2011年からアメリカで放送開始し、初回視聴者数460万人を記録した海外ドラマ『SUITS/スーツ』!
法律事務所を舞台に、敏腕弁護士と天才的な頭脳を持つ青年のコンビが、様々な訴訟へ挑む姿を描いた作品です!
2018年10月には、織田裕二が主演の日本版リメイク作品がフジテレビ系列で放送され、大きな話題となりました!
そこで今回は、海外ドラマ『SUITS/スーツ』シーズン6のあらすじ、ネタバレについてまとめてみました!
目次
- ▼シーズン6のあらすじ、ネタバレ
- 第1話「トラブルに乾杯」(To Trouble)
- 第2話「解放宣言」(Accounts Payable)
- 第3話「再起をかけて」(Back on the Map)
- 第4話「秘策」(Turn)
- 第5話「勝ち得た信頼」(Trust)
- 第6話「夢と現実」(Spain)
- 第7話「揺さぶり」(Shake the Trees)
- 第8話「自由への切符」(Borrowed Time)
- 第9話「最後の切り札」(The Hand That Feeds You)
- 第10話「P.S.L.」
- 第11話「再出発」(She’s Gone)
- 第12話「許しのアヒル」(The Painting)
- 第13話「ジレンマ」(Teeth, Nose, Teeth)
- 第14話「裏取引」(Admission of Guilt)
- 第15話「届かぬ理想」(Quid Pro Quo)
- 第16話「最強の味方」(Character and Fitness)
▼シーズン6のあらすじ、ネタバレ
第1話「トラブルに乾杯」(To Trouble)
弁護士資格のないことがばれたマイクは、ハーヴィーたちを助けるために連邦検事補アニタ・ギブスと取引して刑務所に2年間服役することになります。精神鑑定をされた後、監房に入りフランク・ギャロと同室になります。刑務所にいる人間は誰も信用するなとギャロから忠告を受け、マイクの警戒心を解きほぐし、仲間だと認識をさせていきます。そして隠し持っていた電話を使ってレイチェルに電話をするようにすすめます。これはギャロのたくらみでギャロはこの官房でのボス的な存在でした。
マイクが収監された夜ハーヴィーはさみしさを紛らわすために、レイチェルを様子を見に行き、二人でマイクの話をしながら飲みます。そこにルイスから連絡がきます。事務所はゴーストタウン化した、すぐに戻れ!ということでした。すぐに二人で事務所に行くと、事務所の大部分のスタッフが辞めていました。ドナは、すべてのパートナーがどこに行ったかをリストアップしていますが誰とも連絡が付きません。対策を練ろうとしているところに、今度はマイクの関わった顧客すべてに集団訴訟を起こされます。
残ったメンバーはジェシカ、ハーヴィー、ルイス、ドナ、レイチェル、グレッチェン、I・T部門のベンジャミンだけです。さすがのジェシカも心が折れてしまいますが、レイチェルの言葉に気力を無くしかけていたジェシカが立ち上がり、リーダーとしての手腕を発揮します。元従業員たちが事務所のデータベースをハッキングして出資金を取り戻そうとしていることを突き止めます。事務所の危機を乗り切るためルイスが案を出しますが、それが残った事務所スタッフの結びつきを強いものにしていきます。
第2話「解放宣言」(Accounts Payable)
ギャロはハーヴィーによって刑務所に送られた男でハーヴィーを怨んでいました。同室者になったケヴィン・ミラーにマイクは悪者のギャロに部屋を貸した事で不満を言いますが、ギャリオのことが怖くて誰も逆らうことができません。ギャロが食事中に近づきレイチェルのことで挑発をしてきます。我慢できずにマイクはその挑発に乗りギャロと乱闘騒ぎを起こします。そのため、レイチェルが合いにやってきましたが、会うことはかないません。
マイクと面会したハーヴィーは、マイクからすべての諸悪の根源はハーヴィーだと聞かされます。ギャロが自分を狙っているので、これ以上刺激をしないでほしい、自分へのいじめが激しくなっていくからと懇願します。
集団訴訟を起こされたハーヴィーたちは、何とか安い和解金で済むよう対策を練り、原告団の弁護士に要求額の10分の1で和解することを認めさせます。パートナーたちの出資金で和解金を払う予定でした。しかしジェシカの前にソロフが現われ、出資金を返さないなら訴えると言い始めます。
刑務所内ではハーヴィーの脅しによりギャロのマイクへの当たりは強くなります。レイチェルはマイクに会えないことを不審に感じ、ハーヴィーに詰め寄り、マイクを助けるようハーヴィーに要求します。
マイクを助けるため刑務所の移動をケイヒルに願い出ます。ギャロはマイクをナイフで刺そうとしますが同室のケヴィン・ミラーによって助けられます。
ハーヴィーの元へステンプルが現れハーヴィーが大切にしていた母親との思い出である大事な絵を取られてしまうのです。
第3話「再起をかけて」(Back on the Map)
事務所の賃貸料がこのままでは滞ってしまうため、一部を賃貸にすることを決め、賃貸先の選択をルイスに任せますがルイスが気に入る賃貸策はなかなか現れません。結局、トレーダーの会社に貸すことになりますが、ルイスは一番貸したくないと思っていた相手でした。
刑務所ではケヴィン・ミラーがギャロに襲われます。ケヴィン・ミラーを一人にするとまた襲われる心配があるため、厨房での仕事を辞めたいと申し出ますが、許可が下りません。
ハーヴィーはマイクのことが心配でケイヒルに刑務所の移動を申し出ていましたが、ギャロは政治的理由により刑務所を移動できないと知らせに来ます。いらだつマイクにハーヴィーが作戦を授けます。
ハーヴィーを顧問にしたいとウィリアム・サターが事務所に現われます。大企業だが、証券取引委員会から告発されそうな危険な人物のため契約はしないことに決めました。しかし資金難の事務所を救うために契約をすべきだとジェシカに言われ、しぶしぶ仕事を受けます。
マイクはギャロに仮釈放になる方法を教えるので、これ以上自分たちにかかわるなと言います。ハーヴィーの元へケイヒルが現れケヴィン・ミラーの義父の情報を提供すればマイクの即時釈放が可能になると伝えます。
第4話「秘策」(Turn)
ハーヴィーは、ケヴィンは義父の罪を背負って服役しているから、ケヴィンの義父の情報を売ることを条件に、マイクを釈放するとケイヒル言われたことをすぐにマイクに伝えに行きます。しかし、マイクは刑務所内で唯一の友達であるケヴィンを裏切れないと断わります。しかし、自分の身代わりでマイクが刑務所に入ったことに罪悪感を抱いているハーヴィーは、ケイヒルにある計画を持ち掛けます。
レイチェルは実践理論を教えてるダンバー教授からイノセンス、プロジェクトに誘われます。イノセンス・プロジェクトを始めたレイチェルは12年間服役している死刑囚に会いに行きますが、その命を預かる重圧に怖くなります。
ケイヒルに即時釈放となるにも期限が迫っていると告げられ、ケイヒルと策を練ます。運動の時間、中庭でマイクは急に具合が悪くなり気を失い倒れ、そこにハーヴィーが駆け付けギャロが毒をもったかのように大声でののしります。
マイクが目覚めたとき、車の中で、隣にはハーヴィーが座っています。これはケイヒルとハーヴィーの策略でした。許された時間は6時間だけなので、その時間内にマイクを説得すべく、まずはレイチェルに会わせます。マイクはレイチェルとひと時を過ごし考えを決めました。レイチェルに合わせるだけでは不十分だと考えたケイヒルはマイクの元に行こうとしますが、ケイヒルがマイクの元へ行く前に、マイクが現れ、取引すると決意します。
第5話「勝ち得た信頼」(Trust)
ハーヴィーはマイクの早期釈放のために、ケイヒルは3年間も追い続けていたサターを有罪にする情報をえるために手を組みます。ハーヴィーがサターの弁護を引き受け、同時に娘婿のケヴィンの弁護をする事になりました。
ケイヒルが望む証言をケヴィンから引き出さなければならなくなったマイクだが、ケヴィンは口が重く、何も語ろうとしません。
一方、レイチェルはイノセンス・プロジェクトで出会った死刑囚ベイリーを救おうと奔走するが、なかなかうまくいかず、ベイリーからもっと真剣にやってほしいと怒鳴られます。ダンバー教授から新しいDNAの証拠がないためプロジェクト側が却下しそうだと告げられますが、自分の勤務している事務所には優秀な弁護士がいるのでやらせてほしいと頼みます。ジェシカにも頼みますが一度却下されますが、再び許可されます。
マイクはカウンセラーのジュリウスに所長と内緒で会わせてほしい、大事なことだからと頼みます。突然独房に連れていかれるとそこには所長が待っていました。次に所長はケヴィンの所へ行きマイクが外に出たことを知っているだろうと詰め寄ります。これはマイクの作戦でした。そこでケヴィンは重い口を開き始めます。飲酒運転で事故を起こし、過失傷害の罪で服役したこと、妻とけんかをして飲酒をしながら家を飛び出したことは話しました。しかし、肝心の喧嘩の原因は何があっても言えないと黙ってしまうのでした。
第6話「夢と現実」(Spain)
マイクは悪夢でうなされた目が覚めます。ケヴィンが飲酒運転の告白をしたからかもと思います。マイクはケヴィンと上手くやって行く自信がないとカウンセラーのジュリウスに相談しますが平常心でいることが大切だと言われます。
起訴状を受け取ったサターは、ハーヴィーにハーヴィーが容疑を晴らしてからでないと顧問契約はしないと言いますが、顧問契約しなければ自分達は裁判から手を引くと言われてしまい、しぶしぶ契約をすることになります。
一方、レイチェルは新規のクライアント探しで忙しいジェシカに代わり、死刑囚ベイリーの再審請求の手続きを進めます。再審のため必要な証拠を捜すために、レイチェルはベイリーの当時の弁護士で今は企業弁護士をしているケイシーを訪ね、アリバイ証人のマリアを一生懸命探さない理由は何かと聞きます。すると、殺害時刻、ベイリーとマリアは覚せい剤でハイになっていたと言うのです。
ケイヒルから要求された証言録取の為、サターを連れて刑務所へいき、事前に打ち合わせをしていた通りに、ケヴィンとサターを喧嘩させ、本音を話すよう仕向けます。ケヴィンは怒りが頂点に達し帰れと喚きます。ケヴィンの後を追ったマイクは誰にも言わないでいた事実を着増されます。
ルイスは事務所のリフォームのためにやってきた建築家にぞっこんです。彼女の心をつかむ為、豪邸を買う予定を進めているとの嘘もつき何とかデートをしますが、嘘がすべてバレてしまいます。
第7話「揺さぶり」(Shake the Trees)
レイチェルはジェシカに付き添ってもらいレナード・ベイリーの面会に行き、死刑執行日が決まったと告げます。30日後だと伝えると、マリアを探してほしいと頼まれます。ジェシカは刑の執行延期を申請、1週間だけ延期が認められました。
ハーヴィーはインサイダー取引の共犯者を見つけ出すため、サターが使っていた売買プログラムのコピーをケイヒルに渡し、演技を行います。サターは95%の取引はこのプログラムで,しかし残りの5%が巨額のインサイダー取引だったと説明します。
一方、マイクはハーヴィーにケヴィンから情報を引き出せと催促されていたのですが、彼の服役した経緯をハーヴィーに伝えられず悩みます。真実を知っているのですが、誰にも言わないとケヴィンに約束した以上話せないのです。ドナの協力を得て妻ジルを面会室へ呼び出します。事情を説明し説得しようとしましたがジルは受け付けません。
第8話「自由への切符」(Borrowed Time)
ケイヒルとの織引きがだめになったため、マイクの出所に関する取引が取り消されました。
ジェシカは裁判では負けるわけにはいかないとはっぱをかけます。裁判ではサターに10年以上情報を流していた人物が現れたため、ハーヴィーは裁判の延期を求め、3日間の延長が認められました。そしてマイクに関する取引も復活します。
刑務所内では、ギャロが仮釈放の申請を急ぐようマイクを急かします。ケヴィンに詰め寄られ、マイクは、サターの逮捕と引き換えに出所できると告白してしまいます。するとケヴィンは逆上し、独房に入れられますが、部屋に戻ったときに、妻のジルが起訴された事を知っているので対策を練ってほしいとマイクに懇願します。
レイチェルは父ロバートの力を借りてマリアを探し出しますが、3年前に亡くなっていました。その事をレナードに伝えます。その後、執行延期の為、彼の叔母を訪ね、書類にサインをもらうことができました。これで30日の延長が認められます。
裁判所でジェシカは偶然ジェフに会います。お互いまだ気持ちはあることがわかりますが、ジェフが消極的です。食事をする中でジェシカはジェフの気持ちがわかったため、自分から別れを切り出します。
ハーヴィーはサターが娘のジルを利用して、自分は罪を免れる気持ちでいる事を知ります。ジルやケヴィンに対する心無い発言を録音して二人に聞かせ、ジルは証言台に立つことを決意します。これによってマイクはみんなの元に帰ることができ、ジルも軽を逃れることができました。
第9話「最後の切り札」(The Hand That Feeds You)
すぐに釈放されることになるはずが、マイクは出所の手続きが遅れています。そんな中で、ケイヒルがケヴィンとジルの全財産を奪おうとしていると告げられます。マイクはケイヒルに抗議するが、ケイヒルは釈放を無効にするぞと逆に脅されてしまいます。
一方、ハーヴィーはマイクを守るためギャロを仮釈放させようとしていました。それを知ったハーヴィーのかつての上司キャメロン・デニスが現われ、あのような悪人を釈放させるべきではないと言いに来ます。ハーヴィーは偽証しなければマイクが命を狙われるのです。しかし、その時マイクがキャメロン・デニスと現れます。ギャロの悪行を話し、ギャロの仮釈放は消滅します。マイクがキャメロン・デニスに頼み、ギャロについて証言するのでケヴィンの釈放と取引がしたいと持ちかけていたのです。二人は一緒に釈放できるはずでしたが看守はケヴィンしか聞いていないと言います。実はこれもマイクの作戦だっだのです。
レイチェルとジェシカはレナード・ベイリーの再審請求が出来る可能性が出てきました。レナードを訴追した弁護士がジェシカに7年服役で出所という条件を出しますが、ジェシカははねつけます。レナードに伝えると一緒に戦う覚悟があると言い、逆にジェシカに負ける可能性もあるのでは?と心配をするのです。そんなレナードにジェシカは娘、マヤを見つけ出し会わせてあげます。
第10話「P.S.L.」
ハーヴィーはマイクと2人で出所祝いをしています。ハーヴィーはコンサルタントとして自分と一緒に働いてほしいといますが、みんなにこれ以上迷惑が掛けられないと言い断ります。しかしもう少し考えてほしいと言われます。ハーヴィーは、ジェシカにマイクの件やサターを裏切った事を許してくれたと感謝の意を伝え、ジェシカは事務所の存続の危機だから一緒に頑張っていこうと伝えます。
そんな中、事務所の古くからの得意先であるジム・レイノルズの会社が、顧問契約を切ろうとしていることがわかります。サターを裏切ったと言う噂が広がって顧客が離れようとしているのです。
ジェシカはレナードの前の弁護士ケイシーを訪ね宣誓供述書を渡しサインを求め召喚状を送ります。レナードも裁判で供述をすることになり、その質問状はレイチェルに任せる事にします。そのレイチェルはマイクと話をしていることに、あることに気づきます。もしかすると、唯一の証人マリアを被害者の父が施設に入れて、証言出来ないよう隠したのではないのかということです。被害者の父を訪ねた時の反応で、マイクとレイチェルは自分たちの仮説が正しかったと確認をします。そこでジェシカは賭けに出て、見事裁判で勝利を獲得。レナードの無罪、釈放を勝ち取ったのです。
ロバートはマイクとレイチェルにしてくれたことに感謝をし、手助けがしたいと言います。ジェシカは、事務所をハーヴィーとルイスに任せ自分はジェフのいるシカゴに行くと伝えます。
ハーヴィーはルイスとともにレナードの裁判で出廷中のジェシカに、ジムの会社の取締役会に出席してほしいと頼みに行くが、裁判は大詰めを迎えており…。
第11話「再出発」(She’s Gone)
ハーヴィーがドナと一夜を過ごし、ドナに秘書は続けられないと言われ、秘書を辞めるのか?と尋ねると、辞めたのはジェシカと言った瞬間、夢から覚めます。ジェシカがいない現実をなかなか受け入れることができないでいるのです。
ジェシカが去った後の事務所でルイスとハーヴィーは今後の対策を練っています。そこへロバートが現われ、ハーヴィーとルイスに合併話を持ち掛けます。ロバートは裏工作もなく、事務所を助ける意図だけだったが、勘違いしたルイスは、ロバートへの攻撃を始めてしまいます。それどころはロバートの行為を無にし、彼の事務所からアソシエイツを引き抜くのです。
レイチェルは父であるロバートから、卒業後は自分の事務所に来てほしいと言われ、悩みます。
一方、ハーヴィーの誘いを断わったマイクは職探しをするが、なかなかうまくいきません。やはり犯罪歴が重圧となっているのです。教会のウオーカー牧師を訪ね悩みを話すと教師をしないかと言われますが、教師になって数日後には、犯罪歴が父兄に知られ辞めることになってしまいます。
ハーヴィーはマイクに内緒で何とか弁護士資格の審査を受けさせられないかジェラード教授やギブズにまで頼み込みます。しかしこれをマイクが知るところとなり、マイクを怒らせてしまいます。
ドナは、ハーヴィーにもう一つの家族の修復をしたらどうかと言われます。ハーヴィーは長年母親と音信不通だったため、ドナの一言で心が揺れます。
第12話「許しのアヒル」(The Painting)
ドナの助言で母リリーに会いに行くことにしたハーヴィーですが、実は7年前に、父親の葬儀のために実家に戻ったとき、いまだに浮気相手のボビーと付き合い続けているリリーに腹を立ててけんか別れをしていたのです。ハーヴィーは、リリーが勤める大学を訪ね、食事に誘います。二人は何度もぶつかり合いますが最後には仲が修復します。事務所に帰ってきたハーヴィーは二人の仲を取り持ってくれたドナに感謝をします。
一方、マイクのもとに貧しく、困っている住民の為、法律相談所を経営しているネイサンがやってきて雇いたいと言います。マイクが正直に犯歴を自己申告したことと一流事務所での経験がネイサンの心をつかんだのです。
相談所職員の上司として働くことになったマイクには個室が与えられます。はじめは住宅に関する訴訟でした。相手の代理人は狂的な上に、マイクには資格がないので悔しい思いを何度も経験します。
法学生のマリッサは自信家で依頼人にも約束をしますが、マイクは、勝つ見込みがあっても保証がないので、約束はするべきではないと伝えます。マイクは周囲の人から一流の事務所でやっていけない落ちこぼれた人物だと思われていました。そこでマイクは、弁護士資格もない無資格な人間なことやどんなことをやってきたかを書いた書類をみんなに見せます。
ルイスはハーヴィーに、トップとしての自覚が足りないと叱責を受け腹を立てますが、ドナに言われハーヴィーの顧客の面倒を見ます。事務所に帰ってきたハーヴィーに礼を言われ、ひどいことを言ってしまったと謝られます。再び二人は事務所を盛り上げるために頑張ろうと決意を新たにするのです。
第13話「ジレンマ」(Teeth, Nose, Teeth)
マイクはハーヴィーに、レイチェルはドナにそれぞれ結婚式を挙げる報告と付添人を頼みます。
IT担当のベンジャミンがドナのパソコンを更新させるために、操作しに来ますが、ドナはベンジャミンをからかい面白がります。実はベンジャミンの目的なドナのパソコンの更新ではなく、ドナのデーターを取る事でした。ドナの発言や名言を集めて電子化したものを商品化したいと考えていたのです。
レイチェルに法曹協会から、適性審査の面接を受けられないという連絡が来ます。ルイスに相談をすると、心配ないと言いながら、ハーヴィーに相談に行きます。相談を受けたハーヴィーは、手紙の主サイデルに話を聞きに行くと、手違いだと分かりますが、合格は難しいと言われます。そして合格をさせたいなら自分のクライアントのライバル会社を故意に訴えて株価を暴落させるよう要求されるのです。
一方、マイクは手掛けている住宅訴訟の依頼人の子供がぜんそくで入院をします。和解金額を伝えるとこれでは医療費に足りないから裁判を行いたいと言われます。マイクは弁護士資格がないため、オリヴァーに依頼するしかありませんが、オリヴァーは優秀ですが法廷に立つと頭が真っ白になってしまうのです。今回も嫌な予感がしていたのですが、その予感が的中し、裁判に負けてしまいます。
レイチェルはハーヴィーから手違いだったため面接は受けることができると言われます。そこにマイクもやってきて自分も面接が受けたいと言います。
第14話「裏取引」(Admission of Guilt)
法律事務所での仕事を通じてマイクは、やはり弁護士になりたいという思いが強くなります。レイチェルともども弁護士になりたいと考えたマイクは、ハーヴィーとサイデルの裏取引に協力することになります。企業のヴェロシティ・データソリューションズに起こす訴訟を合法的に見せる為マイクの相談所を通して訴訟を行います。相談所に行ったマイクはオリヴァーにヴェロシティ社が関わった和解案件と金額を見つけるように指示します。調査は優秀なオリヴァーは、鉱山に係る案件を見つけ出します。健康被害の訴訟でしたがすべて解決済みで、守秘義務を結んでおり、一人でも契約に違反すると税院の見舞金を没収するという内容になっています。
マイクはヴェロシティー社の傘下の鉱業会社で健康被害を受けた元従業員たちを説得して回ります。その結果、150人の訴訟を起こすことに成功します。マイクはヴェロシティ社のCEOパルマーに会い、集団訴訟を起こすと伝えます。パルマ―は小さな事務所が何を言っているのかと相手にしませんでしたが、マイクがピアソン・スペクター・リットと組んでいるといった言葉で態度を急変させます。パルマ―はハーヴィーの元を訪れ和解案を提示しますが、ハーヴィーは公表にこだわります。不審に思ったパルマ―は裏があることを察します。そしてパルマ―は、株価の暴落狙いだということだけではなくマイクの弁護士の適正審査を受ける事を狙っている事も見抜くのです。
一方、ルイスはアパレル会社の女性社長との契約をつなぎ留めるため、多忙で同席できないハーヴィーの代わりにレイチェルとカトリーナを動員します。二人はお互いを尊重しつつスムーズに仕事を進めていきますが、残念ながら契約は失敗し、顧客は離れてしまいました。
第15話「届かぬ理想」(Quid Pro Quo)
マイクの弁護士資格取得が見えてきていたのですが、ハーヴィーはサイデルと裏取引したことがヴェロシティー社のCEOパルマーに知られたため、訴訟を取り下げることになります。マイクは、みんな困っているのに止める訳にいかない、自分の夢はあきらめてもいいと言い出すのです。ハーヴィーは諦めきれず他の方法を考えます。
ベンジャミンはザ・ドナを売り込むために頑張っています。オフィスを貸したストゥの所へ行きますが、90%を権利としてよこせと言われ諦めます。次の商談相手にプレゼンをしますが、ドナは商談相手がザ・ドナの文句を言っているのを聞いてしまいます。ベンジャミンに告げますが、諦めずに頑張ろうと決意を新たにします。
そのころパルマーの圧力により、事務所には得意先から契約を見直したいとの連絡が次々に届きます。ハーヴィーは事務所を守るため仕方なく訴訟から手を引くことになります。
マイクは、パルマ―が企業の情報屋から情報を買たことを知ります。この情報をもとにパルマ―を追い詰めるべく、パルマ―の元に行き、和解金の交渉をしています。しかしパルマ―は以前よりも若い金額を一桁減らしてくるのです。さらに、ピアソン・スペクター・リット事務所は先ほど、手を引いたよと言われてしまいます。
マイクはパルマーとの交渉で失敗します。自分は弁護士になる事は諦め皆と闘うとレイチェルに宣言しますが、夢をあきらめた人とは一緒にいられないというレイチェルの言葉で再び考えを改めます。
第16話「最強の味方」(Character and Fitness)
マイクの弁護士適正審査が始まります。ハーヴィーとマイクの前に、急遽審査委員になった連邦検事補のギブスが現われ、自分が審査に入るとのでマイクは絶対に弁護士になれないと言ってきます。
る。マイクが合格するには委員全員が賛成票を入れなければならないため、ハーヴィー何とか手立てはないかと探します。レイチェルも一緒になって必死で弁護士になれる方法を見つけ出します。その結果、30年間使われた事がない方法ですが、マイクの人間性を証明してくれる「性格証人」を招致できる事になりました。マイクは刑務所のカウンセラーのジュリウスを訪ね事情を話します。困った人を弁護するために弁護士になりたい、そのために助けが必要だと熱弁をし、ジュリウスが来てくれることになったのです。
ジュリウスの説得力は素晴らしく、逆に人を思いやることができないギブスは人として審査員に不適格だとまで言ったのです。ハーヴィーはギブスを追い出すために、リバティ鉄道の書類を渡し、マイクは変わったことを認めてやってほしいと言いますが、ギブスはなかなか納得しません。
審査会でギブスはマイクに厳しい質問を次から次へとしてきます。マイクが困って言葉を濁していると、懐かしい声が聞こえてきました。それはジェシカの声です。ジェシカはギブスが昔、一人の医学生の間違いを見逃してあげたその人だったのです。今では多くの命を助けているので、ギブスに感謝をしていると言います。そして電話がかかってきます。マイクは弁護士になれるとのことでした。