週刊少年マガジンにて、2020年9号から連載スタートしたラブコメ漫画『カッコウの許嫁』。
『ヤンキー君とメガネちゃん』や『山田くんと7人の魔女』の作者で知られる吉河美希が原作を務める大注目の作品です!
いわゆる”取り違え子”だと発覚した主人公・海野凪を中心に、もう一人の”取り違え子”・天野エリカ、凪が恋する人気者・瀬川ひろ、凪の妹にしてエリカの実妹・海野幸による四角関係の恋愛もようを描いています!
2022年3月時点でコミックが最新11巻まで発売されています!
今回は、そんな注目の作品『カッコウの許嫁』の登場人物(キャラクター)についてまとめてみました!
[itemlink post_id=”21162″]目次
▼登場人物(キャラクター)
海野 凪(うみの なぎ)
本作品の主人公。私立目黒川学園高校の2年生。学校でも自宅でも常に勉強しているがり勉。成績は万年2位。友達もいない陰キャ。
元ヤンの両親により、”売られたケンカは全て勝て”と教育されてきた影響で、見た目によらずケンカが強い。
毎朝、1時間早く学校に来て、図書室で勉強しており、あまり裕福ではないため、学費免除の特待生として入学している。
勉強を頑張るようになったきっかけは『いつか親に楽させてやりたい』という思いからだが、現在は想い人である瀬川ひろに勉強で勝って学年1位を取り、告白するためという思いが強い。
いわゆる”取り違え子”だと発覚して1ヶ月、お互いの両親の計らいで設けられた初の面会日に、会食場所に向かう途中で天野エリカと出会う。
そして、会食場所に到着すると自身と取り違えられた相手がエリカであり、お互いの両親の意向で許嫁となる。
エリカの父が所有する大豪邸で二週間、エリカと同棲することに。
当初、家では『お互い一切関与しないこと』という決まりを作り、お互いに干渉していなかったが、食事だけは協力することになる
実力テストで見事1位を獲得してひろに勝ち、彼女に告白するも受理してもらえなかった。完全に断られたわけではないため、現在も好意を持っている。
幸が家出して押し掛けてきた際には、住み込むことを反対していたが、幸の『お兄ちゃんともうちょっと一緒にいたい』という気持ちを知り、両親を説得してしばらく三人で一緒に住むことになる。
天野 エリカ(あまの えりか)
本作品のヒロインの一人。私立オルフェイス女学院の2年生。ホテル王の娘で、セレブのお嬢様。
異性だけではなく、同性のファンも多いSNS(インスタ)の有名人。加工なしでもめちゃくちゃ可愛い美少女。
気候やニオイだけではなく、撮る人や写っている人の気持ちも含めて、その時の”空気感”が伝わるのがいい写真だと思っており、そのために写真加工をしないというこだわりを持っている。
世間知らずで、銭湯やカップラーメン、バッティングセンターなどを経験したことがなかった。ちなみに、別荘が国内に3つ、海外に3つあるガチのお金持ち。
有名になって自分の姿をどうしても届けたい人がいるらしい。
いわゆる”取り違え子”だと発覚して1ヶ月、お互いの両親の計らいで設けられた初の面会日に、会食場所に向かう途中で凪と出会う。
そして、会食場所に到着すると自身と取り違えられた相手が凪であり、お互いの両親の意向で許嫁となる。
凪との二週間の同棲生活が終わった後、凪に比べて何もできない自分が嫌になり、せめて身の回りのことくらいは一人でできるようになろうと、家に帰るフリをして、一人暮らしに挑戦しようとする
血の繋がった妹である幸が、凪と同棲している家に訪れることになった際には、カチンコチンに緊張してまともに喋れなかったが、凪の「お前らホントそっくりだよな」という言葉をきっかけに打ち解けた。
インスタに間違えて凪とのツーショット写真をアップしてしまい、それが学校にバレてオル女を退学となり、凪と同じ私立目黒川学園高校の同じクラスに転校してくる
転校してすぐにひろと仲良くなった後、『凪がひろに告白したこと』、『告白が受理されなかったこと』を凪本人から聞き、凪の恋に協力することを申し出る。
しかし、実際に凪とひろがデートしている所を目撃した後には、自ら凪をデートに誘い、他の子とイチャイチャしていることや、自身とのデートを楽しんでくれていないことを問い詰め、嫉妬の感情を露にしている。
そして、凪から嫉妬していることを指摘された際には、『好きじゃない!!まだ!!』と好意を寄せはじめていることを自ら認めるのであった。
幸と一緒にいると芸能人と間違われたり、カフェでお茶するだけで人だかりができてしまうなど、まさに美少女姉妹。
海野 幸(うみの さち)
本作品のヒロインの一人。凪の妹。エリカの実の妹にあたる。中学3年生。子供扱いされることが嫌いな微妙なお年頃。よくスイカバーを食べており、好物なもよう。
凪と違って愛嬌があって人見知りもせず、友達も多い。お店の客とも積極的に交流するタイプ。
中学に入ってから何回告白されたか分からないほどモテる。エリカと一緒にいると芸能人に間違われるなど、かなりの美少女。
家でケンカした時やムカムカした時に、よく一人でバッティングセンターに行き、無心で打って汗をかいた後、銭湯で汗を流すとスッキリするらしい。
凪とエリカが同棲を初めて少し経った頃、家出して凪とエリカが同棲している家に押し掛ける。
当初、ただでさえ貧乏な実家が老朽化による工事のためにお店が営業できず、収入がなくて困っているから、いい学校に行きたいと考え、『勉強を教えてもらうため』に家出したと理由を説明する
しかし、本当はエリカが初めて実家のお店に来た際に『凪がこのまま結婚して家から出ていくのでは?』と感じ、『お兄ちゃんともうちょっと一緒にいたい』という思いから、家出した。
凪がひろとデートしているのを知った際には、エリカという許嫁がいるのにハレンチなのに加え、『お兄ちゃんを取られたみたいで嫌』らしく、ムカムカするなど、けっこうブラコンなところがある。
瀬川 ひろ(せがわ ひろ)
本作品のヒロインの一人。私立目黒川学園高校の2年生。凪やエリカとは同じクラス。学年1位の秀才。運動神経も抜群。天然で優しく社交性もある人気者。
これまで告白して撃沈した生徒は数知れずで、自分より頭がいい人が好きらしい。
頭で考えることに書く速度が追いつかないため、意外と字が汚い。硬筆は下手だが、毛筆は上手。
御朱印帳コレクターであり、休みの日はバイトで貯めたお金で全国を回っているガチ勢。今まで187個の御朱印を集めている。
実家は『目黒明神』という立派な神社で、巫女としてバイトしており、御朱印を書くこともできる。
意外とミーハーなところがあり、インスタでエリカをフォローしている大ファンで、エリカが同じクラスに転校してきた際には、自ら話しかけて仲良くなり、嬉しさのあまり泣き出すほど。
凪に「実力テストで必ず勝つ」と宣戦布告されるが、法事で学校を休んで実力テストが受けれず、不戦敗となってしまった際には、放課後の屋上に凪を呼び出し、「あなたには絶対負けないから!!」と自ら宣戦布告をするなど、とんでもない負けず嫌い。
凪に告白された際には、「許嫁がいるため、誰ともお付き合いはできない」と言って断っている。
学校の違いからエリカの勉強が遅れていると知り、学年1位の自身と学年2位の凪と一緒に勉強を教える朝活を提案している。
実家の神社の”後継ぎ”が必要なため、許嫁がいる。自らのことを「生まれた時から運命の奴隷みたいなもの」と諦めている一方で、今まで誰にも負けたことのない自身を負かすような凄い人が現れ、自身の運命を変えてくれることを望んでおり、凪に「私の運命変えてみせてよ」と告白に近いことを伝えている。
遊馬 シオン(あすま しおん)
私立目黒川学園高校の2年生。凪やエリカと同じクラス。チャラい。
エリカのファンで、班を作って遠足に行くことになった際には、先生に頼み込んで無理やり凪とひろの班に入った。
遠足ではエリカにカメラマンとしてこき使われている。
海野 洋平(うみの ようへい)
凪と幸の父親。エリカの実父。妻の奈美恵と一緒に自宅の1階で庶民向けの定食屋を営んでいる。しょうが焼きが自慢の一品。元ヤン。
釣りが趣味で、いつも凪を連れて釣りに行っている。凪に考え事や悩み事がある時に、気晴らしをさせるため、釣りに連れ出すなど、いいお父さん。
かつて、となりの女子高の”高嶺の花”であった奈美恵に一目惚れし、それからラブレターを渡し続ける猛アタックをしたらしい。
海野 奈美恵(うみの なみえ)
凪と幸の母親。エリカの実母。夫の洋平と一緒に自宅の1階で庶民向けの定食屋を営んでいる。しょうが焼きが自慢の一品。元ヤン。
天野家の父親
エリカの父親。凪の実父。幾つもホテルを経営している富豪で、「ホテル王」と呼ばれている。
一見、穏やかで気品がある優しそうな人物だが、急に凪とエリカに同棲生活をさせるなど、行動が読めないところがある。
また、観察力に優れており、エリカの嘘や思惑はすぐに見抜く。
幸と偶然に遭遇した際には、幸を高級ディナーに連れて行き、凪とエリカの様子を聞き出すなど、抜け目がない。
幸とのディナー後、帰りの車で部下に「カッコウの卵って知ってる?」と聞くなど、意味深な発言をしている。
天野家の母親
エリカの母親。凪の実母。
瀬川家の母親
ひろの母親。着物を身に付けている。
ひろの実家である神社で勉強会をした際には、エリカを甘やかす一方で、凪には冷たい対応で警戒していた。