『ラーメン赤猫』は、週刊少年ジャンプ+で毎週月曜に連載中のwebマンガ。猫のキャラクターたちが経営するラーメン屋さんの日常を描いた作品です。
作者は、2019年10月〜2020年5月まで週刊少年ジャンプ+で連載していたフルカラー漫画『夜ヲ東ニ』のアンギャマンです。
2022年8月現在、なんと全話無料公開中です!
「次にくるマンガ大賞2022 webマンガ部門」にもノミネートされた今注目の作品です!
そして、待望のコミックス1巻が2022年10月4日に発売決定いたしました!!
今回は、そんな注目の漫画『ラーメン赤猫』の登場人物・キャラクターについてまとめてみました!
『ラーメン赤猫』の登場人物(キャラクター)の一覧
目次
▼赤猫の従業員
社 珠子(やしろ たまこ)
本作品の主人公。
『ラーメン赤猫』で唯一の人間の従業員。
以前は広告関係の企業に勤めていたが、ひどくブラックな環境だったため、辞めるのにも苦労した。
退職したあとに、おばの紹介で赤猫の面接を受けることとなる。
店長の文蔵に「猫好き」かどうか尋ねられた時に、正直に「どっちかというと犬のほうが好き」と答えてしまうも、それが功を奏して赤猫で働くこととなる。
主な仕事内容は、猫のお世話(ブラッシング)と皿洗いで、お店に立つ時はイメージを壊さないように黒子の姿になる。
はじめてだらけの仕事に戸惑いながらも、猫たちとの交流を通じて自身も成長中。
最近、まかないのラーメンがおいしすぎて太ってきているのが悩みのタネ。
文蔵
『ラーメン赤猫』店長のトラ猫。調理担当。
職人気質で、ネコ毛の一本も入れずにラーメンを作ることができる。
猫なのでネギ類は使えず、スープもそのままでは味見できないというハンデがあるにも関わらず、赤猫のラーメンは相当美味しいらしい。
赤猫は元々は屋台のお店だったが、先代(人間)が身体を壊してしまい、色々あった後に文蔵が引き継ぐこととなったという。
佐々木
接客とレジ担当、経理を担当しているハチワレ猫。
元の飼い主から遺産を相続したらしく、赤猫に出資して買い取ったとのこと。
他の従業猫たちはお店の2階に住んでいるが、佐々木だけは持ち家がある。
商工会議所に顔を出したり謎の人脈を持っていたりと、色々と顔が広い。
ハナ
接客担当の白猫。女の子。
可愛らしい見た目を活かしたあざといキャラクターで人気者。
クリシュナと同じ部屋に住んでいてとても仲が良い。
ただ、打ち解けるまで時間がかかるタイプで、珠子に対してはツンツンした態度を取っている。
実は長毛種なのだが、トリミングサロンに通って今の短い毛並みを維持しているらしい。
サブ
盛り付け、サイドメニュー担当の黒猫。
元は野良猫で、お店の残飯を漁っていた時に味付けのアドバイスを店長にしたところ、スカウトされた。
趣味はFPSゲームで、部屋にはゲーミングPCやゲーミングチェアが置かれている。
プロゲーマーたちが出場する「プレデターcup」という大きな大会の一般参加枠の予選を勝ち上がり、出場が決まっている。
しかし手のサイズ的に旅行用の小さなマウスしか扱えないため、上位を目指すのは厳しいとのこと。
クリシュナ
製麺担当のトラの女の子。父はアムールトラで母がベンガルトラというハーフ。
天井に届くほどに体が大きいが、中身は怖がりで心優しく、見た目とのギャップが激しい。
通常の麺は製麺機で作っているが、赤猫スペシャルラーメンだけはクリシュナの手打ち。
が、クリシュナが恥ずかしがって全くアピールしないためほとんど売れず、廃棄が出てしまうほどだった。
珠子の協力もあり、のちに人気メニューとなる。
スイカが大好物。
▼赤猫のメニュー
赤猫しょうゆラーメン
特製醤油ダレで味付けした、旨味バランス重視のラーメン。
スープは鶏ガラスープをベースにし、煮干し・昆布・椎茸などをブレンドしたこだわりスープ。
赤猫一番人気のメニュー。900円。
赤猫あっさりラーメン
鰹節をトッピング、魚介出汁を強調したラーメン。
スープは塩を効かせたスッキリしたスープなので、女性客に大好評。
900円。
赤猫こってりラーメン
自家製鶏油をトッピング、鶏の旨味を強調したラーメン。
通常のラーメンに醤油ダレ、カリカリ鶏皮、鶏そぼろを追加しており、ガツンとくる濃厚な一杯。
1,000円。
赤猫スペシャルラーメン
製麺担当のクリシュナが手打ちした、虎打麺が特徴のスペシャルなラーメン。
トッピングも豪華で、通常のラーメンの2倍近いボリューム。
女性に嬉しいハーフサイズも注文可能。
以前は廃棄が出てしまうほど不人気メニューだったが、それは告知をしていなかったからで、クリシュナ手打ちを大々的にアピールした結果、大人気メニューとなった。
1,800円。
赤猫チャーシューメン
1,200円。
赤猫からあげ
500円。
赤猫特製ギョーザ
500円。
▼その他の登場人物(キャラクター)
クリシュナファンの女性
第1話から登場しているクリシュナ推しの常連。
名前はまだ明らかにされていない。
「赤猫スペシャルラーメン」をクリシュナが手打ちしていることを知って興奮したが、ボリュームがありすぎて食べきれないから頼めないと落ち込んでしまう。
それを見た佐々木の機転でハーフサイズを頼めることとなり、大喜びで注文した。
みすずちゃん
クリシュナファンの女性と一緒にお店に訪れる常連の女性。
相方が少食なため、食べきれない分はいつも彼女が食べてあげているらしい。
チンピラ
1話に登場した、ラーメンに猫の毛が入っていたとイチャモンをつけ、金を要求しようとした男。
店長に対して「誠意を見せろ」と凄んでいたが、後からでてきたクリシュナに気圧されてすごすごと退店していった。
てんぴる
4話に登場して赤猫に迷惑な突撃配信を行った男。
チャンネル登録者は3万人。
撮影禁止の店内で勝手に配信を行って店長を激怒させるが、それすらも喜んでカメラを回し続ける。
警察も炎上も大歓迎とはしゃいでいたが、みきおに外に連れ出される時にはビビりまくっていた。
みきお
赤猫の開店時からお世話になっているという弁護士。
非常にコワモテであり、ヤクザと間違われるような容姿をしているが、中身は人のいいおじさん。
猫たちにもとても懐かれている。
ピエトロ・ロマーリオ
7話に登場した老人。
三つ星イタリア料理店「ロマリ」のオーナーシェフであり、世界各国に支店をもっている有名人。
が、全店閉店すると突如宣言し、行方をくらませてしまう。
どうやら、後継者問題が泥沼の法廷論争に発展し、疲れ切っているらしい。
そんな中、お忍びで『ラーメン赤猫』に姿を表す。
城崎
8話に登場する修理屋の青年。
猫アレルギーのため、ガスマスク装着の完全防備な姿で『ラーメン赤猫』を訪れた。
アレルギーで赤猫のラーメンを食べられないことを残念に思っている。
御所川原(ごしょがわら)
13話に登場する女性。
みきおの後輩で、ネット対応に詳しい弁護士。
本人は隠しているつもりだが、ものすごい猫好き。
猫を見る目が怖かったり、猫吸いの前科があるため、『ラーメン赤猫』の猫たちからは苦手意識を持たれてしまっている。
ギャルっぽい女性
『ラーメン赤猫』の常連。
配信者の突撃騒動の時には、店のために警察を呼ぼうとしていた。
14話では、もし赤猫が無くなってしまったら一生立ち直れないと公言している。
そのため、赤猫のために何かしたいと思っているらしい。
有栖川
15話に登場したラーメンマニア3人組の一人。
他の2人に比べて一回り年上で、穏やか。
佐々木の見立てでは、猫好きとのこと。
バー・ラットのママ
17話に登場した女性。
赤猫の隣のビルにある「BAR RAT」のママ。
とても面倒見のいいタイプで、珠子が来る前はクリシュナのブラッシングも彼女が無償で行っていた。
但馬 照(たじま てる)
18話に登場した老婆。
赤猫にメンマを卸しているが、味に厳しく、自分が認めた店にしか卸さないらしい。
丑満丸という猫を飼っている。
丑満丸(うしみつまる)
但馬と一緒に暮らしている黒猫。
赤猫の猫たちに、毛を落とさない訓練を行ったらしい。
今も新しい子たちに訓練を行っているが、赤猫の猫たちのような見込みのある子はいないとのこと。
申谷 光彦(しんたに みつひこ)
20話に登場した、全国チェーン1位のシェアを持つ「申らーめん」の代表取締役。
『ラーメン赤猫』を傘下に入れようと店を訪れる。
白藤(しらふじ)
申谷の秘書の女性。
とても優秀らしく、実在すら怪しまれる幻の店である赤猫を見つけだし、申谷を連れてきた。