1997年34号から週刊少年ジャンプで連載がスタートした尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。
2021年12月時点でコミック最新101巻まで発売されており、累計発行部数4億9000万部を突破しました!
今まで様々なエピソードを紡いできた『ONE PIECE』ですが、その中でもアラバスタ編は評価が高く、クロコダイルやMr.2ボン・クレーといった魅力的な敵キャラが登場しています!
そこで今回は、オカマキャラの代名詞といっても過言ではない【Mr.2 ボン・クレー】の声優、能力、懸賞金、名言、名シーンについてまとめてみました!
[itemlink post_id=”21202″]▼プロフィール
【本名】ベンサム
【コードネーム】Mr.2 ボン・クレー
【懸賞金】3200万ベリー
【誕生日】8月15日
【年齢】30歳(初登場)⇒32歳(現在)
【身長】238cm
【出身】東の海
【家族】不明
元B・W(バロックワークス)のオフィサーエージェント。オカマ道を貫くオカマ。オカマ拳法の使い手。
カマバッカ王国の女王イワンコフのことを尊敬している。
友情に篤く、友を助けるためならば、自らが犠牲になっても構わない。
▼声優
矢尾 一樹(やお かずき)
【生年月日】1959年6月17日(60歳)
【出身】石川県金沢市
【所属】マック・ミック
▼能力(悪魔の実)
マネマネの実
右手で顔に触れた人物に変身することができる能力。声や体格、さらには体まで再現するため、性別も関係ない。メモリー機能も付いており、過去に一度でも触れたことがあれば、いつでも変身できる。左手で自らの顔に触れると元に戻る。変身した姿ではオカマ拳法を使えないのが弱点。
▼アラバスタ編
Mr.3の始末
サンジによるMr.3に扮した伝電虫の報告を聞いたMr.0こと王下七武海の一人クロコダイルは、リトルガーデンとアラバスタを結ぶ直接航路でMr.3を始末するようMr.2ボン・クレーに命令を下す。
だが、ボンクレーはMr.3に遭遇することなく、アラバスタからリトルガーデンに着いてしまい、Mr.3の船を見逃した可能性を疑い、部下を問い詰める。
任務の失敗は自らの命にも関わるため、ボンクレーは部下に命じてスワンダ号の全速力で再びアラバスタに向かい、Mr.3の行方を探すのであった。
麦わらの一味との出会い
リトルガーデンからアラバスタに向かっていたボンクレーとその部下達だが、海から大量の蒸気が出ているホットスポットを通り抜けると、なぜかスワンダ号からボンクレーの姿が消えていた。
同じ頃、ドラム島を出てアラバスタに向かっていた麦わらの一味もまた、ホットスポットをメリー号で通っており、ボンクレーはルフィとウソップが垂らしていたカルーについ飛び付いてしまったのであった。
ボンクレーは自分のミスに気付いてカルーから手を放すのだが、下は海で溺れてしまい、麦わらの一味に命を助けられるのだった。
そして、部下達がスワンダ号で迎えに来るまでの余興として、自らが食べた悪魔の実『マネマネの実』の能力を披露する。
そのノリの良さもあって一気にボンクレーはルフィ達と仲良くなり、別れ際にはお互いに涙を流している。
後になって麦わらの一味は、そのオカマがバロックワークスの幹部の一人『Mr.2ボン・クレー』であることを知り、ボンクレーも後になって仲良くなった海賊が標的である『アラバスタ王国の王女ビビ』と『麦わらの一味』であることを知るのであった。
オフィサーエージェントの集結
Mr.3が捕まらなかったことをミス・オールサンデーに報告した後、ボンクレーはアラバスタ王国のスパイダーズカフェ(B・W本社)に呼び戻される。
部下を引き連れて独特な歌とダンスを踊りながらスパイダーズカフェに到着したボンクレーは、部下を帰して約束の時間を待つのであった。
しかし、約束の時間になると瀕死の部下達が店に飛び込んで来て、そこにMr.1も現れ、部下達が砂漠で不審な動きをしていたという理由でMr.1にやられたことを知る。
部下をやられたことに怒ったボンクレーはMr.1に攻撃し、二人が殺し合いを始めるところだったが、他のオフィサーエージェントに止められるのであった。
そして、Mr.0のペアを除くオフィサーエージェントがスパイダーズカフェに集結し、O・A(オフィサーエージェント)専用水陸送迎ガメ”バンチ”で夢の町『レインベース』に向かうのだった。
作戦名『ユートピア』
夢の町『レインベース』にある最大のカジノ”レインディナーズ”の一室に集められたオフィサーエージェント達は、そこで初めてB・W社の社長が王下七武海の一人クロコダイルであることを知る。
そして、クロコダイルの真の目的とB・W社の最後にして最大の『ユートピア作戦』の全貌について聞かされ、計画の総仕上げとなる任務を各オフィサーエージェントが与えられるのであった。
作戦の障害
クロコダイルから『ユートピア作戦』の説明が終わった直後、行方不明となっていたMr.3が任務失敗の汚名返上をするために、オフィサーエージェント達の前に現れる。
サンジによるMr.3に扮した伝電虫の報告を信じていたクロコダイルは、そこで初めてMr.3が『麦わらの一味』と『王女ビビ』の暗殺を失敗したことを知るのだった。
何の話をしているか分からないボンクレーはクロコダイルに説明を求め、アラバスタに来る途中で出会った海賊が敵である『麦わらの一味』と『王女ビビ』だと知り、ショックを受ける。
クロコダイルはボンクレーのメモリー機能で麦わらの一味を写真におさめると、Mr.3を自らの能力で干からびさせてバナナワニの餌にして処分するのだった。
そして、『麦わらの一味』と『王女ビビ』を作戦の障害だとオフィサーエージェント達に説明し、ミス・オールサンデーにビリオンズを使って彼らを発見・抹殺するよう命じるのであった。
ナノハナでの暗躍
クロコダイルの命令を受け、ボンクレーはマネマネの実の能力でアラバスタ国王コブラに変身し、部下には国王軍の変装をさせて港町ナノハナに現れる。
そして、コブラの姿で国民の信頼を裏切るような言動を行うことで、コーザたち反乱軍の怒りを煽り、さらに町へ火を放って退却するのであった。
同時に、Mr.1のペアが大量の武器が積まれた船をナノハナの港に突っ込ませ、国への不満が高まっているタイミングで反乱軍に武器を渡らせることで、反乱軍が首都アルバーナに総攻撃を仕掛けるように仕向けるのだった。
アルバーナでの待ち伏せ
王国軍と反乱軍が衝突する前に王女ビビを宮殿まで送り届けようとする麦わらの一味に対し、アルバーナの西門でビビを殺すために待ち伏せしていたバロックワークスのオフィサーエージェント達。
しかし、麦わらの一味は全員が同じマントを被り、アラバスタ最速の超カルガモに乗ってバラバラに分散し、どれがビビが分からない状態で別々の門からアルバーナへ突入するのであった。
オフィサーエージェント達はそれぞれにターゲットを絞ってカルガモを追い、ボンクレーはウソップ&まつげと対峙する。
VS サンジ
ビビの奮闘もむなしく、国王軍と反乱軍が激突する中、ボンクレーはウソップ&まつげを2秒で倒し、能力でウソップに変身てビビに接触するのだが、仲間を証明する動作が異なることを見抜かれ、ビビに逃げられてしまう。
アルバーナの南ブロックにて、ボンクレーは再びビビに追い付き、カルーも含めて始末しようとするが、そこにサンジが現れて二人は戦闘となり、ビビを逃してしまう。
蹴りを主体とした戦闘スタイルを持つサンジに対し、ボンクレーは磨き上げたオカマ拳法で対抗するが、実力は拮抗しており、お互いにダメージを重ねるのであった。
状況を変えるために、ボンクレーはマネマネの実の能力で合成顔(モンタージュ)を披露するが、ほぼ90%自分の顔でただの隙となり、サンジの蹴りを喰らってしまう。
次の策として、ボンクレーは能力でサンジの仲間であるウソップに変身し、攻撃しづらくしようとするが、サンジは容赦なく攻撃してくるのだった。
だが、ボンクレーがナミに変身すると、サンジは手を出すことができなくなり、ボンクレーは一方的に攻撃を加え、サンジを追いつめることに成功する。
そして、ボンクレーはサンジにトドメを刺そうとするのだが、マネマネの実の『変身した姿だとオカマ拳法が使えず、攻撃をしかける瞬間に自分に戻る必要がある』という弱点を見抜かれ、反撃を喰らう。
弱点を見抜かれたボンクレーはナミに変身するのを辞め、両足の爪先に白鳥の首と鋼のくちばしを装着し、蹴りのパワーとリーチを向上させて、再びサンジとの激しい蹴り合いを繰り広げるのだった。
お互いにダメージが限界をむかえ、立っているのもやっとの中、気力を振り絞った二人の飛び蹴りが交差し、二人とも倒れてしまうが、ボンクレーは立ち上がることができず敗れてしまう。
友のために!
クロコダイルを倒し、アラバスタ王国を救った麦わらの一味を捕まえるために、海軍本部大佐”黒檻のヒナ”は援軍を含む30隻もの船でアラバスタ王国にある全ての港を封鎖し、待ち構えていた。
海軍の海岸包囲によって島を出れなくなっていたボンクレーとその部下達は、B・W社が滅んで麦わらの一味と敵ではなくなったことから、味方を増やそうとメリー号で麦わらの一味が到着するのを待っていた。
そんなボンクレーに対し、ルフィも最初は邪険な態度を取っていたが、ボンクレーの「友情の名の下に力を合わせましょう!」という言葉にルフィとウソップとチョッパーは絆され、協力して包囲網を突破することになる。
しかし、メリー号とスワンダ号はヒナによる黒檻部隊名物『黒ヤリの陣』で8隻の海軍船に包囲されて船底に鉄のヤリを喰らい、沈むのも時間の問題であった。
まぐれでウソップが大砲を当て、南側の陣営を崩し、ボンクレーは南側を突破して逃げることを進言するのだが、「東の港で12時に約束がある」と言って麦わらの一味はこのまま進むことを選ぶのだった。
あきれたボンクレーは麦わらの一味を見捨ててスワンダ号に向かおうとするが、ルフィの「仲間を迎えに行くんだ」という言葉に衝撃を受け、命を賭けて友達(ビビ)を迎えに行く友達(ルフィ達)を手助けする決意をする。
ボンクレーはマネマネの実の能力を使ってルフィに変身し、部下にも変装をさせて麦わらの一味がスワンダ号で逃げているように見せかけ、海軍に自分達を追いかけさせるのだった。
そして、メリー号に隠れていた本物の麦わらの一味を逃がすことに成功した後、ボンクレーとその部下達はヒナを含めた海軍の船に決死の戦いを挑むのであった。
▼インペルダウン編
ルフィとの再会
エースを助けるために、ハンコックの協力を得て大監獄インペルダウンに侵入したルフィは、エースが収監されているレベル6を目指して進む途中、”レベル1 紅蓮地獄”で道化のバギーと再会し、流れで一緒にレベル2に進むのであった。
バギーの協力もあり、”レベル2 猛獣地獄”にたどり着いたはルフィはレベル2に収監されていたMr.3と再会し、レベル1~3を繋ぐ階段まで案内してもらうのだが、そこで階段の守り主スフィンクスと鉢合わせる。
ルフィの攻撃を受けて怒ったスフィンクスは強力な踏みつけを繰り出してフロアの床をぶち抜き、ルフィ達はスフィンクスと共にレベル3に落下するのだった。
そして、”レベル3 飢餓地獄”にたどり着いたルフィはレベル3に収監されていたボンクレーと再会し、「レベル5に会いたい人がいる」というボンクレーと一緒にレベル5を目指すのであった。
VS ミノタウロス
レベル3を進むルフィとボンクレーだったが、二人の前に強力なパワーと見た目にそぐわぬスピードを持つ獄卒獣ミノタウロスが立ちはだかる。
二人はダメージを負いながらもなんとかルフィがミノタウロスを遠くに吹っ飛ばして退け、巨大な鉄釜の中に広がる”レベル4 焦熱地獄”を見下ろす吹き抜けの通路にたどり着く。
だが、ルフィに吹っ飛ばされたミノタウロスが着地したところにたまたま居たバギーとMr.3がミノタウロスに追いかけられて、ルフィとボンクレーの方に逃げて来る。
意図せず合流した四人は逃げ続けてもラチが明かないことから、協力してミノタウロスを倒すのであった。
VS 監獄署長マゼラン
バギーとMr.3は脱獄するために上に向かいたがるが、ミノタウロスを倒したときの余波で吹き抜けの通路が崩壊し、レベル4に通路ごと四人は落ちてしまう。
とりあえず食料補給のためにレベル4にある調理場を目指すルフィとボンクレーだったが、二人の前に監獄署長マゼランが立ち塞がるのであった。
“ドクドクの実”の能力者であるマゼランに対し、ルフィは果敢に戦いを挑むが、触れるだけでも猛毒に侵される状況に、防戦一方となってしまう。
一方、ルフィとマゼランの戦いを隠れて見ていたボンクレーは、泣きながら心の中でルフィに謝り、その勝ち目の無さに逃げ出してしまうのであった。
そして、ルフィは触れないまま負けるくらいならと、両腕が使えなくなる覚悟でマゼランに攻撃して膝をつかせるが、倒すには至らず毒に身体機能を奪われ、敗れてしまう。
ルフィの救出
ルフィを見捨てて逃げ出したように思えたボンクレーだったが、それは『共倒れになって捕まることを避け、もしルフィが捕まっても命さえ無事なら、命をかけてルフィを救いに戻って来る』と誓いを立てたうえの苦渋の決断だった。
ボンクレーは”マネマネの実”の能力で副署長ハンニャバルに変身し、バギーとMr.3を連行するという名目で”レベル5 極寒地獄”に収監されたルフィを助けに向かうことを決意する。
ボンクレーはハンニャバルの姿でレベル5に向かう前にインペルダウン医療室を訪れ、猛毒に侵されたルフィの治療ができるか医療班に確認するが、マゼランによる数種類の毒を喰らったら解毒剤が効かないため、ルフィを生かす術がないと言われてしまう。
だが、インペルダウンには”奇跡の人”と呼ばれる史上最強のオカマ王『エンポリオ・イワンコフ』がいることを思い出したボンクレーは、レベル5の囚人リストを手に入れ、看守から数年前にイワンコフが忽然と姿を消したことを聞くが、とりあえずルフィの下に向かうのであった。
レベル5の極寒の中、軍隊ウルフの集団に襲われつつも、毒に苦しむルフィが投獄されていた中央塔の牢獄にたどり着いたボンクレーは、ルフィを牢から助けてソリに乗せ、他の囚人たちにイワンコフの情報を聞いて回る。
そして、ある囚人から今は使われていない看守室がある林から妙な男が出て来るのを見たという話しを聞き、ボンクレーはルフィをソリで引きながら向かうのだが、そこは軍隊ウルフの巣であり、二人は軍隊ウルフの群れに囲まれてしまう。
何十頭もの軍隊ウルフを相手にボンクレーは決死の奮闘を繰り広げるが、多勢に無勢でピンチに陥る。
そんなボンクレーの窮地に、瀕死のルフィは最後の気力を振り絞って立ち上がり、謎の力(後に覇王色の覇気だと判明する)で軍隊ウルフをすべて気絶させるのであった。
しかし、軍隊ウルフを気絶させたところで、ボンクレーとルフィは二人とも体が限界を迎え、林の中で気を失ってしまう。
“レベル5.5 ニューカマーランド”
ボンクレーが目を覚ますと、そこは私服の囚人達が料理を食べ、お酒を飲みながら楽しく過ごしている楽園が広がっていた。
そして、ここがレベル5とレベル6の中間にある秘密の花園『ニューカマーランド』であり、凍死寸前であった二人は助けられたことを知るのであった。
探していたイワンコフと会うことができたボンクレーは、友達であるルフィの命を救って欲しいと頼み込むが、ルフィの治療は10時間前に始まっていることを聞き、その様子を見に行く。
しかし、ルフィの治療は壮絶なもので、”ホルホルの実”のホルモン自在人間であるイワンコフの能力により、ルフィが潜在的に持つ免疫力を過剰に引き出し、マゼランの猛毒と戦える体に改造し、ルフィの体の内部では異常な速度で破壊と再生が繰り返されていた。
洞窟の奥に閉じ込められ、絶え間ない苦しみに叫び続けるルフィを見たボンクレーは、ルフィが治療中に死んじゃうんじゃないかとイワンコフに泣きながら掴みかかるのだった。
だが、泣きつくボンクレーに対して、イワンコフは「一度は死ぬと決まった運命に逆らうことがどれ程のことかわかってんの!!」と怒り、さらに「奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りてこない!!奇跡ナメんじゃないよォ!!』と説教するのであった。
“奇跡”
イワンコフは『ニューカマーランド』ができた経緯や一般には知られていない”レベル6 無限地獄”の情報をボンクレーに教えた後、体を休めるように言うのだが、ボンクレーは「麦ちゃんの部屋にいる!!」と言って聞かないのだった。
そして、イワンコフとニューカマー達が様子を見に行くと、ボンクレーは扉の前で一人、毒と戦うルフィを大声で応援し続けていた。
その姿に感化されたニューカマー達も応援に加わり、ボンクレーが応援し続けて8時間が経った時、洞窟の中から聞こえていたルフィの声が途絶える。
全員が諦めかける中、洞窟からルフィの「メ~シィ~ッ!!」という叫びが響き、脅威の生命力とボンクレー達の声援のおかげで、たったの20時間でマゼランの毒を克服するという奇跡を起こすのであった。
そして、ルフィの無事な姿を見て気が抜けたボンクレーは過度の疲労に気を失ってしまう。
目指すはインペルダウン正面入口!
エースがインペルダウンから海軍本部に護送される出港時刻が迫る中、イワンコフはルフィが同胞である革命家ドラゴンの息子であることを知り、エースを救出に行こうするルフィを死なせないため、一緒に脱獄することを決意する。
だが、ルフィ達がレベル6にたどり着く直前に、エースはマゼランによってリフトで連行されてしまっていた。
それでもエース救出を諦められないルフィは海軍本部に行くと決意し、レベル6に収監されていたジンベエとクロコダイルを仲間に加え、とりあえずインペルダウンの正面入口を目指すのだった。
一方、イワンコフのテンションホルモンによって疲労を吹っ飛ばしたボンクレーは、ニューカマー達と共に先行するルフィ達を追いかけ、レベル4で合流する。
レベル4を抜け、レベル3を進むルフィ達の背後にはマゼランが迫っていた。そして、殿を務めていたイワンコフがレベル3を抜ける頃にはマゼランが追いつくのであった。
イワンコフはレベル2に続く階段をイナズマの能力で使えなくすると、マゼランに一対一の戦いを挑むが、敗れてしまう。
ルフィ達がレベル1を進んでいると、ついにマゼランが追いつき、ルフィとMr.3がマゼランを止めている間に、ジンベエ達が先行して正面入口に行き、軍艦を奪うのであった。
『正義の門』
軍艦に乗り込み、マゼランから逃げ切ったルフィ達だったが、インペルダウン内部からの操作でしか開く術はなく、海賊のためには決して開かない『正義の門』によって行き止まりとなっていた。
背後から艦隊が迫り、集中砲火を浴びる中、なぜかルフィ達が乗る軍艦が近付くと『正義の門』が開く。
なんと一人インペルダウンに残ったボンクレーは、『正義の門』を開けるために、マゼランに変身し、1階動力室で部下にルフィ達の軍艦が通るタイミングで『正義の門』を開くよう指示していたのであった。
アラバスタで囮になってくれたように、インペルダウンでも自らを犠牲にルフィを助けてくれたボンクレーに対し、電伝虫でルフィは感謝の言葉を伝える。
そんなルフィに対して、ボンクレーは泣きながら「麦ちゃん!!必ずアニメ救って来いやァ~!!」と伝え、その通信を最後に再び『正義の門』が閉まるのだった。
そして、ルフィ達が泣きながらボンクレーの名を叫ぶ中、1階動力室に現れた本物のマゼランと対峙しながら、ボンクレーは心の中で「また会おう!!」と言うのであった。
▼技
白鳥アラベスク(はくちょうアラベスク)
オカマ拳法の足技。アラバスタ王国のスパイダーズカフェにてMr.1を攻撃する際に初披露。
オカマい拳(オカマいナックル)
オカマ拳法の技。アラバスタ王国の首都アルバーナにおけるサンジとの戦闘で初披露。
うらぶれ白鳥舞踏会(うらぶれスワンぶとうかい)
オカマ拳法の技。アラバスタ王国の首都アルバーナにおけるサンジとの戦闘で初披露。
蹴爪先(ケリ・ボントア)
オカマ拳法の技。アラバスタ王国の首都アルバーナにおけるサンジとの戦闘で初披露。
マスカラブーメラン
マスカラをブーメランのように飛ばし、敵を斬りつける技。
あの夏の日の回想録(あのなつのひのメモワール)
オカマ拳法の技。アラバスタ王国の首都アルバーナにおけるサンジとの戦闘で初披露。
あの秋の夜の夢の二度見(あのあきのよのゆめのみどみ)
オカマ拳法の技?というかただの二度見。インペルダウンでMr.3と再会した際に初披露。
あの冬の日の回想録(あのふゆのひのメモワール)
オカマ拳法の技。アラバスタ王国の首都アルバーナにおけるサンジとの戦闘で初披露。
爆撃白鳥(ボンバルディエ)
オカマ拳法の技。アラバスタ王国の首都アルバーナにおけるサンジとの戦闘で初披露。
爆弾白鳥アラベスク(ボンバルディエアラベスク)
オカマ拳法の技。アラバスタ王国の首都アルバーナにおけるサンジとの戦闘で初披露。
▼名言
①「友情ってヤツァ…つき合った時間とは関係ナッスィング!」
Mr.3を抹殺するために、リトルガーデンからアラバスタに向かっていたボンクレーは、ホットスポットを通り抜ける途中で、釣りのエサにされていたカルーに飛び付いてしまい、麦わらの一味と出会う。
しかし、お互いの素性に気付かぬまま、ルフィ達とボンクレーは意気投合するのであった。
そして、ルフィ達との別れ際にボンクレーが放った名言です!
②「友達だからようっ!!!理由なんざ他にゃいらねェ!!!」
インペルダウンの”レベル4 灼熱地獄”にて、監獄署長マゼランとの戦いに敗れたルフィは、毒に侵された瀕死状態でレベル5に収監される。
副署長ハンニャバルに変身してマゼランから逃げ延びたボンクレーは、捕獲されていたバギーとMr.3を助け、一刻も早くルフィを助けにレベル5へ向かおうとする。
そんなボンクレーに「何であいつの為に死に場所へ戻るようなマネしなきゃならねェんだ!!」と言うバギーに対し、ボンクレーが放った名言です!
めっちゃカッコいいですよね!!私もこんなこと言ってみたい!!
ここまで友情に篤いキャラクターがオカマっていうのがまた素敵じゃないですか!!
③「麦ちゃんっ!!助けに来だっ!!友情の!!名のも”と”に”」
インペルダウン”レベル5 極寒地獄”にて、軍隊ウルフの集団に襲われて怪我を負いながらも、中央塔の牢獄に投獄されていたルフィを助けに来たボンクレーが名言です!
『ルフィが捕まっても命さえ無事なら、命をかけてルフィを救いに戻って来る』という誓いを守り、有言実行するのがカッコいいですよね!
あと、ルフィと同じ監獄にいた囚人からの「お前は何だ?」という質問に対し、一言「友達!!」と返すところも友情に篤いボンクレーらしくて良いですよね!
▼名シーン
①オカマ道(アラバスタ編)
アラバスタ王国にて王下七武海の一人クロコダイルを倒した麦わらの一味は、ビビとの約束のために東の港に向かおうとするが、そこに周辺の海域を担当する海軍本部大佐”黒檻のヒナ”が立ち塞がる。
海軍の包囲網によって追いつめられる中、ボンクレーは友達である麦わらの一味をヒナから逃がすために、自らの部下と共に囮となって海軍を誘い出し、決死の戦いを挑む名シーンです!
友のために自らを犠牲にするボンクレーの姿は本当にカッコいいですよね!
ヒナを挑発するボンクレーの顔はサンジと戦っていたとき以上に真剣で、覚悟を決めたオカマの強さを感じさせます!
②応援
ニューカマーランドにて、洞窟の奥に閉じ込められ、マゼランから受けた猛毒と戦うルフィを励ますために、ボンクレーが扉の前で一人、ルフィを大声で応援し続ける名シーンです!
自分も満身創痍の状況で、8時間も応援し続けるボンクレーの友愛精神と根性は本当にすごいですよね!
最初はバカにしていたルフィに思い入れのないニューカマー達をも動かしちゃうんですから!
③オカマ道(インペルダウン編)
マゼランから逃げ切り、軍艦を奪ってインペルダウンを脱獄したルフィ達が『正義の門』を通るために、一人インペルダウンに残ったボンクレーがマゼランに決死の戦いを挑む名シーンです!
アラバスタ編でルフィ達の囮になったのに続いて2回目ですよ…自己犠牲もここまでくると泣けてきます。
またルフィと会えるといいな!