1997年34号から週刊少年ジャンプで連載がスタートした尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。
2021年12月時点でコミック最新101巻まで発売されており、累計発行部数4億9000万部を突破しました!
多くのキャラクターが登場する本作品では、今まで計6回の人気投票が行われているのですが、第5回を除いて人気投票2位を取り、不動の1位であるルフィの次に人気のキャラクターがロロノア・ゾロです!
今回は、そんな漫画『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するキャラクター【ロロノア・ゾロ】の声優、刀、技、懸賞金、名言、名シーンについてまとめてみました!
[itemlink post_id=”21204″]目次
- ▼プロフィール
- ▼声優
- ▼初登場(コミック1巻)
- ▼2年後
- ▼懸賞金
- ▼刀
- ▼戦績
- ▼技
- 鬼斬り(おにぎり)
- 虎狩り(とらがり)
- 三・千・世・界(さんぜんせかい)
- 刀籠流し(とうろうながし)
- 龍巻き(たつまき)
- 鷹波(たかなみ)
- 焼鬼斬り(やきおにぎり)
- 牛針(うしばり)
- 蟹獲り(ガザミどり)
- 獅子歌歌(ししソンソン)
- 三十六煩悩鳳(さんじゅうろくポンドほう)
- 七十二煩悩鳳(ななじゅうにポンドほう)
- 百八煩悩鳳(ひゃくはちポンドほう)
- 七百二十煩悩鳳(ななひゃくにじゅうポンドほう)
- 千八十煩悩鳳(せんはちじゅうポンドほう)
- 犀回(サイクル)
- 鴉魔狩り(カラスまがり)
- 羅生門(らしょうもん)
- 牛鬼勇爪(ぎゅうきゆうづめ)
- 艶美魔夜不眠鬼斬り(えんびまよねずおにぎり)
- 登楼(とうろう)
- 応登楼(おうとうろう)
- 閃(ひらめき)
- 砂紋(さもん)
- 魔熊(マグマ)
- 二剛力斬(ニゴリザケ)
- 豹琴玉(ヒョウキンダマ)
- 阿修羅弌霧銀(あしゅらいちぶぎん)
- 火焰(かえん)
- 大撃剣(だいげつけん)
- 大仏斬り(だいぶつぎり)
- 夜叉鴉(やしゃがらす)
- 魔九閃(まきゅうせん)
- 六道の辻(ろくどうのつじ)
- 厄港鳥(ヤッコウドリ)
- 黒縄・大龍巻(こくじょう・おおたつまき)
- 煉獄鬼斬り(れんごくおにぎり)
- 極虎狩り(ウルトラがり)
- 死・獅子歌歌(し・ししそんそん)
- 馬鬼(バキ)
- 大辰撼(だいしんかん)
- 一大・三千・大千・世界(いちだい・さんぜん・だいせん・せかい)
- ▼名言
- ①「おれは おれの信念に後悔するような事は何一つやっちゃいねェ!これからもそうだ」
- ②「ハンディはこれくらいで満足か?おれとお前の格の違いを教えてやるよ」
- ③「剣士として最強を目指すと決めた時から命なんてとうに捨ててる。このおれをバカと呼んでいいのはそれを決めたおれだけだ」
- ④「背中の傷は剣士の恥だ」
- ⑤「礼を言う(おれはまだまだ強くなれる)」
- ⑥「男なら…フンドシ締めて勝負を黙って見届けろ!」
- ⑦「迷うな。お前がフラフラしてやがったらおれ達は誰を信じりゃいいんだよ」
- ⑧「てめェの正義もさぞ重かろうがこっちも色々背負ってんだよ」
- ⑨「何一つ…おれに勝てる根拠にゃならねぇ」
- ⑩「ルフィは海賊王になる男だ!!!」
- ⑪「悪かったな…カエルかと思ったよ、井の中のよ」
- ⑫「しっかりしやがれ!これからだぞ!新世界は!」
- ⑬「たかだか人間一人の能力だ…止まらねェ方がおれには不条理だ!」
- ▼名シーン
▼プロフィール
【名前】ロロノア・ゾロ
【誕生日】11月11日
【年齢】19歳(初登場)⇒21歳(現在)
【身長】178cm(初登場)⇒181cm(現在)
【出身】東の海 シモツキ村
【家族】不明
『麦わらの一味』の戦闘員(剣士)。緑色の髪に黒い手拭いと腹巻きが特徴。重度の方向音痴で迷子になることもしばしば。かなりの酒豪でもあり、飲み比べでは12人抜きしている。船では寝てるか筋トレしてることが多い。
ストイックで自分に厳しく、仁義や筋を通すことを大切する昔かたぎな性格の持ち主。一方で、売られたケンカは買うという好戦的な一面も持つ。狼に襲われそうな少女を助けたり、銃で撃たれた男性を病院に担いでいくなど、海賊っぽくない優しい人物。
“海賊狩り”の異名を持ち、世間からは凶悪な賞金稼ぎと思われているが、自ら賞金稼ぎを名乗ったことはなく、ある男を探しにとりあえず海へ出たら、自分の村に帰れなくなり、仕方なく海賊船を狙い、生活費を稼いでいた。
今は亡き親友くいなとの約束で『世界一の大剣豪になること』という野望を持っている。
▼声優
中井 和哉(なかい かずや)
TVアニメ、劇場版のゾロを担当。
【生年月日】1967年11月25日(52歳)
【出身】兵庫県神戸市
【所属】青二プロダクション
浦和 めぐみ(うらわ めぐみ)
少年時代のゾロを担当。
【生年月日】1965年11月30日(54歳)
【出身】千葉県柏市
【所属】青二プロダクション
▼初登場(コミック1巻)
町で少女を助けるために、海軍大佐モーガンの息子ヘルメッポが飼っていた狼を斬ったことで海軍に捕まり、海軍基地で9日間も飲まず食わずで磔にされていた。
ヘルメッポと1ヶ月生きられたら解放してもらうという約束をしていたが、ヘルメッポは約束を守る気がなく、公開処刑するつもりであった。
当初、ルフィから「縄を解いてやるから仲間になってくれ」と誘われても、「おれにはやりてえことがある」と言い、頑なに断っていた。
しかし、ルフィがモーガンの怒りを買って、反逆したことでコビーもろとも射殺されそうになり、銃弾が当たるギリギリのところをルフィに助けられる。
そして、ルフィから「このまま死ぬか、仲間になって海軍と戦うか、どっちがいい?」と選択を迫られ、ルフィの仲間になることを選ぶのであった。
その後、磔から解放されるとルフィと共にモーガンを倒し、結果的に海軍をモーガンの支配から救い、”偉大なる航路(グランドライン)”を目指してルフィと船出する。
▼2年後
海軍と王下七武海、そして白ひげ海賊団による頂上戦争から2年後。
ミホークの下で2年の間、修行していたゾロは、ペローナに送ってもらい一番乗りでシャボンディ諸島に到着し、暇つぶしに釣りをしようとするが、間違って魚人島に向かう海賊船に乗ってしまい、その海賊船を真っ二つに斬り、シャボンディ諸島に戻ってくる。
そして、サンジと合流したゾロは早速ケンカをしながらサウザンドサニー号に向かうのだが、その途中でニセ麦わら一味を捕まえに来ていた海軍、本物の麦わらの一味を捕まえに来ていた戦桃丸&パシフィスタの戦闘に巻き込まれているルフィを見つけるのであった。
パシフィスタを一撃で倒したゾロとサンジはルフィと合流し、見送りに来ていたレイリーが海軍の追っ手を引き受けてくれている間に、一味全員がサニー号のもとで集結し、魚人島に向けて出港するのだった。
▼懸賞金
6000万ベリー(アラバスタ編以降)
ウイスキーピークでの賞金稼ぎ100人斬りに加え、アラバスタ王国での王下七武海の一角・クロコダイルの部下Mr.1ことダズ・ボーネスを討ち取ったことから、最初から懸賞金6000万ベリーという賞金がかかった。
1億2000万ベリー(エニエス・ロビー編以降)
エニエス・ロビーでの事件を経て、世界政府に喧嘩を売ったことで麦わらの一味は全員が賞金首となり、元から賞金がかけられていたゾロの懸賞金は倍の1億2000万ベリーまで上がっている。
3億2000万ベリー(ドレスローザ編以降)
ドレスローザでの事件を経て、王下七武海の一人ドンキホーテ・ドフラミンゴとそのファミリーを倒した麦わらの一味は全員の懸賞金が上がり、ゾロの懸賞金は一気に3億2000万ベリーまで上がっている。
▼刀
和道一文字(わどういちもんじ)
『大業物21工』の一本である名刀 。買おうとすれば1000万ベリー以上は下らない代物。
元々は、幼い頃にゾロが通っていた道場の先生の娘くいなが使っていた刀。くいなの死後、先生に譲ってもらった。
三刀流を構える際には、この刀を口に加えている。
50年以上前にワノ国を違法出国した名工『霜月コウ三郎』が生みの親で、『閻魔』も同じ作者である。
三代鬼徹(さんだいきてつ)
ミホークとの一騎討ちで刀をダメにしてしまったゾロが、ローグタウンの武器屋で手に入れた刀。
位列は『業物』であり、普通なら100万ベリーはする品だが、かつての所有者がいずれも悲運の死を遂げている”妖刀”であるため5万ベリーで売られていた。
ちなみに、鬼徹一派の刀は優れてはいるがことごとく”妖刀”であり、二代鬼徹は『大業物』、初代鬼徹は『最上大業物』に位列している。
鬼徹一派の子孫であるワノ国の刀鍛冶『天狗山飛徹』が生みの親。
雪走(ゆばしり)
ミホークとの一騎討ちで刀をダメにしてしまったゾロが、ローグタウンの武器屋で手に入れた刀。
左腕をなくす覚悟で、自らの運で三代鬼徹の呪いに勝ったゾロを見込んだ武器屋の店主は、店にある最高の刀にして家宝でもある雪走をタダでゾロに託した。
『良業物50工』の一本で、切れ味は店主の保証付き。造りは黒漆太刀拵、刃は乱刃小丁字。
エニエスロビーにおいてバスターコールが発動され、海軍の大佐および中佐の精鋭200人と戦闘になった際に折られてしまった。
秋水(しゅうすい)
スリラーバークにて、かつて竜を斬った”伝説の侍”リューマの体を持つゾンビを倒したゾロが手に入れた刀。
『大業物21工』の一本である名刀 。刃は黒刀乱刃大逆丁字。
黒刀の特性として、恐竜が踏んでも1ミリも曲がらないほどの硬さを持つ。
雪走と比べるとかなり重く、破壊力も増している。
閻魔(えんま)
ワノ国にて、国の宝である剣豪リューマの名刀『秋水』を返す代わりに手に入れた刀。
元々は日和が亡き父・光月おでんから譲り受けた物で、四皇カイドウに唯一傷をつけた伝説の刀。『大業物21工』の一本 。
持ち主の(流桜)覇気を勝手に放出し、必要以上に斬ってしまうことから、今まで光月おでん以外には手なずけなれなかった。
50年以上前にワノ国を違法出国した名工『霜月コウ三郎』が生みの親で、『和同一文字』も同じ作者である。
▼戦績
VS くいな(負け)
ゾロがまだ幼い頃に通っていた道場の先生の娘。ゾロより少し年上の少女。
当時、道場の生徒の中で一番強かったゾロが0勝2001敗しており、一度も勝つことができなかった。
『世界一の剣豪にどっちが先になれるか競争しよう』とゾロはくいなと約束を交わしていたが、ある日、彼女は家の階段で転んで亡くなってしまう。
そして、ゾロは先生からくいなの刀(和道一文字)を譲ってもらい、「あいつのぶんまで強くなること」、「天国まで自分の名前が届くように世界一強い大剣豪になること」を誓うのであった。
VS モーガン(勝ち)
海軍大佐モーガンは自らに逆らう者を全員死刑にしようとし、最初はルフィと戦闘になり、俊敏なルフィに攻撃が当たらず、一方的に攻撃をくらっていた。
しかし、父の形勢不利を見てヘルメッポがコビーを人質に取り、ルフィを動けないようにしようとする。
最終的には、ルフィがゴムゴムの銃(ピストル)でヘルメッポを殴る一方で、ルフィを後ろから攻撃しようとしていたモーガンをゾロが斬り倒した。
VS バギー(負け)
ナミの裏切りによってバギー海賊団に捕まってしまったルフィを助けるため、ゾロはバギー海賊団の船長”道化のバギー”と戦闘になり、一度は倒したかのように見えた。
しかし、バギーは”バラバラの実”を食べた悪魔の実の能力者であり、体をバラバラにして倒されたふりをしていた。
そして、ゾロが刀を鞘におさめて油断していたところを後ろから剣で刺し、重傷を負わせるのであった。
斬っても斬れないバラバラ人間と剣士では相性が悪すぎることから、ゾロはルフィが閉じ込められた檻を担いで逃走する。
VS カバジ(勝ち)
バギー一味のNo.2にして参謀長を務める”曲芸のカバジ”と戦闘になり、カバジは曲技でゾロの意表をつき、ゾロがバギーに刺されてケガしている左腹を執拗に狙うという卑劣な戦法を取る。
カバジの戦法に対し、ゾロは自らの左腹を自らの刀で斬り、カバジにハンデを与えたうえで曲技を回避し、鬼斬りで倒している。
VS ニャーバン兄弟(勝ち)
クロネコ海賊団における船の番人”ニャーバン・兄弟(ブラザーズ)”のブチ&シャムと戦闘になり、カギヅメで襲いかかってきたシャムの攻撃を刀一本で防いだ時に、残りの二本をネコババされてしまう。
刀一本で二人を相手することになり、防御で精一杯で押されてしまうが、クロが現れたことでブチ&シャムの攻撃が止まり、その間に二本刀を取り戻し、虎刈りで倒している。
しかし、タフな脂肪のおかげで致命傷を避けていたブチは立ち上がり、さらにジャンゴに催眠術をかけてもらうことでパワーアップする。だが、そんなブチさえも圧倒し、斬り伏せる。
VS ミホーク(負け)
暇つぶしでグランドラインからクローク海賊団を追ってきた世界最強の剣士”鷹の目のミホーク”に勝負を挑むが、ミホークは背中の黒刀ではなく、手の平サイズの小刀でゾロと対峙し、ゾロの攻撃は何一つ届かない。
鬼斬りも通用せず、虎刈りを繰り出そうとしたゾロは小刀で胸を突かれ、重傷を負ってしまう。それでも退かないゾロの強い心力に感心し、ミホークはついに黒刀を抜くのであった。
黒刀でとどめをさそうとするミホークに対し、ゾロは三刀流奥義”三・千・世・界”で向かい討つが、奥義さえも破られ、ゾロは敗北を受け入れる。
敗北を認めたゾロは刀を鞘におさめると、自らミホークの目の前に立ち、「背中の傷は剣士の恥だ」と言ってミホークのとどめの一閃を受けるのだった。
VS ハチ(勝ち)
鷹の目から受けた傷が深く、全く完治していなかったのゾロは、満身創痍のままアーロン一味の幹部であるタコの魚人ハチと戦闘になる。
傷が熱を持ち、意識がもうろうとしながらも、ゾロはハチの軟体と六本腕を生かした六刀流の猛攻を刀籠流しでさばき、さらには鬼斬りでハチの刀を全て砕き、龍巻きでハチを倒すのだった。
VS たしぎ(勝ち)
ローグタウンで海軍から逃げる途中、武器屋で知り合った海軍本部の曹長たしぎと再会したゾロは、和道一文字を回収しようとするたしぎと戦闘になる。
ゾロはあっという間にたしぎの刀を落とし、勝負はついたため彼女を斬ることなく立ち去ろうとするのだった。
しかし、たしぎは負けた自分を斬らないで立ち去ろうとするゾロの行動に屈辱を感じ、ゾロに文句を言うのだが、親友くいなにそっくりの顔でくいなと同じ様なことを言うたしぎにカチンときたゾロは、たしぎと子供のような口喧嘩を繰り広げている。
VS バロックワークス 賞金稼ぎ100人(勝ち)
“偉大なる航路”の最初の町『ウイスキーピーク』にたどり着いた麦わらの一味は、町民から思いがけない歓迎を受け、盛大な宴を開いてもらう。
しかし、それは犯罪集団”バロックワークス”が麦わらの一味を海軍に引き渡して賞金を得るために仕掛けた罠であった。
航海の疲れもあってゾロ以外の4人は寝落ちしている中、ゾロは一人でバロックワークスの賞金稼ぎ100人と戦闘になり、次々と賞金稼ぎたちを倒していく。
そのなかにはMr.8ことイガラッポやミス・マンデー、Mr.9やミス・ウェンズデーといった幹部もいたが、ゾロは全員を倒すのだった。
VS ルフィ(引き分け)
ウイスキーピークにてバロックワークスの賞金稼ぎ100人を倒したゾロだったが、目を覚ましたルフィに親切な町民を斬ったと勘違いされ、斬った理由を説明する暇もなくルフィに攻撃される。
ゾロは話を聞かないルフィを蹴り飛ばして距離を取り、その間に町民が賞金稼ぎであったことを話すのだが、まったく話を信じないルフィにあきれ、自らも本気で攻撃するのだった。
ルフィとゾロは互角の激闘を繰り広げ、その邪魔をしようとしたMr.5とミス・バレンタインはまともに見向きもされず、二人に一撃で倒されている。
最終的には、ナミが仲裁に入って決闘を止め、ルフィの誤解も解けて、二人は仲直りしている。
VS Mr.1(勝ち)
クロコダイルの策略により、アラバスタ王国の首都アルバーナに攻め込むように誘導された反乱軍を止めるため、王国軍と反乱軍が衝突する前に王女ビビを宮殿まで送り届けようとする麦わらの一味。
アルバーナの西門でビビを殺すために待ち伏せしていたバロックワークスの幹部たちを欺くため、麦わらの一味は全員が同じマントを被り、アラバスタ最速の超カルガモに乗ってバラバラに分散して敵を誘き寄せるのであった。
そして、ゾロはナミと共にMr.1&ミス・ダブルフィンガーのペアを誘き寄せることに成功し、『スパスパの実』を食った”全身刃物人間”であるMr.1とゾロは戦闘になる。
全身が鋭い刃物であるのに加え、体も刀の硬度であるMr.1に対し、ゾロは鬼斬りや虎狩りなど様々な技を繰り出すがその体を斬ることはできず、徐々に追い詰められていく。
かつて、少年の頃に道場の先生から聞いた「世の中には何も斬らない事ができる剣士がいる。だけどその剣士は同じ刀で鉄だって斬れる」という言葉をゾロは思い出すが、さっぱり意味が分からずにいた。
そのため、自らの持ち味である豪剣で再びMr.1に猛攻を加えるのだが、かすり傷を負わせるくらいでダメージを与えることはできないでいた。
そして、刀を弾かれた一瞬の隙にMr.1の攻撃をくらってしまい、防御をとる暇もなく追い討ちをくらい、ゾロは窮地に陥ってしまう。
重傷を負ったゾロは死の境地で石や土など様々なモノの”呼吸”を感じ、『何も斬らない』というのが『呼吸を知ること』だと気付く。
そして、Mr.1の鉄の呼吸を聞き、一刀流の居合”獅子歌歌”でついにMr.1を斬ることに成功するのであった。
VS ブラハム(勝ち)
“神の島(アッパーヤード)”での神官やシャンディア、そして麦わらの一味の面々が入り乱れたサバイバルが始まり、ゾロはシャンディアの戦士ブラハムと戦闘になる。
ウェイバーでの巧みな移動技術と撃つ度に光る”閃光銃”を武器に攻撃するブラハムに対し、剣士であるゾロは間合いを詰めれず、防戦一方となってしまうが、斬撃を飛ばす新技『三十六煩悩鳳』でブラハムを倒している。
VS オーム(勝ち)
“神の島(アッパーヤード)”での総勢81名によるサバイバルが始まってから2時間が経ち、生き残りが3分の1を切った頃、ゾロは巨大豆蔓の途中にある遺跡で神官オームと戦闘になる。
オームは柄に鉄雲を出すダイヤルを仕込んだ刀を武器に、自由自在に形を変えてどこまでも敵を追う鉄雲の刀身によってゾロの防御をすり抜けて攻撃するのだった。
さらに、敵の位置や動きを読む”心綱(マントラ)”によってゾロはじわじわと追い詰められるが、鉄雲が伸びてくる先にオームがいることを逆手に取り、鉄雲をもはじく強力な斬撃の砲弾『百八煩悩鳳』でオームを倒す。
VS エネル(負け)
“神の島(アッパーヤード)”での総勢81名によるサバイバルが始まってから3時間が経ち、エネルが予想した通り生き残りが5人(ゾロ、ロビン、ナミ、ワイパー、エネル)になる。
エネルは生き残った4人を自らが旅立つ夢の世界”限りない大地(フェアリーヴァース)”へ連れて行こうと言うのだった。
そんなエネルに対し、ロビンは黄金の鐘の在処を条件に交渉し、エネルを出し抜こうとするが、その思惑を見抜かれてエネルの雷にうたれ戦闘不能になる。
ロビンがやられたのを見て、ゾロはエネルに斬りかかるのだが、『ゴロゴロの実』の能力者で雷の力を操るエネルの実体をとらえることができない。
エネルの雷の前に為す術がないゾロは、ワイパーが海楼石を使ってエネルの実体に攻撃を当てるのを見て、自らも海楼石を手にエネルに突っ込むが雷獣(キテン)という技を喰らい戦闘不能になる。
VS フランキー一家(勝ち)
水の都ウォーターセブンにたどり着いた麦わらの一味は、空島で手に入れた金塊を換金すること、ゴーイングメリー号を修理すること、そして船大工を仲間にすることを目的に上陸する。
一方、船番として残ったゾロは昼寝をしていたところを賞金稼ぎ『フランキー一家』に強襲されるが、二刀流の技”犀回”であっという間に敵を船の外に斬り飛ばすのだった。
VS Tボーン大佐(勝ち)
麦わらの一味をバスターコールから守るために、自らを犠牲にして海列車でCP9と共にエニエス・ロビーに向かったロビンを救うため、ルフィたちは暴走海列車ロケットマンで追いかけていた。
一方、ロビンが乗る海列車に乗り込んでいたサンジは、第7・第6車輌に乗っていた護衛を倒し、捕虜となっていたウソップとフランキーを助け出すと、さらに第5車輌にいた海軍のTボーン大佐とその部下を後部車輌に誘き寄せ、車輌を切り離すことに成功する。
そして、ロケットマンは海列車を追って線路上を走っていたTボーン大佐に追いつき、ゾロは線路上に立ち塞がるTボーンと対峙すると、その攻撃を完璧に捌き、三刀流『牛鬼勇爪』の一撃で倒すのだった。
VS カク(勝ち)
エニエス・ロビーの司法の塔までたどり着いた麦わらの一味は、ロビンを取り戻すために、ルフィを先行させてスパンダムとロビンを追い、残りのメンバーはロビンが付けられている海楼石の手錠の鍵をCP9から入手するという作戦を立てる。
そして、CP9でも随一の剣術を誇り、新たに悪魔の実を食って”ウシウシの実”モデル麒麟(ジラフ)の力を得たカクとゾロは戦闘になる。
悪魔の実の能力を使わずとも、両腕に持つ刀と両足の嵐脚の四刀により様々な斬撃を繰り出すカクに対し、ゾロは互角の戦いを繰り広げるが、カクが能力で人獣型の姿になると、手足や首のリーチが長くなり、一段と強力かつ多彩なカクの攻撃に押され始める。
だが、ゾロはカクに三面六手の鬼神を幻視させるほど気迫でカクの猛攻撃を止めると、さらにカクの最強の嵐脚”周断”による強力な斬撃を鬼気九刀流”阿修羅”ですべて捌き、『阿修羅弌霧銀』という技でカクを倒すのであった。
VS リューマ(勝ち)
スリラーバークのホグバックの研究所にて自らの影を取り戻すため、ブルックは伝説の侍リューマとの一騎討ちに挑むが敗れてしまい、大事なアフロを斬られる寸前にあった。
そんなギリギリのところでゾロとフランキーにブルックは助けられ、伝説の侍に興味を持っていたゾロはブルックに代わり、侍リューマに戦いを挑むのであった。
そして、同じ剛剣の使い手である二人の戦いは、その余波だけで周囲のモノを破壊し、ホグバックの研究所を崩壊させていく。
戦場を研究所の外に移しつつ二人は互角の戦いを繰り広げるが、戦いが長引くとリューマに刀を折られることをゾロは危惧し、研究所の塔を駆け上がって飛び、上空から落下しながら一刀流の大技『火焰』でリューマを倒す。
VS ホーディ(勝ち)
アーロン一味の意志を継ぎ、下等種族である人間を支配することを実現するため、手始めに魚人島の竜宮城を制圧しようと襲撃してきた新魚人海賊団と鉢合わせした麦わらの一味。
竜宮城の壁を壊して城内に海水を侵入させ、自分たちに有利な状況をつくるホーディに対し、ゾロは水中での一騎討ちに挑み、不利な状況にも関わらず無傷でホーディを斬り伏せるのであった。
VS ヒョウゾウ(勝ち)
麦わらの一味は、魚人島の広場でリュウグウ王国の国王ネプチューンを処刑しようとするホーディが率いる新魚人海賊団との戦闘になり、ゾロは幹部の一人で魚人島No.1の剣士ヒョウゾウと対戦する。
エネルギーステロイドを過剰摂取し、一時的にパワーアップしているヒョウゾウのタコ八刀流の攻撃をゾロは完璧に受け切り、さらにヒョウゾウの刀を二本折って戦意を喪失させるのだった。
そして、勝負はついたとゾロが背中を見せて歩きだすと、戦意を喪失したフリをしていたヒョウゾウは猛毒の剣で襲いかかるが、全く油断していなかったゾロに煉獄鬼斬りで倒される。
VS モネ(勝ち)
パンクハザードにてローと同盟を組んだ麦わらの一味は、闇のブローカー”ジョーカー”こと王下七武海の一人”ドンキホーテ・ドフラミンゴ”のビジネスにおける重要人物”シーザー・クラウン”を誘拐するため、そしてドラッグ中毒になっている子供たちを助けるため、シーザーの研究所に侵入する。
一方、侵入した麦わらの一味や海軍G-5を実験台に殺戮ガス兵器『シノクニ』の威力を闇のブローカーに伝えたいシーザーは、研究所内にシノクニを流し込み、公開実験を行うのであった。
ルフィがシーザーと対峙し、ローがSAD製造室を破壊するためヴェルゴと対峙する中、他の麦わらの一味はシノクニから逃げつつ子供たちを追いかけている途中、それを阻止しようとするモネが立ち塞がる。
ビスケットルームにて、自然系”ユキユキの実”の能力者であるモネと戦うゾロだったが、そこに海軍G-5の連中を引き連れたサンジとたしぎが追いつく。
そして、サンジとG-5の連中は子供たちを追い、たしぎは「ここには私が必要かと」と言ってビスケットルームに残るのだった。
かつて、ローグタウンで自らを斬らなかったことから、『ゾロが女を斬らない』と決め付けるたしぎに対し、ゾロは「モネが仲間の後を追えなければそれでいい」と言って、モネの相手をたしぎに任せる。
しかし、覇気が使えてもモネの速度についていけないたしぎは、モネに攻撃を当てることができずに防戦一方となり、しまいには肩を食い千切られそうになってしまう。
たしぎの窮地をゾロはモネに斬撃を当てて助けると、「聞くがおまえ絶対に人を噛まねェと保証できる”猛獣”に会った事はあるか?おれはねェな」と言ってモネを一刀流『大辰撼』で真っ二つに斬るのであった。
VS ピーカ(勝ち)
ドレスローザにて、王下七武海の一人にして現ドレスローザ国王であるドンキホーテ・ドフラミンゴを討つため、王宮に向かっていたルフィ達。
その途中、ドンキホーテファミリーの最高幹部ピーカが立ちはだかり、”イシイシの実”の能力で王宮の城壁に同化し、超巨大な石像を作り出すと、その石像を動かして王宮を目指すルフィ達の行く手を防ごうとする。
何とか石像の攻撃を回避し、ルフィ達が石像の腕を近道にして進んでいると、初めてピーカの本体が姿を現し、ルフィ達を巨大な刀で攻撃しようとするのだが、ゾロはその攻撃を受け止め、ピーカと戦闘になる。
しかし、ピーカは真っ正直からゾロと戦おうとせず、石に同化しては王宮に向かう者やドンキホーテファミリーとの戦闘で負傷した者を攻撃し、ゾロはピーカを射程圏内におさめることができないでいた。
さらに、ピーカはゾロを王宮へ続く土台の端に誘導すると、王の台地にドレスローザの元国王であるリク王がいることに目をつけ、超巨大な石像に再び同化し、王の台地ごとリク王を消そうとするのであった。
斬撃を飛ばしても遠すぎて威力が足らず、ジャンプしてもピーカが同化した石像に届かない状況の中、ゾロは『空を飛びブッた斬る』という作戦を思いつき、オオロンブスに自らを石像に向けて投げ飛ばしてもらうと、三刀流の奥義『一大・三千・大千・世界』で石像を真っ二つに斬る。
そして、石像の上半身にピーカが逃げたことを察知したゾロはさらに石像を斬っていき、ピーカの逃げ場をなくして本体を露にさせると、『三・千・世・界』でピーカを倒すのであった。
VS 人斬り鎌ぞう(勝ち)
ワノ国に浪人として潜入していたゾロは、九里でルフィと合流し、博羅町で人騒動おこした後、他の麦わらの一味や錦えもん達と合流するため、おでん城跡に向かっていたのだが、ゾロはその途中ではぐれて迷子になってしまう。
希美でトノヤスと出会ったゾロは、花の都の手前にあるえびす町にたどり着き、空き家に潜伏していたのだが、牛鬼丸に秋水を盗まれてしまい、牛鬼丸を追いかけてえびす町を離れることに。
鈴後のおいはぎ橋でやっと牛鬼丸に追い付くが、剣豪リューマの名刀『秋水』を盗んだと決め付ける牛鬼丸は刀を返す気はなく、ゾロは刀を取り戻すために決闘するのだった。
だが、牛鬼丸と戦っているところに、将軍オロチの怒りを買い、花の都を逃げ出した日和とおトコを襲おうとするオロチの刺客・人斬り鎌ぞうが現れ、二人に助けを求められてゾロは人斬り鎌ぞうとも戦闘になる。
牛鬼はとの決闘を後回しにしたいゾロだったが、人斬り鎌ぞうと戦っている時に背中から牛鬼丸にも攻撃され、その攻撃を避けた隙を人斬り鎌ぞうに鎌で右肩を貫かれてしまう。
大きなダメージを喰らいピンチに陥るが、ゾロは肩に刺さった鎌を筋肉で引き抜けないようにして人斬り鎌ぞうを後退させると、その鎌を口に咥えて間に合わせの三刀流にし、煉獄鬼斬りで人斬り鎌ぞうを倒すのであった。
▼技
鬼斬り(おにぎり)
三刀流の技。カバジとの戦闘で初披露。
虎狩り(とらがり)
三刀流の技。ニャーバン・兄弟との戦闘で初披露。
三・千・世・界(さんぜんせかい)
三刀流の奥義。海上レストラン『バラティエ』でのミホークとの戦闘で初披露。
刀籠流し(とうろうながし)
三刀流の技。アーロンパークでのハチとの戦闘で初披露。
龍巻き(たつまき)
三刀流の技。アーロンパークでのハチとの戦闘で初披露。
鷹波(たかなみ)
三刀流の技。ウイスキーピークでの賞金稼ぎ100人との戦闘で初披露。
焼鬼斬り(やきおにぎり)
三刀流の技。リトルガーデンでウソップに攻撃しようとするMr.5を仕留める際に初披露。
牛針(うしばり)
三刀流の技。アラバスタでのMr.1との戦闘で初披露。
蟹獲り(ガザミどり)
アラバスタでのMr.1との戦闘で初披露。蟹のハサミのような構え敵を挟み斬る三刀流の技。
獅子歌歌(ししソンソン)
アラバスタでのMr.1との戦闘で初披露。襲いかかってくる敵を居合で斬る一刀流の技。
三十六煩悩鳳(さんじゅうろくポンドほう)
神の島(アッパーヤード)でのブラハムとの戦闘で初披露。斬撃を飛ばす一刀流の技。
七十二煩悩鳳(ななじゅうにポンドほう)
エニエス・ロビーの司法の塔でのカクとの戦闘で初披露。斬撃を飛ばす二刀流の技。
百八煩悩鳳(ひゃくはちポンドほう)
神の島(アッパーヤード)でのオームとの戦闘で初披露。斬撃を飛ばす三刀流の技。
七百二十煩悩鳳(ななひゃくにじゅうポンドほう)
ワノ国で将軍オロチを攻撃する際に初披露。斬撃を飛ばす二刀流の技。
千八十煩悩鳳(せんはちじゅうポンドほう)
ドレスローザでのピーカとの戦闘で初披露。斬撃を飛ばす三刀流の技。
犀回(サイクル)
ウォーターセブンでのフランキー一家との戦闘で初披露。犀のような構えから敵を回転しながら斬り飛ばす二刀流の技。
鴉魔狩り(カラスまがり)
三刀流の技。ウォーターセブンにてウソップの敵を討つため、フランキー一家の根城『フランキーハウス』を襲撃した際に初披露。
羅生門(らしょうもん)
ロケットマンでロビンが乗る海列車を追いかけていた際に、海列車から切り離されて線路上を塞いでいた後部車輌を斬る際に初披露。二刀流の居合技。
牛鬼勇爪(ぎゅうきゆうづめ)
ロケットマンでロビンが乗る海列車を追いかけていた際に、線路上を塞ぐTボーン大佐を斬る際に初披露。牛のような構えから突きを繰り出す三刀流の技。
艶美魔夜不眠鬼斬り(えんびまよねずおにぎり)
三刀流の技。ロビンを追いかけてエニエス・ロビーに上陸した後、裁判所の衛兵を斬り飛ばす際に初披露。
登楼(とうろう)
二刀流『弐斬り』の構えから繰り出す技。エニエス・ロビーの司法の塔でのカクとの戦闘で初披露。
応登楼(おうとうろう)
二刀流『弐斬り』の構えから繰り出す技。エニエス・ロビーの司法の塔でのカクとの戦闘で初披露。
閃(ひらめき)
二刀流『弐斬り』の構えから繰り出す技。エニエス・ロビーの司法の塔でのカクとの戦闘で初披露。
砂紋(さもん)
二刀流『弐斬り』の構えから繰り出す技。エニエス・ロビーの司法の塔でのカクとの戦闘で初披露。
魔熊(マグマ)
二刀流『弐斬り』の構えから繰り出す技。スリラーバークでの侍リューマとの戦闘で初披露。
二剛力斬(ニゴリザケ)
三刀流の技。エニエス・ロビーの司法の塔でのカクとの戦闘で初披露。両腕の力こぶを一剛力羅、二剛力羅とゴリラのように膨らましながら敵を斬りつける力技。
豹琴玉(ヒョウキンダマ)
三刀流の技。エニエス・ロビーの司法の塔でのカクとの戦闘で初披露。豹のような構えから敵に向かって回転しながら飛び込んで斬りつける技。
阿修羅弌霧銀(あしゅらいちぶぎん)
鬼気”九刀流”阿修羅の構えから繰り出す技。エニエス・ロビーの司法の塔でのカクとの戦闘で初披露。
火焰(かえん)
一刀流『飛竜』の構えから繰り出す技。切り口が発火する。スリラーバークでの侍リューマとの戦闘で初披露。
大撃剣(だいげつけん)
巨大なガレキを刀に刺し、敵にぶつける技。スリラーバークでのオーズとの戦闘で初披露。
大仏斬り(だいぶつぎり)
三刀流の技。スリラーバークでのオーズとの戦闘で初披露。
夜叉鴉(やしゃがらす)
スリラーバークでのオーズとの戦闘で初披露。鴉のような構えから回転しながら敵を斬りつける三刀流の技。
魔九閃(まきゅうせん)
鬼気”九刀流”阿修羅の構えから繰り出す技。シャボンディ諸島でのパシフィスタとの戦闘で初披露。
六道の辻(ろくどうのつじ)
三刀流の奥義。魚人島に向かう途中で遭遇したクラーケンとの戦闘で初披露。
厄港鳥(ヤッコウドリ)
一刀流の技。魚人島の竜宮城を襲撃してきた新魚人海賊団との戦闘で初披露。
黒縄・大龍巻(こくじょう・おおたつまき)
三刀流の斬れる竜巻を放つ技。魚人島の広場における魚人街の無法者10万人を配下とした新魚人海賊団との戦闘で初披露。
煉獄鬼斬り(れんごくおにぎり)
三刀流の技。魚人島の広場における新魚人海賊団の幹部ヒョウゾウとの戦闘で初披露。
極虎狩り(ウルトラがり)
三刀流の技。パンクハザードに生息するドラゴンとの戦闘で初披露。
死・獅子歌歌(し・ししそんそん)
一刀流の技。パンクハザードに生息するドラゴンとの戦闘で初披露。
馬鬼(バキ)
一刀流の技。ドレスローザでのピーカとの戦闘で初披露。
大辰撼(だいしんかん)
一刀流の技。パンクハザードでモネとの戦闘で初披露。
一大・三千・大千・世界(いちだい・さんぜん・だいせん・せかい)
三刀流の奥義。ドレスローザでのピーカとの戦闘で初披露。
▼名言
①「おれは おれの信念に後悔するような事は何一つやっちゃいねェ!これからもそうだ」
コミック1巻にて、海軍に捕まって基地で磔にされていたゾロが、ルフィからの「仲間になってくれ」という勧誘を断った後に放った名言です!
世間からどう思われようが、何と言われていようが、自分の信念に従って行動したことに誇りを持っている姿がとてもカッコいいですよね!
②「ハンディはこれくらいで満足か?おれとお前の格の違いを教えてやるよ」
コミック2巻の第16話にて、カバジと戦うゾロが、執拗にケガをしている左腹を狙って攻撃してくるカバジに対して、自らの腹を斬って放った名言です!
格の違いを見せつけるために、わざわざハンデを与えるという、世界一の大剣豪を目指すゾロのストイックさを感じますよね!
③「剣士として最強を目指すと決めた時から命なんてとうに捨ててる。このおれをバカと呼んでいいのはそれを決めたおれだけだ」
コミック6巻の第49話にて、ギンとゼフから偉大なる航路(グランドライン)の恐ろしさを聞いてわくわくしているルフィと、探している”鷹の目の男”がグランドラインにいることを知って喜ぶゾロ。
海上レストラン『バラティエ』の副料理長サンジがそんな二人をバカにして言った言葉に対し、ゾロが放った名言です!
おそらく、夢や目標に向かって突き進むルフィとゾロが、サンジには眩しく見えたんじゃないでしょうか?
こういうことを当たり前のように真顔で言えるゾロの覚悟がまじカッコいい!
④「背中の傷は剣士の恥だ」
コミック6巻の第51話にて、ミホークに完敗したゾロがとどめの一閃を受ける直前に放った名言です!
ミホークの一閃で死ぬ可能性が高いこの状況で、最後まで剣士であろうとするゾロの姿はほんと漢らしくてカッコいい!
⑤「礼を言う(おれはまだまだ強くなれる)」
コミック21巻の第195話にて、刀の硬度を持つMr.1を獅子歌歌で斬り倒したゾロが放った名言です!
死闘を繰り広げた敵に対して、自らを成長させてくれたことに礼を言うゾロの律儀さと、飽くなき強さへの探求が感じられてシビれますよね!
私も子供の頃に剣道を6年ほど習っていたので、『礼に始まって礼に終わる』という武道の精神を体現しているこのシーンが大好きです!
⑥「男なら…フンドシ締めて勝負を黙って見届けろ!」
空島から青海が戻ってきた麦わらの一味は、木や動物がみんな長い『ロングリングロングランド』という島にたどり着き、そこでフォクシー海賊団に仲間を賭けて勝負する”デービーバックファイト”を挑まれるのであった。
そして、第一回戦『ドーナツレース』に惜しくも負けた麦わらの一味は、チョッパーをフォクシー海賊団に奪われてしまう。
フォクシー海賊団に行くことになり、麦わらの一味の面々に向けて涙ながら泣き言を叫ぶチョッパーに対して、ゾロが放った名言です!
一見、チョッパーの気持ちを無視した厳しい言葉に見えますが、おそらくゾロは「仲間を信じろ!」ってチョッパーに伝えたかったんじゃないかと私は思います!
まあ、男らしくないチョッパーの姿に苛立って言った可能性もありますけど、ゾロなりにチョッパーを励ますために言ったと信じたい!(笑)
⑦「迷うな。お前がフラフラしてやがったらおれ達は誰を信じりゃいいんだよ」
水の都ウォーターセブンの造船所『ガレーラカンパニー』の職人カクにゴーイングメリー号の状態を見てもらった麦わらの一味は、すでにメリー号が修理して直すことができない程に損傷していること、無理に修理したとしても次の島まで持つ確率が0であることを聞かされる。
今までの航海を共にしてきたメリー号と別れるかどうかルフィは散々悩むが、船長として新しい船に乗り換えることを決断する。
その決断を受け入れられないウソップはルフィと激しい口論になり、しまいには「一味をやめる」とまで言い、メリー号をかけてルフィに決闘を挑むのだった。
そして、ウソップに決闘で勝ち、別れを告げた後、涙を滲ませながら船長としての責任の重さに弱音を漏らしたルフィに対して、ゾロが放った名言です!
麦わらの一味の良いところでもある緩みがちな空気を引き締めるのってだいたいゾロの役割ですよね。
特に明確な役職を与えられていなくても、船長であるルフィを支えるゾロのこういうところが素敵だと思います。
⑧「てめェの正義もさぞ重かろうがこっちも色々背負ってんだよ」
コミック39巻の第371話にて、正義のために切り離された車輌から飛び出し、嵐の中で海列車を追いかけていた海軍本部大佐Tボーンを牛鬼勇爪で斬り倒したゾロが放った名言です!
決してTボーンの背負っている正義を軽んじるわけではないのがゾロの良いところですよね!
⑨「何一つ…おれに勝てる根拠にゃならねぇ」
コミック43巻にて、エニエス・ロビーの司法の塔でゾロと戦っていたカクは、悪魔の実の力による人獣型した姿でかつ体術のみで互角の戦いをしていた。
さらに刀を手に取り、キリンのパワーをフルに生かした四刀流となったカクの「もはや貴様に勝ち目はないわい」という言葉に対して、ゾロは「キリンのパワーが強力だって事も…邪魔な首が収納できるって事も…お前が四刀流だって事も…」と言ってカクの攻撃を止め、その直後に放った名言です!
今まで六刀流の敵(ハチ)や能力者の敵(Mr.1)と戦い、勝ってきたゾロだからこそ言葉に重みがありますよね!
⑩「ルフィは海賊王になる男だ!!!」
コミック50巻にて、スリラーバークで七武海の一人ゲッコー・モリアの一味を倒し、影を取り戻した麦わらの一味の前に、七武海の一人バーソロミュー・くまが現れる。
ルフィの首を差し出すことを求めるくまに麦わらの一味は抵抗するが、『パシフィスタ』と呼ばれる未完成の政府の人間兵器であり、かつ『ニキュニキュの実』の能力者であるくまの”熊の衝撃”によってゾロを除く全員が気を失ってしまう。
そ自らもダメージが限界にきていたゾロは「ルフィの身代わりとして自らの命で勘弁して貰いてェ。やがて世界一の剣豪になる男の首と思えば取って不足はねェ筈だ」と言ってくまに頭を下げるのだった。
そして、「そんな野心を持ちながら、この男に代わってお前は死ねるというのか」というくまの言葉に対してゾロが放った名言です!
一味の中でも一番付き合いが長いゾロのルフィに対する信頼の強さが感じられますよね!
⑪「悪かったな…カエルかと思ったよ、井の中のよ」
魚人島の広場にて、新魚人海賊団の幹部で魚人島No.1の剣士ヒョウゾウと戦闘になったゾロが放った名言です!
『井の中の蛙大海を知らず』という故事成語になぞらえて、魚人島という小さな世界で一番の剣士であることに調子に乗っていたヒョウゾウを「カエル野郎」と呼ぶなんて、めっちゃ洒落が利いてますよね!
⑫「しっかりしやがれ!これからだぞ!新世界は!」
パンクハザードにて、油断したルフィがシーザーに窒息させられて一度敗れたことを聞いたゾロがルフィに放った名言です!
ゾロたちも油断して雪男に眠らされたことから、この言葉はルフィに言うと同時に、自分に向けても強く言い聞かせており、自分に厳しいゾロらしくていいですよね!
⑬「たかだか人間一人の能力だ…止まらねェ方がおれには不条理だ!」
ドレスローザにて秘密を知った者を全員消すために、ドフラミンゴは国全体を糸で囲み時間の経過と共に縮まって中にいる人間を切り刻む『鳥かご』を発動する。
刻一刻とタイムリミットが迫る中、ルフィがドフラミンゴを倒すまでの時間稼ぎをするため、『鳥かご』の勢いを止めようとするゾロが放った名言です!
この一見、無謀に見えるゾロの行動はコロシアムの戦士達や海軍、そしてドレスローザの国民をも巻き込み、結果的には多くの人達の命を『鳥かご』から救ったファインプレーふですよね!
▼名シーン
①泥だらけのおにぎり
コミック1巻の第3話にて、ヘルメッポの狼から助けてあげた町の少女がこっそりおにぎりを持って来るのだが、ヘルメッポに見つかって踏み潰されてしまう。
その踏み潰されて泥だらけになったおにぎりを無理して食べ、少女へお礼を伝える名シーンです!
少女の気持ちを無駄にしたくないゾロの優しさが感じられる素敵なシーンですよね!
②三刀流の初お披露目!
コミック1巻の第6話にて、磔から解放されたゾロが海兵たちの剣擊を三刀流で防ぐ名シーンです!
正直、三刀流ってどうやって構えるの?メリットあんの?って疑問に思ってたので、まさか口に三本目を加えるとは!?
あまりの衝撃とそのかっこよさから、子供の頃にめっちゃ真似した記憶があります(笑)
でも、実際にやってみると分かるんですけど、子供の噛む力って弱いから、ちょっとの衝撃で口から落としちゃうんですよね…
③涙の誓い
コミック6巻の第52話にて、ミホークに完敗したゾロがルフィに向けて涙ながら『二度と負けないこと』を誓う名シーンです!
敗北したことへの悔しさ、生かされたことへの悔しさ、そしてルフィを不安にさせたことへの悔しさから、あのゾロが涙を流したのは印象深いですよね。
おそらく、ゾロはルフィに誓うと同時に、自分に強く誓っているんだと思いました。
④三代鬼徹の呪い
コミック11巻の第97話にて、刀を手に入れるためにローグタウンの武器屋を訪れたゾロは、妖刀であるが故に格安で売られていた三代鬼徹と出会う。
ゾロは三代鬼徹を気に入り、購入しようとするが、刀の呪いを恐れる武器屋の店主に反対されてしまう。
そんな店主に対して、ゾロは「おれの運と三代鬼徹の呪い…どっちが強ェか試してみようか」と言うと、三代鬼徹を上に放り投げ、その落下線上に自らの左腕を突き出し、自らの運の強さを証明した名シーンです!
店主に文句を言わせないためにここまでするか普通…と思わないでもないけど、ゾロの破天荒かつ大胆不敵なところを象徴するシーンですよね(笑)
⑤飛ぶ斬撃
コミック28巻の第259話にて、ブラハムと戦うゾロが初めて斬撃を飛ぶす技を披露した名シーンです!
おそらく、飛ぶ斬撃は他の漫画でも過去にあったんでしょうけど、私の中じゃゾロが初めてで、子供の頃にこのシーンを初めて見たときの衝撃はすさまじくて、めちゃくちゃ真似した記憶があります(笑)
ゾロの「飛ぶ斬撃を見たことあるか?」って言い方もいいですよね!ほんとカッコいい!
⑥サンジとの共闘!
コミック33巻にて、フォクシー海賊団との『デービーバックファイト』の一回戦で負け、チョッパーを奪われてしまった麦わらの一味。
二回戦『グロッキーリング』に参加するゾロとサンジだったが、協力せずに個別で動く二人はグロッキーモンスターズの連係プレーの前に翻弄される。
そんな状況を挽回するため、犬猿の仲であるゾロとサンジが協力し、見事な連係でグロッキーモンスターズから勝利を修める名シーンです!
ゾロとサンジが共闘するシーンはこれが初めてなんじゃないですかね?(笑)
普段は仲が悪い二人だけど、なんやかんや仲間としてお互いに信頼していることが分かる連係の良さがいいですよね!
あと、ゾロの「おいコック10秒手ェかせ」という言葉に、「妥当な時間だな」と答えるシーンも好きです!
⑦名刀”鼻嵐”
ロビンを取り戻すためにエニエス・ロビーの司法の塔でCP9のカクと戦っていたゾロだったが、カクが能力の制御を誤ってキリンに姿になってしまったことで床が抜け、階下の”狼の間”にいたウソップとジャブラに鉢合わせる。
ゾロ&ウソップVSカク&ジャブラの二対二の状況になる中、ウソップは”狼の間”で見つけた海楼石の手錠をカクとジャブラにハメて、能力を封じようと考えるが、人獣型に変形したカクの姿が可笑しくて手元が狂い、ゾロに海楼石の手錠をハメてしまう。
さらに、カクの嵐脚『周断』に吹き飛ばされたゾロとウソップは海楼石の手錠に二人で繋がれてしまうのだった。
そして、手錠に繋がれたままカク&ジャブラと戦うことになったゾロは「アイデアがある」と言い、名刀”鼻嵐”を生み出した名シーンです!
完全にネタですよね(笑)
鼻嵐で三十六煩悩鳳を放つときはまじで面白い(笑)
⑧一味を抜けたウソップに対して
コミック45巻の第438話にて、ウォーターセブンの海辺で「ウソップが一味に戻るための予行練習をしていたのを見た」というサンジの言葉を聞き、迎えに行こうとするルフィとチョッパーとナミに対して、ウソップにちゃんとケジメをつけさせるべきだと主張する名シーンです!
ウソップのことを仲間として信頼していくためにも、船長の決断に従わなかったことの重大さ、そして一味を抜けたということの重大さを曖昧にさせないゾロの言動は必要不可欠なことだと思います。
自らもウソップに戻って来てほしいと思いながらも、一味のために厳しいことを言って憎まれ役を担うゾロ、素敵ですよね!
⑨恐ろしきネガティブ・ホロウ…
スリラーバークに上陸したルフィたちは森の中でゴーストと遭遇するが、完全に霊体であるゴーストに攻撃することができず、逆にゴーストに触れたルフィとフランキーは気が弱くなり、ネガティブになってしまう。
そんな二人を見てゾロは「ゴーストごときに心を翻弄されるなんて情けねェ奴らだな」と言った直後に、自らもゴーストに触れられてネガティブになる名シーンです!
完全にフリでしたね(笑)
あのミホークが感心するほどの心力を持つゾロがネガティブになるとは…ペローナのネガティブ・ホロウはホント恐ろしいですね(笑)
⑩なにもな゙かった
スリラーバークで七武海の一人ゲッコー・モリアの一味を倒し、影を取り戻した麦わらの一味だったが、そこに新たな七武海の一人バーソロミュー・くまが現れる。
世界政府と電伝虫で連絡を取っていたくまはモリアが敗れたことを伝え、世界政府から「七武海の威厳を保つためにモリアの敗北を知る者を抹殺しろ」という命令を受けるのであった。
最初の標的としてゾロが指名されてサシの勝負となるのだが、”ニキュニキュの実”の肉球人間であるくまにゾロの斬撃は弾かれ、さらにオーズとの戦闘で受けたダメージからゾロは致命的な隙を見せてしまう。
そんなゾロの窮地を見て、サンジとウソップが加勢に入るが、二人の攻撃もくまには通用しないのであった。
そして、弱りきった麦わらの一味に対して、大気を圧縮した爆弾を作り出したくまは「お前たちの命を助ける代わりにルフィの首を差し出せ」と提案し、その提案を一味全員が断ると爆弾を解放し、強力な衝撃波を全員に喰らわせるのだった。
衝撃波によってほぼ全員が気絶する中、ルフィに歩み寄るくまに対してゾロは”獅子歌歌”で初めてくまに斬撃を当てるのだが、くまの身体は鉄以上の硬度を持つ機械でできており、大きなダメージを与えることができなかった。
そして、くま本人から自らが『パシフィスタ』と呼ばれる未完成の政府の人間兵器であることを聞き、体が限界をむかえていたゾロはくまに前に座り込むと、「ルフィの身代わりとしておれの命一つで勘弁して貰いてェ」と言って頭を下げるのだった。
このとき、意識を取り戻したサンジもゾロと同様にルフィの身代わりとなることを主張するが、そんなサンジをゾロは刀の柄頭で突いて気絶させるのであった。
そして、『世界一の剣豪になる』という野心がありながら、一味を救うために自らの命を差し出そうとするゾロの後生の頼みをくまは受け入れる。
くまは「その代わりにおまえには地獄を見せる」と言うと、ルフィの体からモリアとの戦いで蓄積された全てのダメージを弾き出し、ゾロに「身代わりになるというなら文字通りおまえがこの苦痛を受けろ」と言う。
ただでさえ死にそうな状態のゾロだが「場所だけ変えさせてくれ」とくまに言うと森の中で一人、ダメージの塊に飛び込むのであった。
皆が目を覚まし、くまとゾロのやり取りを知っていたサンジはゾロの姿を探し、森で大量の血を流しながら立っているゾロを見つけ、「ここで何があった」と聞くサンジに対して「なにもな゙かった」とゾロは答えるのだった。
⑪お前を越える為!
シャボンディ諸島からバーソロミュー・くまに弾き飛ばされ、ミホークの拠点であるクライガナ島のシッケアール王国跡にいたゾロ。
ゾロは頂上戦争から帰って来たミホークからルフィの現状を聞き、一刻も早く約束していたシャボンディ諸島に戻るために、森のヒューマンドリルを倒して海に出ようとするが、高い学習能力で武器の扱いを学び森の戦士と化したヒヒに苦戦し、海に出れないでいた。
焦るゾロだったが、新聞に載っていたルフィのタトゥーから、3日後ではなく2年後にシャボンディ諸島に集合するというメッセージ、そして新世界を駆け上がるために一度立ち止まって力を付けて再び集結するというルフィの決断に気付く。
そして、ゾロはヒヒ達を倒したうえで、プライドを捨てて自らが目標としているミホークに「お前を越えるためにおれに剣を教えてくれ!」と土下座して頼みこむ名シーンです!
⑫竜退治!
新世界に入った麦わらの一味は伝電虫で救急信号を広い、ログポーズが指す島ではないパンクハザード島に上陸する。
くじで上陸メンバーに決まった4人(ルフィ、ゾロ、ウソップ、ロビン)は立ち入り禁止の施設『パンクハザード』に無理やり入り、その中で空想上の生き物とされる竜(ドラゴン)に遭遇し、戦闘となる。
空を飛ぶ能力に加え、口からは炎のブレスを吐き、硬い鱗と強力なパワーを持つドラゴンに対し、ゾロはルフィとウソップの協力を得てドラゴンに飛びかかり、一刀流の居合『死・獅子歌歌』でドラゴンの首をぶった斬る名シーンです!
やっぱり能力的に考えても竜って最強の生物の一つですし、いろんな漫画や映画で取り上げられるだけあって、竜退治ってロマンがありますよね!