『キャプテン・マーベル』のあらすじ、登場人物(キャラクター)、感想、ネタバレまとめ!

MCUシリーズの第21作目として2019年3月15日(金)に公開されたマーベル映画『キャプテン・マーベル』!

アベンジャーズの完結編にあたる『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観る前に必ず観た方がいい作品となっています!

またオープニングでは、2018年11月に95歳で亡くなったマーベル・ヒーロー生みの親スタン・リーをフィーチャーする演出もあり、制作側の愛を感じました。

そこで今回は、『キャプテン・マーベル』のあらすじ、登場人物(キャラクター)、感想、ネタバレを簡単にまとめてみましたので、ぜひご一読いただけると嬉しいです!

※ネタバレを含みますので、ご注意ください。

▼キャプテン・マーベルのあらすじ

1995年、ヴァースはクリー帝国の精鋭部隊”スターフォース”のメンバーで、クリー帝国で目覚める前の記憶を失っていた。

”スターフォース”は、敵対するスクラル人たちの情報を得るため、敵地に潜入していた工作員を救助する任務を与えられるが、その工作員からの救助信号はスクラル人の司令官タロスが仕掛けた罠であった。

”スターフォース”は大勢のスクラル人による待ち伏せを受け、ヴァースが捕らえられてしまう。捕らえられたヴァースは、スクラル人たちの宇宙船に連れて行かれ、地球に向かって進む中、過去の記憶を読み取る装置にかけられる。

ヴァースは〈フォトンブラスト〉の能力でなんとか拘束を外し、脱出ポッドで地球に不時着する。未確認物体が不時着したという知らせを受け、国際平和維持組織『S.H.I.E.L.D.』のエージェントであるニック・フューリーはヴァースと出会い、彼女の失った記憶を取り戻す旅に協力することになる。

フューリーはヴァースを米空軍基地に連れて行き、1989年にウェンディ・ローソン博士という人物によって設計された実験エンジンをテストしていた女性パイロットが、ヴァースと同じ顔をしていることを発見する。その女性は米国空軍パイロットのキャロル・ダンヴァースという名前で、実験エンジンのテスト中に事故で死亡したことになっていた。

ヴァースとフューリーは、その事故の真相を探るため、キャロルと同じく実験エンジンのテストに参加していた女性マリア・ランボーのもとに向かうのであった。

二人がマリアの到着すると、そこにスクラル人の司令官タロスが現れる。タロスは敵対する意思がないと言い、彼はスクラルが新しい家を探している難民であり、ローソン博士が彼らを助けていたクリー帝国の科学者であったことを明らかにする。

そして、マリアと再会したヴァースは記憶を取り戻し、ローソン博士が実験エンジンのエネルギーコアをヨン・ロッグの手から守るために、殺されたことを思い出す。そして、エネルギーコアを破壊した際の爆発により、キャロルの身体にエネルギーが流れ込み、彼女は超人的な能力を得たのであった。

キャロルは取り戻した記憶をもとに、タロスやフューリーと共にローソン博士が地球を周回する形で隠した宇宙船にたどり着き、そこで匿われていたスクラル人たちとエネルギーコアの源である四次元キューブを発見する。

しかし、四次元キューブを狙っていたヨン・ロッグの策略により、タロスをはじめとしたスクラル人と共に行動していたキャロルは裏切り者に仕立てあげられ、”スターフォース”の襲撃を受ける。キャロルは抵抗を試みるが、ヨン・ロッグによって能力を制限されたあげく、スクラル人を人質に取られてしまい、捕えられてしまう。

キャロルはスプリーム・インテリジェンスの前に連れて行かれ、マインドコントロールを受ける。だが、記憶を取り戻したことで本当の自分を知ったキャロルは、マインドコントロールを克服して彼女の力を抑制していた制御装置を破壊し、本来の能力を解放することに成功する。

そして、能力を解放したキャロルは、”スターフォース”を圧倒し、ヨン・ロッグの要請で地球にやってきたロナンをも退ける。

その後、キャロルは四次元キューブの保管をフューリーに任せ、新しい故郷を探す旅に出るスクラル人を手伝うため、フューリーに緊急用の通信機を渡したうえで、宇宙へ旅立って行った。

▼キャプテン・マーベルの登場人物(キャラクター)

キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース/ヴァース

本作の主人公。クリー帝国の精鋭部隊”スターフォース”のメンバー。クリーで目覚める前の記憶を失っており、自分が何者なのかを知りたいと思っている。両腕から〈フォトンブラスト〉という高エネルギーを放出する能力を持つが、未熟なため上手くコントロールできない。

女優:ブリー・ラーソン

日本語吹き替え:水樹奈々

ヨン・ロッグ

クリー帝国の精鋭部隊”スターフォース”を率いる司令官。事故で瀕死のバースを発見し、彼女を助け、優秀な戦士に育成した人物。素手ならバースに一度も負けたことがないほど戦闘能力が高く、重力を操る武器を用いて敵と戦う。

俳優:ジュード・ロウ

日本語吹き替え:森川智之

タロス

クリー帝国と何世紀も戦い続けているスクラル人たちを率いる人物。スクラル人に特有の何にでも姿を変えられる能力を用いてバースの失われた記憶に潜む“秘密”を狙っている。

俳優:ベン・メンデルソーン

日本語吹き替え:関俊彦

ニック・フューリー

国際平和維持組織『S.H.I.E.L.D』のエージェント。元軍人。スクラル人との戦闘により地球に不時着したバースと遭遇し、彼女の失われた記憶を探す旅に協力する。

俳優:サミュエル・L・ジャクソン

日本語吹き替え:竹中直人

マリア・ランボー

キャロルが地球にいた頃の親友。空軍のパイロット仲間でもあり、娘のモニカを含めて家族ぐるみでキャロルと付き合いがあった。

女優:ラッシャーナ・リンチ

モニカ・ランボー

マリアの娘。キャロルのことを慕っており、事故でキャロルが亡くなったとされた後も生存を信じていた。

女優:アキラ・アクバル

ウェンディ・ローソン博士/インテリジェンス/マー・ベル

キャロルが地球で空軍パイロットであった時の上司。その正体はクリー帝国の科学者で、地球でコアエネルギーの研究を行っていた。バースがスプリーム・インテリジェンスを擬人化して認識する際に現れる女性でもある。

女優:アネット・ベニング

グース/チューイ

キャロルが記憶を失う前に飼っていた猫。キャロルの失われた記憶を探す旅にいつの間にかついてくるが、その正体は”Flerken”と呼ばれる危険なエイリアンで口から蛸のような触手を出して攻撃する。

ミン・エルヴァ

クリー帝国の精鋭部隊”スターフォース”のメンバー。狙撃でのバックアップを主な役割とし、司令官であるヨン・ロッグの命令に忠実な部下。バースのことを嫌っている節がある。

女優:ジェンマ・チャン

日本語吹き替え:日笠陽子

コラス

クリー帝国の精鋭部隊”スターフォース”の副司令官。後に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ではロナンの部下として登場する。

俳優:ジャイモン・フンスー

日本語吹き替え:乃村健次

ブロン・チャー

クリー帝国の精鋭部隊”スターフォース”のメンバー。身体が大きく、怪力が武器。

俳優:ルーン・タムティ

日本語吹き替え:安元洋貴

アット・ラス

クリー帝国の精鋭部隊”スターフォース”のメンバー。潜入&スパイ活動のスペシャリストで、バースのことを姉のように慕っている。

俳優:アルゲニス・ペレス・ソト

日本語吹き替え:日野聡

ロナン・ジ・アキューザー

クリー帝国の法を執行するアキューザー(告発人)の最高位で、法を犯した者のところに赴き、量刑を決めて執行する権限を持つ。後に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でヴィランとして登場する。

俳優:リー・ペイス

日本語吹き替え:白熊寛嗣

フィル・コールソン

国際平和維持組織『S.H.I.E.L.D』の新人エージェント。

俳優:クラーク・グレッグ

日本語吹き替え:村治学

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース

アベンジャーズのメンバー。前作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスのインフィニティ・ガントレットによる攻撃を生き残ったスーパーヒーローのひとり。アメリカで遂行された「超人兵士計画」に自ら志願し、超人兵士となった。強い正義感と超人的な身体能力を持ち、アベンジャーズのリーダー的な存在。

俳優:クリス・エヴァンス

日本語吹き替え:中村悠一

ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ

アベンジャーズのメンバー。前作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスのインフィニティ・ガントレットによる攻撃を生き残ったスーパーヒーローのひとり。元ロシアのスパイで、潜入&スパイ活動と近接戦闘を得意とし、『S.H.I.E.L.D』の諜報活動で活躍していた。

女優:スカーレット・ヨハンソン

日本語吹き替え:米倉涼子

ハルク/ブルース・バナー

アベンジャーズのメンバー。前作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスのインフィニティ・ガントレットによる攻撃を生き残ったスーパーヒーローのひとり。生化学と核物理学の分野における優れた科学者で、怒りを引き金に超人ハルクへと変身する能力を持つ。

俳優:マーク・ラファロ

日本語吹き替え:宮内敦士

ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ ”・ローズ

アベンジャーズのメンバー。前作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスのインフィニティ・ガントレットによる攻撃を生き残ったスーパーヒーローのひとり。アイアンマンことトニー・スタークの親友で、彼が作ったパワードスーツ”ウォーマシン”に搭乗して戦う。

俳優:ドン・チードル

日本語吹き替え:目黒光祐

▼キャプテン・マーベルの感想

(1)グースに癒された

マーベル映画において珍しく、今作では猫(本当はエイリアン)のグースがサブキャラクターとして登場します。

これがCGか人形だと思うのですが、めっちゃキュートで癒されました!

特に重力のGで動けなくなるシーンは思わずフフッとなりました(笑)

(2)コメディ要素が強かった

『フューリーがグースにメロメロなシーン』、『キャプテン・マーベルの力を恐れてロナンが回れ右で逃げるシーン』、『キャプテン・マーベルとヨン・ロッグの最終決戦の呆気ない決着シーン』など、明らかに観客を笑わせにきている演出が所々にあって、意外とコメディ要素が強いな~という印象でした!

(3)フューリーが左目を負傷した理由が判明(笑)

今まで意味深に眼帯で傷を隠していたにも関わらず、まさかの猫(グース)に引っかかれた傷だとは…(笑)

なんかやっつけ感がある設定で残念。。

だったら『S.H.I.E.L.D』のエージェントになる前、軍人だった時に負った傷という設定の方が受け入れやすかったな~

(4)力が解放されたキャプテン・マーベルはスーパーサイヤ人!

能力を解放されたキャプテン・マーベルは、両手両足のどこからでも高エネルギーを放出できるようになり、空を飛ぶこともできます。

…ってドラゴンボールのスーパーサイヤ人じゃん!?

↓見た目もめっちゃ似てません?(笑)

▼キャプテン・マーベルの疑問

(1)ロナンが地球に攻撃してきた時、エンシェントワンは何してたの?

ロナンが弾道ミサイルを地球に向かって放った時、現実世界を多次元の脅威から守る役割を持つエンシェントワンはなぜ登場しなかったんですかね?

まだアベンジャーズも作られていない頃の話しなので、当時のスーパーヒーローでロナンに立ち向かえる実力があったのはエンシェントワンくらいだと思います。

考えられる理由としては、ロナンとは異なる驚異と戦っていたケース、キャプテン・マーベルだけで充分だと判断したケースですかね。

(2)四次元キューブを吐き出した後、グースはどうなった?

今作では終盤、四次元キューブをグースが飲み込むことで、フューリーは安全に四次元キューブを地球に持ち帰ることができました。

そして、映画『アベンジャーズ』において、四次元キューブはすでに取り出されており、エリック・セルヴィグ博士によって解析されているシーンがありました。

つまり、フューリーはアベンジャーズ結成前に、グースから四次元キューブを吐き出させたことになります。

そう考えると、強力な戦力でもあるグースが、四次元キューブを吐き出した後にどうなったのか凄く気になります!

(3)ウェンディ・ローソン博士はなぜ地球でエネルギーコアの研究をしていたのか?

“スターフォース”のミン・エルヴァが地球の文明レベルをバカにするようなシーンがあるくらい、地球はクリー帝国より文明で劣る惑星です。

それなのに、ローソン博士はなぜコアエネルギーの研究を地球で行っていたのか、不思議です。

(4)地球に帰還したキャプテン・マーベルはどうサノスに立ち向かうのか?

エンドクレジットで緊急信号を受け取ったキャプテン・マーベルが地球に帰還しました。

しかし、生き残ったアベンジャーズのメンバーやキャプテン・マーベルの能力を踏まえても、インフィニティ・ガントレットを手にしたサノスに勝てるイメージが全くありません…。

どう工夫してサノスを倒すのか『アベンジャーズ/エンドゲーム』が楽しみですね!






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