『ラストラウンド・アーサーズ』登場人物（キャラクター）まとめ

人気作『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』の作者で知られる羊太郎が、アーサー王物語をモチーフにした新作ライトノベル『ラストラウンド・アーサーズ』。

2020年1月に最新5巻が発売されました！

今回はそんな『ラストラウンド・アーサーズ』の登場人物（キャラクター）についてまとめてみました！

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▼《アーサー王継承戦》の王
▼《アーサー王継承戦》の騎士
▼その他

▼《アーサー王継承戦》の王

瑠奈＝アルトゥール

《アーサー王継承戦》に参加する王(キング)の一人。キャメロット国際高等学校の生徒会長を務める女子高生。お金のために自身のエクスカリバーを売るなど、一見、その行動は自分勝手でロクでもないが、実は学校を守るためであったり、憎めない性格をしている。騎士(ジャック)はケイ卿。凛太朗とケイ卿を家来としてこきつかっている。長剣型のエクスカリバー(支え合う絆の鋼)を持ち、その能力は「敵前で目を閉じ、一定時間無防備を晒すことで、高威力の斬撃を放つことができる」というもの。

真神凛太朗

自分の力を試すために、最弱と言われる瑠奈に力を貸し、《アーサー王継承戦》に参加する傲岸不遜な少年。瑠奈と同じキャメロット国際高等学校に通っている。その正体は世界最古にて最強の魔法使いでアーサー王の参謀を務めた”マーリン”の転生者。生まれながら人を越えたチート能力を持っていたせいで、幼い頃かた化け物扱いのうえに除け者にされてきた過去を持つ。先祖返りで一時的に『魔人化』することができ、身体能力の向上に加え、魔人族の魔法”闇魔法”を行使できるようになる。

フェリシア＝フェルラルド

《アーサー王継承戦》に参加する王(キング)の一人。アーサー王の血を引く『古き高貴なる家々』の一翼、フェルラルド公爵家の当主。古い妖精族の血も継いでいるため魔法が大得意。瑠奈とは古くからの友人関係で、何かとライバル視している。騎士(ジャック)はガウェイン卿。レイピア型のエクスカリバー(輝く栄光の鋼)を持ち、その能力は「その剣の光を浴びた敵対者は体が重くなり、力を制限される」というもの。

エマ＝ミシェーレ

《アーサー王継承戦》に参加する王(キング)の一人。凛太朗が世界各地を放浪していた時に出会い、戦い方を教えた少女で、世界の救済を掲げる聖ジャンヌ修道会の代表として参戦。その卓越した武勇から『救世の聖女』と呼ばれている。騎士(ジャック)はラモラック卿。凛太朗に好意を寄せている。旗槍型のエクスカリバー(教誨する慈悲の鋼)を持ち、その能力は「真銘と共に放たれる一撃は、十撃目まで命を奪うことはないが必中。十一撃目で必殺」というもの。

九条＝グローリア＝蒼馬

《アーサー王継承戦》に参加する王(キング)の一人。アーサー王の古き高貴なる血を引くグローリア家を取り込んだ九条財閥の御曹司。自身も伝説時代の英雄に匹敵する武力を持つ最有力の王。キャメロット国際高等学校の教師という表の顔を持つ。騎士(ジャック)はランスロット卿。大剣型のエクスカリバー(征服する武の鋼)を持ち、その能力は「その戦場において、使い手が相対した最強の敵を上回る力を発揮できる」というもの。

▼《アーサー王継承戦》の騎士

ガウェイン卿

円卓の第八席を担うアーサー王の甥。フェリシアに仕える騎士(ジャック)。武勇に優れ、清廉潔白で高潔、騎士の中の騎士と言われ、現代では円卓最強クラスと持ち上げられているが、その実はアーサー王のお膳立てにより活躍できていた円卓でも中堅クラスの実力。太陽の化身たる古い神族の血を引いており、「日が昇り続けている間、力が三倍になる」という『太陽の加護』を持つ。

ケイ卿

円卓の第三席を担うアーサー王の乳姉弟。瑠奈に仕える騎士(ジャック)。円卓の騎士”最弱”と揶揄されている。暗示の魔法で周囲に学園の生徒だと思い込ませ、瑠奈と同じクラスに紛れている。よく瑠奈の命令でバニーガールやメイド服の格好でコンサートやアルバイトなどのお金稼ぎをさせられており、学園のアイドル的な存在となっている。

ランスロット卿

円卓の第十二席を担う。九条に仕える騎士(ジャック)。アーサー王物語で最も有名な円卓最強の騎士。伝説時代には《湖の騎士》と呼ばれていた美丈夫。

ラモラック卿

円卓の第四席を担う。エマに仕える騎士(ジャック)。円卓の騎士の中でも最強の一角。見た目は年端もいかない可憐な幼女だが、実は戦闘狂。また戦闘のみならず恋愛においても百戦錬磨。伝説時代には《赤い盾のラモラック》と呼ばれ、その名の由来となった『赤い盾』は作用・抵抗・平衡の名を冠する3つの盾からなる幻想武具。その能力は「白兵戦における敵の攻撃を担い手自身の技量で自動防御する」というもの。