優雅たれ」を実践する。その生き方についてアーチャーからは「骨の髄から魔術師」という表現で退屈さを揶揄されている。時臣には凛と桜という名の娘がおり、魔術師の家系はその真髄を一子相伝とする為、次女である桜の将来を案じ、間桐家に養子として出すことになる。そのことを間桐雁夜に責められるが、一人の娘としてではなく、魔術師として養子に出せたことを誇りに思っており、のちに凛と桜が相争うことになろうともそれは遠坂家にとって最大の誉れであると言い放つ。得意とする魔術は炎の宝石魔術である。

言峰 綺礼(ことみね きれい)

アサシンのマスターで、聖堂教会に所属する神父でもある。教会の教えに忠実で実直な性格をしており、以前は教会の代行者として異端者や魔術師を屠ることを生業としていた。今回の聖杯戦争の監督者である言峰璃正は父親であり、その父の薦めと魔術の師である時臣の願いもあっても今回の聖杯戦争に参戦している。そのため、当初は聖杯に願う望みなど持ち合わせていなかったのだが、戦争が進むにつれて他人の苦悩や絶望を見ることに愉悦を感じる自分に気付き、「この世全ての悪」を見ることを望むようになる。時臣との協力関係も初めは忠実に指示通り動いていたが、途中から自身の願望をかなえる為に動くようになる。魔術師としては大成しておらず、投擲剣「黒鍵」を投げたり、近接戦闘術である「八極拳」を用いたりして戦う。

ウェイバー・ベルベット

ライダーのマスターであり、ロンドンの魔術師の学校「時計塔」の学生である。魔術師の家系に生まれているが、まだ三代までしか続いておらず、家系を重んじる魔術師の世界では半人前扱いをされてしまうため、自分を馬鹿にする奴らに自分の実力を認めさせるために聖杯戦争に参戦する。性格は真面目で優しく、また臆病で泣き虫でもある。攻撃用の魔術などは使用しないが、初歩的な魔術を駆使して行方知れずであったキャスターの隠れ家を発見するなどの活躍を見せている。冬木での拠点としてマッケンジーという名の老夫婦に自分が孫であるという暗示をかけその邸宅に居候している。ライダーに対して、始めは粗野で乱暴な部分を罵ったりしていたが、戦争が進むにつれてその在り方に敬意を表するようになり、ライダーの最後の戦いの前には自分を臣下に加えてほしいと告げる。

間桐 雁夜(まとう かりや)

バーサーカーのマスターであり、魔術師の家系である間桐家の当主である間桐臓硯の次男である。間桐の魔術を嫌い、家を捨てて一般の仕事をすることを選ぶが、それにより跡継ぎを失った間桐家が次期聖杯戦争に向けて遠坂家から遠坂桜を養子に迎え入れたことを知って憤慨し、桜を解放させる為に今回の聖杯戦争に参戦する。遠坂家の時臣の元に嫁に行った遠坂葵とは幼馴染であり、密かに好意を寄せていた。家を出ているため魔力や魔術回路を持たず、そのため臓硯に頼んで刻印虫を取り込むことによって魔術師として聖杯戦争に参戦出来るようになった。桜を養子に出した遠坂時臣を憎んでおり、他のマスターを無視して時臣を執拗に狙い続けるが、時臣の方も魔術師の家系に生まれながら魔術に背を向けた雁夜を軽蔑しており、お互いに相容れない考えで仲たがいをしている。

ケイネス・エルメロイ・アーチボルト

ランサーのマスターであり、魔術の名門アーチボルト家の嫡男でもある。ロンドンの時計塔で降霊科の講師として勤めており、ウェイバーが提出した「魔術師の潜在能力はその家系によって決まるものではない」という論文を妄想であるとして一蹴した。それだけ自分が由緒正しい魔術師の家系に生まれたことを誇りに思っており、そのため自分の尊厳を傷つける存在を嫌う。ランサー召喚の際にその仕組みを解析し、ランサーへの魔力供給を許嫁であるソラウに行わせているが、そのソラウがランサーのチャームの呪いにかかっていることにストレスを感じ、のちにそのことでランサーに対し激昂する。得意とする魔術は魔力の込められた水銀を操る「ヴォールメン・ハイドラグラム」であり、攻撃と防御は当然のことながら索敵や熱探査のような芸当までやってのける。

雨生 龍之介(うりゅう りゅうのすけ)

キャスターのマスターで、最近冬木市で騒がれている児童連続殺人事件の実行犯でもある。龍之介には魔術の知識はないが、実家の蔵で見つけたという古文書に載っていた悪魔を呼び出す儀式を行ったところ、キャスターを召喚しマスターとなった。キャスターの殺しの方法に感動し、師として仰ぎ「青髭の旦那」と呼ぶ。聖杯戦争のこともよく知らず、結局今回の聖杯戦争における初めの離脱者になることになる。

▼サーヴァント

セイバー

切嗣に召喚されたサーヴァント。聖剣「エクスカリバー」の鞘「アヴァロン」を依代に召喚された。真名はアルトリア・ペンドラゴン、つまりあの円卓の騎士を従えた伝説のブリテンのアーサー王である。正義感が強く、剣の実力も最強クラスである。その強い正義感と正々堂々戦おうとする姿勢が、暗殺を得意とし勝つために手段を選ばない切嗣に受け入れられることはなく、切嗣とのコミュニケーションは常にアイリスフィールを通して行われる。聖杯に託す願いは「自身が王になった過去をなかったことにすること」なのだが、それを聞いたアーチャーとライダーからは嘲笑されてしまう。使用する宝具は聖剣「エクスカリバー」でその一撃は光の斬撃となって敵を一掃する対城宝具である。ただあまりに有名であるが故に正体がばれるのを防ぐために刀身を「インビジブル・エア」で覆い隠している。また騎士として活躍したセイバーには「騎乗」のスキルが備わっており、見たことのない乗り物でも鞍と手綱さえあれば乗りこなすことができ、実際に現代の自動車やバイクを乗りこなし敵の追跡などを行った。

アーチャー

時臣に召喚されたサーヴァント。世界で初めて脱皮した蛇の化石を依代とし、真名は英雄王ギルガメッシュである。最古の王として君臨していたことから、この世の全ての財宝は自分の宝物庫を起源とすると考え、その財宝を奪い合う賊に対して容赦しない。傲慢で不遜な性格をしており、唯一無二の王である自分に敬意を表さない相手を許さない。マスターである時臣に対してもつまらない男だと罵り、始めから従うことをせずアーチャーの単独行動スキルで自分勝手に行動する。使用する宝具はこの世の全ての財宝を納めた宝物庫「ゲート・オブ・バビロン」とその財宝の中でも特別強力な「乖離剣・エア」である。「ゲート・オブ・バビロン」はその宝物庫の中に眠る宝具の原典にもなった剣や槍などを飛ばして攻撃する宝具である。「乖離剣・エア」は空間を破壊する技「エヌマ・エリシュ」を放ち、如何に強力な固有結界であっても崩壊させる力を持つ。また自由自在に飛行する装置「ヴィマーナ」や神性の強い敵の動きを封じる鎖「エルキドゥ」など豊富な宝具を自由自在に使いこなし、間違いなく最強クラスのサーヴァントである。

ライダー

ウェイバーに召喚されたサーヴァント。真名はかつてマケドニアを支配した征服王イスカンダルである。性格は豪胆で破天荒、大型戦車の宝具「ゴルディアス・ホイール」で戦場に突撃するなど大胆な戦法を好む。召喚された際、初めに興味を示したのが世界地図で、自分が支配していた王国が実は世界の一部に過ぎないことを知りショックを受ける。現世に興味を持ち、ビデオを見たりゲームをしたり順応も早い。現世で再び世界を見て回ることを願い、聖杯に託したのは現世での受肉である。「ゴルディアス・ホイール」以外に自分がかつて率いた軍勢を召喚する固有結界「アイオニオン・ヘタイロイ」を使うことが出来、あまりに強力な魔術ではあるがその分魔力の消費も大きい。

ランサー

ケイネスに召喚されたサーヴァント。真名はケルト神話に登場するフィオナ騎士団の戦士ディルムッド・オディナである。輝く貌のディルムッドと評される程の美形であり、その右目の下の泣きぼくろには異性を魅了するチャームの呪いが付与されている。騎士道を重んじ、正々堂々と戦うことを良しとするため、セイバーを好敵手であると認め、二度に渡って勝負を挑んでいる。聖杯に託す願いは特になく、生前に行った不義への後悔からマスターへの忠誠だけを望むが、それがケイネスに理解されることはなかった。使用する宝具は魔力を打ち消す「ゲイ・ジャルグ」と、回復できない呪いの傷を与える「ゲイ・ボウ」の二本の槍である。

バーサーカー

雁屋に召喚されたサーヴァント。真名はアーサー王に仕える円卓の騎士が一人サー・ランスロットである。宝具「ナイト・オブ・オーナー」は手にしたものを自身の宝具として使用することが出来、鉄パイプや鉄柱、果ては戦闘機まで操ることが出来るようになる。また狂戦士のクラスでありながら保有スキル「無窮の武練」によって剣技の技術も衰えさせることなく使用することが出来ている。他に変身スキルも持っており、綺礼に誑かされた雁夜はバーサーカーをライダーに変身させ聖杯の器であるアイリスフィールの誘拐を企てる。ランスロット自身はセイバーとの関係の深い人物であり、雁夜の指示に反してセイバーを攻撃する場面も見受けられる。

キャスター

龍之介に召喚されたサーヴァント。真名はフランスの軍人ジル・ド・レェである。龍之介の悪魔召喚の儀式によって偶然召喚されたが、龍之介の殺しに対する考え方や価値観から意気投合する。使用する宝具は人間の皮で覆われた本「プレラーティーズ・スペルブック」であり、本自体が魔力炉としての役割を果たすため、龍之介の魔力を要せず魔術を行使することが出来る。セイバーの事を自分が崇拝したジャンヌ・ダルクであると思い込み、聖杯戦争開始直後からセイバーを追い回すようになる。召喚魔法を得意とし、冬木市の未遠川に巨大な海魔を召喚し、それがきっかけとなって全マスター・全サーヴァントから狙われることになる。

アサシン

綺礼に召喚されたサーヴァントであり、今回の聖杯戦争では一番初めに召喚されたサーヴァントでもある。真名はハサン・サッバーハと言い、多重人格の暗殺者であったことから一体のサーヴァントとしてではなく、その人格の数だけ存在する複数人のサーヴァントとして召喚されている。時臣はその性質を利用し、始めにアサシンの内の一体を遠坂邸にけしかけさせ、アーチャーによって殺させることによって、聖杯戦争開始直後に綺礼が離脱したように見せかけた。

▼アインツベルン家の関係者

アイリスフィール・フォン・アインツベルン

アインツベルン家のホムンクルスであり、切嗣の妻である。性格は温厚で優しく、また俗世から隔離されて生活してきたため好奇心旺盛な一面も見せる。切嗣の勝利のために自身がセイバーの契約者であるように振る舞い、「アヴァロン」を体内に宿すことによってセイバーの治癒を担う。切嗣の事を愛していながらも、セイバーの正義感も理解できる彼女は、なんとか互いを理解させようと両者の架け橋となっている。得意とする魔法は銀を練りこんだ糸を使った戦闘であるが、敵を拘束する程度の効果しかなく、綺礼にはいとも簡単に破られてしまう。実はその正体は聖杯の器であり、聖杯戦争が進んでいきサーヴァントが消滅していくにつれて体の自由が利かなくなっていく。最後には綺礼によって殺害され、聖杯の器としての彼女だけが残った。

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン

切嗣とアイリスフィールの間に生まれた娘で、つまり人間とホムンクルスのハーフである。まだ幼く天真爛漫で可憐な少女であり、両親が聖杯戦争に向かっている間アインツベルン城で一人置いておかれている。自身も聖杯の器として生まれてきており、アイリスフィールはイリヤスフィールを聖杯にしないことを願っていた。

久宇 舞弥(ひさう まいや)

切嗣の協力者にして愛人である。切嗣とは暗殺者時代から付き合いで、セイバーとアイリスフィールが表だって戦闘する中で、陰で切嗣と共に敵の暗殺を目論む。アイリスフィールとは仲たがいする間柄ではあるものの、互いに互いの立場を理解し、良い協力関係を築いている。

▼遠坂家の関係者

遠坂葵(とおさか あおい)

遠坂時臣の妻で、凛と桜の実母。控え目で穏やかな性格をしており、夫である時臣の指示に忠実。かつて魔術師の家系であった禅城家の娘で、配偶者の血に流れる魔術的な潜在能力を最大限に引き継いだ子をもうけることができる特殊な体質を持つ。間桐雁夜とは幼馴染であり、彼から好意を持たれている。

遠坂凛(とおさか りん)

遠坂時臣の長女で、間桐桜の実姉。すでに一人で初歩魔術を行使できるほどの才能を持つ天才。魔術の先生でもある父(時臣)のことを尊敬しており、遠坂家の生まれであることに誇りを持っている。誘拐された同級生を助け出すため、一人で誘拐犯(龍之介)に立ち向かう勇敢な少女。

▼間桐家の関係者

間桐 桜(まとう さくら)

遠坂時臣の次女で、遠坂凛の実妹。魔術師の家系は一子相伝であることから時臣から将来を憂われ、魔術師の跡継ぎを欲しがる間桐家に養子に出される。しかし間桐家に来てからすぐ蟲蔵に放り込まれ、3日間は泣き叫ぶもその後は声もあげられなくなり、感情を殺されてしまう。雁夜が救出を目論むも、桜は臓硯がそのつもりがないことに気付いており諦めている。

間桐 臓硯(まとう ぞうけん)

雁夜の父親。大量の蟲を使う。跡継ぎがいないことから今回の聖杯戦争を諦め、次回の聖杯戦争に向けて遠坂家の桜を養子にもらい、その子供に期待をしている。雁夜に諌められ、今回の聖杯戦争を勝てば桜の解放を約束し、雁夜に魔力を供給するための刻印虫を埋め込む。

▼その他

言峰 璃正(ことみね りせい)

綺礼の父親であり、聖堂教会の神父。今回の聖杯戦争の監督役でもある。しかし当初から時臣と繋がっており、時臣の勝利に利するように動く。腕に過去の聖杯戦争の離脱者たちが使い残した大量の令呪を有しており、それを任意でマスターに渡すことが出来る。

ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ

ケイネスの許嫁であり、今回の聖杯戦争ではランサーに魔力を供給する役割として参戦している。しかしケイネスのことを好いている訳ではなく、ランサーのチャームの呪いによって虜になってしまっている。そのためケイネスが切嗣に倒され魔術が使えなくなった後、ランサーとの繋がりたい思いから令呪を奪おうとする。