『無職転生』登場人物(キャラクター)を一覧にしてみた!

理不尽な孫の手が原作を務め、2012年より「小説家になろう」にて連載がスタートし、2015年に完結した大人気作品『無職転生』。

長年にわたり、同サイトの看板作品として、累計ランキングトップを走り続け、いつしか「なろう系の草分け」と呼ばれるまでの人気作品になりました!

その人気はネットだけにとどまらず、2014年には書籍化し、その発行部数はシリーズ累計で800万部を突破しました!

また、2014年には月刊コミックフラッパーにて、同作のコミック版が連載スタートしています!

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さらに、2021年1月にはTVアニメ化し、2021年10月より第2期が絶賛放送中です!

今回は、そんな注目の作品『無職転生』の話を彩る個性豊かなキャラクターたちを一覧にして紹介します!

▼登場人物(キャラクター)の一覧

ルーデウス・グレイラット

本作品の主人公。34歳まで引きこもって、家で怠惰な生活を送っていたが両親の葬式にも参列しない姿を見て兄弟が激怒、家を追い出されてしまう。あてもなく歩いていたところ、言い争いをしている高校生三人組に遭遇。そこで居眠り運転しているトラックを発見、進行方向にいた高校生を助けるが代わりに自分がトラックに轢かれて死んでしまう。

目がさめると、そこには見たこともない人たちが、体を思うように動かせず声も出なかったため、事故の影響で体が動かなくなっているのだろうと考えるが、一ヶ月ほどして自分の体があかんぼうのようになっていることを自覚し、ルーデウス・グレイラットとして異世界でいきていく。

前世のひきこもっていた人生を悔やみ、今度は全力で生きてやると誓う。
温和で優しく、前世の記憶を持っているため世渡り上手ではあるが、エッチなことが大好きな性格でお調子者のため、時々周りの人を不快にさせることがある。
しかし、落ちこばれや負け組と呼ばれる人たちに優しく、かつての自分を見ているようだと言って、絶対に見捨てたりしない。

努力量も凄まじく、魔力量であれば最強の魔術師と言われたラプラスに並ぶ。剣術の努力も惜しまなかったが、どうやら剣術の才はなかったようで魔術師として生きていく。

自分の頭の中に時々夢として現れる人神というものを頼り、平和な生活を送るが様々な事件に巻き込まれ、だんだんと人神の陰謀に巻き込まれてゆく‥

シルフィエット

本作品のヒロインの一人。愛称は「シルフィ」。ルーデウスに初めてできた友達であり、最初にできた婚約者。

ルーデウスは最初、シルフィエットが男の子であると勘違いしており、某有名キャラにちなんでルフィと呼んでいたが、とある事件からシルフィエットが女の子だということに気づき、呼び方をシルフィに変える。

ラプラスの因子という特殊な才能を持って生まれたため髪色が生まれつき緑色で、村の子供達に軽いいじめを受けるがルーデウスによって救われれる。

幼少期からルーデウスに魔術を習っていたため、無詠唱で魔術を唱えることができる。
この世界では魔術を無詠唱で唱えることができる者が少ないため、稀有な才能を持っている実力者と言える。

また、ルーデウスもうまく使うことのできない治癒魔術と解毒魔術も無詠唱で唱えることができ、闘気も纏うことができるので、近接戦闘もある程度可能、才能でいったらルーデウスよりも上かもしれない。

ロキシー・ミグルディア

本作品のヒロインの一人。幼少期のルーデウスに魔術を教えた家庭教師。のちにルーデウスの二人目の婚約者となる。

ミグルド族という魔族で長命。ルーデウスより34歳上と言われているが、長命な種族であるため実年齢は10代後半といったところ。

魔術の才に長けており、水王級魔術師の称号を得る。

ルーデウスの家庭教師を務めている際、ルーデウスがトラウマのため決して出ようとしなかった家の外の世界を教える。

本人は気づいていないが、ルーデウスはロキシーを尊敬していて、自分に外の世界を教えてくれて、連れ出してくれたことを心から感謝している。

年齢にしては小柄な体格をしており、本人もそのことを気にしている。冷静沈着な性格で人に物を教えることに長けているが、小さいや幼いなどの言葉を言われるとムスッとすることがある。

ちなみにルーデウスにとってロキシーのパンツは神そのものなのだそう。

エリス・ボレアス・グレラット

本作品のヒロインの一人。ボレアス・グレイラット家のご令嬢。のちにルーデウスの三人目の妻となる。

凶暴な性格で人の話を聞かないが、運動神経抜群で身体能力も高く、気に入らないやつ、気に入らないことがあると暴力で解決しようとする節が多々ある。

フィットア領転移事件という事件に巻き込まれ、家族のほとんどを失う。

ツンデレな性格で負けず嫌いだが、家庭教師として自分を見捨てないばかりかものを教えてくれ、フィットア領転移後も自分のことを命がけで守ろうとするルーデウスにに心打たれる。

自分の気持ちを正直に伝えることが苦手でルーデウスとは何度かすれ違い、傷つけることもあった。

しかし、その男勝りな性格からルーデウスを元気づけることも多く、ルーデウスも気持ちが沈んだ時エリスを頼りにしていることがわかる。

剣の才能はピカイチで、その有り余る運動能力を活かして剣術の高みを目指す。同年代の剣士剣士の中ではトップクラスの実力を持つ。剣術の師匠はギレーヌ。

かくいうルーデウスも自分とエリスの剣才の差を見せられ、剣は自分には向いていないという愚痴をこぼす描写が多々ある。

ギレーヌ・デドルディア

『黒狼の牙』のメンバーであった獣人の女性。デドルディア族という種族で、族長の娘として生まれるが素行が悪く、乱暴な性格なため10才にならないうちに村から追い出される。

その後は剣神の元で修行し、剣王の許可を得て冒険者になる。詐欺にあい、無一文だったところをサウロスとエリスに拾われ、ボレアス・グレイラット家の食客としてエリスの護衛を担うようになる。

ルーデウスの父・パウロとさまざまなクエストをこなしたが当のパウロ本人とは犬猿の仲の様子。実力は目を見張るものがあり、剣神流奥義、「光の太刀」を放つことができる。いつも眼帯をしているのは、魔力眼を持っているためであり、本人曰く眼帯がないと視界がぐるぐるして酔ってしまうらしい。

性格は大雑把で女子力のかけらもない。元々、教育を満足に受けることができなかったため算数などの簡単な計算をエリスと共にルーデウスにならう。習ったことを忘れないようにしまいとよく復習していることから、剣の実力もひたむきに努力してきた結果だと思われる。

ギース・ヌーカイディア

『黒狼の牙』のメンバーであった魔族の男性。顔が猿っぽいヌカ族と言われる魔族の最後の生き残り。獣族に見えるが、本人曰く魔族。
元「黒狼の牙」のパーティーメンバーだが、特筆した戦闘能力は持ち合わせていない。しかし、料理、クエストの手配、宿の手配、交渉となんでもこなす雑用担当。雑用担当と言っても、彼の仕事っぷりは凄まじいもので、ギースがいなければパーティーとして成り立っていないと言わせるほど。
ゼニスに料理を教えていたが、料理を教えたことでゼニスとパウロが結婚、その後パーティーが解散し、職を失ったことから、「もう二度と他人に料理は教えない」と言っている。

ルーデウスが大森林で牢に入っていたところ、ギースも収監され、「新入り」「先輩」と互いのことを呼ぶようになり、仲良くなる。
その後、魔大陸を共に行動することになる。ギースの料理や知恵は役に立つところが多かった。

しかし、その後不穏な行動をすることが多くなり、ルーデウスは何か隠しているんじゃないかと疑うようになるが‥

サウロス・ボレアス・グレイラット

フィットア領の領主であり、ボレアス・グレイラット家の当主、エリスの祖父にあたる。ルーデウスをエリスの家庭教師として雇う。

体が非常に大きく、性格もそれに見合って男らしく、豪快。男らしくはあるが、女が大好きであり、家にいるメイドにも手を出している様子をルーデウスに目撃されている。グレイラット家の女好きは彼の遺伝によるところが大きいだろう。

家に来て、きちんとした挨拶のできなかったルーデウスに怒鳴るが、ルーデウスが正直に謝ると、「開き直り、礼儀を尽くす姿勢はいい!」と言い、ルーデウスがボレアス・グレイラット家に滞在することを許可する。ルーデウスの良き相談役となり、実の孫のように可愛がる。

のちに、何者かにフィットア領転移事件の責任をなすりつけられてしまうが…

ルイジェルド

スペルド族という魔族の男性。元々の髪色は緑で、シルフィエットと同じ。
魔神ラプラスの親衛隊隊長として戦場を仲間と共に駆け巡るが、ラプラスより授かった呪いの槍を使用してしまい、洗脳状態に陥る。敵味方の区別がつかなくなり、動くものを見たら手当たり次第に襲うようになる。
自分の息子を食べている途中で、息子が槍を折り正気に戻るが、スペルド族は彼を残して全滅してしまう。スペルド族の汚名を返上すること、自分たちを騙したラプラスを倒すことを生きる目的としている。
旅の途中で自分の髪にも呪いがかかっていることが判明し、即坊主にする。

戦士として恥じない性格をしており、自分の息子や小さい子供が無残に死んでいる姿を見ているため、子供を傷つける者は絶対に許さない。ラプラスの槍の呪いのせいで恐れられているが、本当はとてもいいやつ。

実力もすさまじく、七代列強をのぞいたらこの世界でもトップクラスの戦闘力を持つ。

フィットア領転移後に会ったエリスとルーデウスを家まで届けるという。

人神(ヒトガミ)

謎多き自称神、ルーデウスの夢の中に時々現れて、ルーデウスのためになる助言を諭していく。
ルーデウスも、この夢の中で会う人神には不躾な態度をとっているがだんだんと打ち解けて、最終的には自分は神だからこの世界には干渉できないと言う人神の、おつかいのようなことを行うようになるがその真相は果たして…

龍神、オルステッドとは仲が悪く、敵対していると言うが…

オルステッド

100代目龍神であり、1代目龍神の一人息子であるが、転生法という術によって現代に召喚される。
全ての技、術を王級以上で使うことができ、剣の称号は持っていないが、剣聖、剣王の称号を持つ人物たちを圧倒していたため、相当な使い手だろう。
しかし、副作用として魔力の回復にかかる時間が常人の1000倍遅くなってしまうため、戦い方を制限される。

呪いの影響で、産まれながら、そこにいるだけで周りの人々を恐怖させる体質を持つ。ルーデウスやナナホシなどの転生者、またその血縁者には効かない様子。

人神を殺すことを生きる目的としており、人神の声を聞く、人神の使者というものたちは見つけたら原則殺すようにしている。
ルーデウスも一度はオルステッドに殺されるが、オルステッドの付き人であるナナホシの助言により蘇生される。
人神側のルーデウスにこちら側へ寝返れというが‥

ナナホシ

仮面をつけてオルステッドの付き人として、世界各地を回っているが、その正体はルーデウスと同じ日本から来た異世界転移者だった。彼女は、日本に帰りたいと言い帰る方法を探しているという‥

ルーデウスと同じ異世界転移者。しかし、その置かれた状況は全く違っていた。転移した直後に龍神オルステッドに会い、保護される。剣と魔法の世界に憧れるも、彼女には魔力がなかった。文字どおりの魔力総量ゼロ。これはこの世界ではトップクラスと言われるほどの魔力総量を誇るルーデウスと大きく違っていた。魔力がないため、魔術を使うことができないが、元々の頭の出来が良く、転移魔法陣、転移魔術の研究に精を出す。

絶対に帰ると誓った故郷の姿を思い出しながら、彼女は今日も研究を続ける。

パウロ・グレイラット

ルーデウスの父。『黒狼の牙』のリーダーを務めていた元冒険者。根っからの女好きであり、冒険者時代には女性関係の武勇伝、事件がいくつもあるという。女好きであり、女癖も悪い。パティー脱退の理由はのちに妻となるゼニスを孕ませたから。自分の家のメイドであるリーリャとの間にも子供がいる。

しかし、家族に対しての愛情は凄まじもので、理想的な父親とも言える。性格は男らしく、仲間思い。熱血漢であるが、戦いの時には相手を冷静に分析できるだけの心を持つ。女グセが悪いというところを除けば本当に理想の父親だろう。実際ルーデウスもパウロのことを本気で尊敬し、愛している。

ルーデウスに剣と魔術どちらをやらせるかゼニスと喧嘩になるが、どちらも取れる魔術剣士になるべく育てていたが、ルーデウスは魔術の才に恵まれていたため、剣士にする夢は途切れる。
しかし、物語の中でルーデウスがパウロに教わった体術、剣術を使って命拾いすることも多く、ルーデウスへの指導は無駄ではなかったことがわかる。

剣の腕前も一流で、剣心流、北神流、水神流の三つの流派の剣術を上級まで修めている。本人はかじった程度だというが、そもそも上級まで行くのに並大抵の努力では足りないというのに、三つの流派を上級まで修めているパウロは天才とも言える。
そのためパティーからの信頼も厚く、個性の塊とも言える「黒狼の牙」のパーティーメンバーをまとめることができるのも彼ならではのことだろう。

ゼニス・グレイラット

ルーデウスの母。パウロ同様に『黒狼の牙』のメンバーで、ヒーラーを務めていた。元ミリス教徒であり、治癒魔術は中級まで扱うことができる。治癒魔術は才能によるところが大きいので、中級まで使えるゼニスも、やはり、相当な実力者と取れる。

スタイル、容姿、共に最高クラスであり、子供を二人産んだ後も二人産んだとは思えないほどのスタイルを保っている。

ルーデウスの魔術の才能をいち早く見抜き、すぐさまロキシーを家庭教師につける。家での立場は最も高く、大体のことはゼニスが決めている。

性格もさっぱりしていて気前が良く明るく、優しいお姉さんといったところ。メイドであるリーリャとの間に子供を作ったパウロとリーリャを「私、あなた(リーリャ)の子供も愛してみせる!」と言って許すほどのふとっぱら。

リーリャ

グレイラット家の侍女であり、パウロの第二夫人。性格は冷静沈着で、仕事に忠実。ご飯、洗濯、子供の世話まで完璧にこなすパーフェクトメイド。

赤ん坊の頃から前世の記憶を持つルーデウスの不可解な行動を度々目撃し、本気で呪われていると思い込み、呪いを払おうとする描写もある。実際、ルーデウスのことを気味悪がって距離をとっていたこともある。

しかし、パウロとの間に子供ができた時に開かれた家族会議で自分のことを庇おうとするルーデウスの姿を見て改心し、現在では最も尊敬するべき人物の一人としてルーデウスを敬い、パウロとの子供であるアイシャを本気で娶らせようとする。

ゼニスに対する罪悪感から、アイシャも自分と同じくパーフェクトメイドにするため英才教育を施し、メイドの技術を習得させた後、ルーデウスに使えさせようとしていたが、ある事件をきっかけに、アイシャにもアイシャの道があることに気づく。現在はアイシャの意思を優先して考えている。

アイシャ・グレイラット

リーリャとパウロの子供。ルーデウスの妹にあたる。ノルンと同じ日に生まれたため、双子のように育つ。
性格はおてんばで人懐っこいが、母、リーリャに教えられたメイドの技術は完璧にこなす。自他共に認める天才で、魔術、剣術に限らず大抵のことはやればできてしまう。

そのため、割と平凡な能力しか持っていなかったノルンとはよく喧嘩していたが、ルーデウスに子供ができたのをきっかけに喧嘩はなくなる。

初めてあった時、妹の顔を見たことがないルーデウスが他人として振る舞うも、持ち前の洞察力と行動力でルーデウスが自分の兄であることに気づいていた。一連のことが終わった時に「ありがとう、お兄ちゃん!」と言ってルーデウスと仲間達を驚かせた。

ノルン・グレラット

ゼニスとパウロの子供。ルーデウスの妹であり、アイシャの姉。アイシャと同じ日に生まれたため、双子のように育つ。
性格はおとなしいが、人見知りで自分の気にくわないことがあったら口に出す。

フィットア領転移事件後、パウロとともに行動をするようになる。
一緒にいる時間が長く、自分の面倒を見てくれているパウロを尊敬している。お父さんっ子。

そのため初めて会った自分の兄、ルーデウスとパウロの喧嘩を見てしまった時、「お父さんをいじめないで!」と言って喧嘩に割って入り、パウロを助ける。
対して、兄、ルーデウスへの印象は最悪に近く、長く不仲のまま時が流れる。

エリナリーゼ

『黒狼の牙』のメンバーであったエルフ族の女性。パーティー内では剣士であり前衛を務めた。
前衛と言ってもバックラーを装備していることや、敵の注意をひきつけることを得意としていたため、サポートによっていたと思われる。

見た目は20代後半だがエルフ族が長命な種族であるため、実年齢は不明。200年前に迷宮から救出されたと語っているため、とんでもない年齢であることは確か。
シルフィエットの祖母。

迷宮から救出された際に呪いを持っていることが発覚。
呪いのせいで月に一度体内から魔結晶を創出する。その魔結晶はかなりの高値で取引されてる様子。しかし、男性の精を定期的に受けないと体内に魔力がたまり死んでしまう。

呪いのせいで、定期的に男性の精を受けなければ死んでしまうため、必然的にビッチになる。男を食い漁ったせいで中央大陸のパーティーには余程のことがないと入れてもらえないらしい。現在はクリフと結婚している。

タルハンド

『黒狼の牙』のメンバーであったドワーフ族の男性。パーティー内では魔術師をつとめ、後方からの攻撃を得意としていたが、パーティー解散後は剣を使った戦い方を学び、オールラウンドな魔法剣士となる。
本名を厳しき大峰のタルハンドという。炭鉱族は名前の前に特殊な異名のようなものがつく。
炭鉱族は酒が好きな種族であり、タルハンドも大のお酒好き。
しっかり者だが陽気な性格であるため、パーティーの調和を取っていた。
筋金入りのゲイ。

現在の鉱神である誇らしき天頂のゴッドバルドとは大の仲良しで、当時鉱神の生まれ変わりと呼ばれていたゴッドバルドを何かして手伝えないかと考え、炭鉱族が不得意とする火魔術と風邪魔術を必死に学ぶ。
ゴッドバルドの補佐になりたいと名乗りをあげるが老人との剣の出来栄えを競う戦いに敗れ、集落を去る。

ザノバ・シーローン

ルーデウスがらラノア魔法大学で出会う人族。シーローン王国第三王子。

神子と呼ばれる特書能力の持ち主で、生まれながらにして、ほとんどの物理攻撃を無力化し、人の顔ほどもある大きな岩を粉々にすることもできる。
幼少期には、赤ん坊だった弟の首をちぎってしまい、首とり王子の異名をつけられ自分の王国には居場所がないと話す。
このことから、この力は神から与えられたものではなく、呪いだという。

ルーデウスの作るフィギュアに感銘を受け、ルーデウスにフィギュアの作り方を教えてもらうようになる。
現代の言葉で言うなら重度のオタク。
しかし、自分の怪力のせいで思うようにフィギュアが作れなかったためジュリエットを奴隷として雇い、ジュリエットにフィギュアを作らせるようになる。

ジュリエット

炭鉱族の女性でザノバの奴隷。

奴隷として売られ両親と離れ、獣神語しかしゃべれないため最初は内気で無口だったが、ザノバをはじめとするラノア魔法大学のメンバーによくしてもらい、最近ではよく笑顔を見せるようになった。

ザノバが自分ではフィギュアを製作することができないため購入した奴隷。
炭鉱族であるため土魔術の扱いに長けており、ルーデウスにも筋がいいと言われている。
炭鉱族であるためお酒が好きで、お酒は強いらしい。

リニアーナ・デドルディア

デドルディア族の女性。愛称はリニア。
次期デドルディア族の族長になる可能性がある姫。

ドルディア族が長らく優秀な族長を排出することができなかったため、ラノア魔法大学に入学させられた。同年代の中では高い戦闘能力を持っているため一応特待生。

幼馴染のプルセナとともにラノア魔法大学ではブイブイ言わせていたが、ルーデウスの作ったロキシー人形を壊したことによってルーデウスに目をつけられる。

明るく楽観的な性格で、運動神経、運動能力が高く吠魔術を誓って戦闘を組み立ている。
基本的に他人を見下しているが、ルーデウスにやられた後は丸くなり仲間とたくさん笑うようになった。

プルセナ・アドルディア

リニアと同じく獣族でアドルディア族の女性。
次期デドルディア族の族長になる可能性がある姫。

リニアと同じくロキシー人形を壊したことでルーデウスに目をつけられる。

運動神経がよく、運動能力も高く吠魔術を用いて戦闘を行う。
明るいが暴力的な性格で、高い運動能力を持って気に入らないやつらを黙らせていた。
そのためラノア魔法大学の不良のトップ、実質ラノア魔法大学のトップのような位置に君臨していたが、ルーデウスにこっぴどくやられ丸くなる。

リニアとの決闘に勝利し、ドルディア族の次期族長候補になる。

クリフ・グリモル

人族の母と、小人族と人族のハーフである父を持つクウォーターの男性。

祖父、両親はミリス教徒であり、両親が殺され、祖父がミリス教の教皇となったため祖父に引き取られる。
祖父と両親の影響からミリス教を信仰している。

他人を思いやることができ、魔術の扱いにも長けている好青年。
真面目な性格でルールを破る行為が嫌いなため、最初ルーデウスとはウマが合わなかった。

魔術の知識と能力はズバ抜けているが戦闘が苦手なため、魔道具開発及びナナホシのドライン病を治すことに尽力する。

ルーデウスの仲間の中で最も優秀な魔道具開発者。

アリエル・アネモイ・アスラ

アスラ王国の第三位継承権を持つ姫。人族の女性。

フィットア領転移事件後に巻き込まれた権力争いを経て、アスラ王国の王を目指す決意をする。

この作品中類を見ないほどのド変態。
性格はさっぱりしていて、王族だが平民との交流を自ら求める。

魔術の才、剣の才は共にルーデウス達と肩を並べるほどのものではないが、国民想いで、判断力、決断力、胆力には目を見張るものがあり、紛れもなく王の資質を持っていると言える。

ルーク・ノトス・グレイラット

アリエルの護衛を務めるグレラット家の男性。人族の男性。
ルーデウスのいとこにあたる。

ノトス家は巨乳好きで女好きだが、ルークも例に漏れず大の女好き。
端麗な容姿とアリエルの護衛を務めていることもあってお金にも困っていない様子。
その見た目と財力でたくさんの女性をたぶらかせている。

ルークは作中で最も心が揺れ動くキャラクターであり、彼が担っている役割は大きい。
あっちに行ったりこっちに行ったり、信用してみたり疑ってみたり、とにかくこの作品でも類を見ないくらい心が揺れ動いている描写がある。

剣神流の中級と水神流の初級を持っているが、称号を見ればわかる通りそこまで強くない。
この作品で最も一般人に近いキャラクターとも言える。
しかし、彼が出す決断、起こす行動には一般人らしからぬ目を見張るものがある。

ペルギウス・ドーラ

甲龍王の称号を持つ龍族の男性。
オルステッドと同じく転生法によって現世に転生するが前世の記憶はない。
しかし、オルステッドと違って魔力はちゃんと回復する。

この世界で最も優秀な召喚魔術の使い手で召喚魔術と結界魔術の神級の称号を持つ。

この作品の中で最も漢という言葉が似合うキャラクターで、男が惚れる男であることは間違いない。
ダンディな見た目に加え、七大列強を除けばトップクラスとも言える実力を持つ。
最初は、ルーデウスとその一行に不信感を募らせていたが次第に打ち解けていて、今では心から頼れる父親のような存在になっている。

12の使い魔という、11人の使い魔と1人の下僕を配下においている。
使い魔達は高い知能と戦闘能力を持っていて、ペルギウスの魔力が尽きない限り召喚、復活させることができる。

シルヴァリル

ペルギウスの12の使い魔のうちの1人。
使い魔の中で唯一ペルギウスに召喚されていない女性。
背中から羽が生えており、飛行することができる。
与えられた名は、空虚のシルヴァリル。

ラプラス戦役時代にペルギウスに助けられ、ペルギウスの配下になる。
ペルギウスの命令には忠実に従い、ペルギウスを慕っている。

キシリカ

不死魔族の女性。人呼んで魔眼大帝。
体型は小学校低学年並で魅力のかけらもない。
体内に12の魔眼を持ち、気に入った者、自分の配下に魔眼を与えることができ、右目と左目に一つずつ、最大で1人に二つの魔眼を与えることができる。
夫はバーディーガーディー。

この作中きってのおバカキャラ、知能は小学生並。
不死魔族であるため、死んでも1000年ほどしたら復活することができる。おバカではあるが、とんでもない数の復活を繰り返しているため博識。

戦闘能力は低いが、強力な魔眼を配下に与え、とんでもない数の魔眼を持った軍隊を決しすることができるため、集団戦においてはとんでもない力を発揮する。

バーディーガーディー

不死魔族の男性でキシリカの夫。
腕が六本あり、ダンディ?というよりかは男らしい見た目をしている。

キシリカと同じ不死魔族だが、再生スピードは不死魔族の中でもトップで、ルーデウスの岩砲丸を食らって半身が吹き飛ぶがものの数秒で再生している。
戦い方も非常に大雑把で、不死にものを言わせて敵陣に突っ込み、鍛えられた肉体と物理攻撃を持って相手を粉砕する。

愉快で陽気な性格で、いつも笑っている。笑い方も豪快でうるさいが、彼の笑い声には周りの者達を幸せにする力があるのだそう。

アトーフェラトーフェ・ライバック

不死魔族の女性でバーディーガーディーの姉。

キシリカとバーディーガーディーと違い、王でありガスロー地方を治めている。
軍と自らの親衛隊を持っており、親衛隊には厳しい訓練ときちんとした装備を与えているため、親衛隊の実力は高い。

あのキシリカに魔王の中の随一のアホと呼ばれており、キシリカの言う通り頭のネジが何本か外れている。
性格はバーディーガーディーに通ずるものがあり、基本笑っている。強者との戦いを常に臨んでおり、戦うことが大好き。

夫である北神カールマンに北神流を習うがうまく扱うことができず、基本的には自分の不死の体と高い戦闘能力を持って戦う。

レオ(聖獣)

聖獣と呼ばれる、特別な獣で世界を救うことができると言われているがその能力は不明。
ドルディア族の村で保護され、育てられるが密輸組織に捕まっていたところでルーデウスに保護される。

ルーデウスに何か運命のようなものを感じている。






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