2011年からアメリカで放送開始し、初回視聴者数460万人を記録した海外ドラマ『SUITS/スーツ』!
法律事務所を舞台に、敏腕弁護士と天才的な頭脳を持つ青年のコンビが、様々な訴訟へ挑む姿を描いた作品です!
2018年10月には、織田裕二が主演の日本版リメイク作品がフジテレビ系列で放送され、大きな話題となりました!
そこで今回は、海外ドラマ『SUITS/スーツ』シーズン3のあらすじ、ネタバレについてまとめてみました!
目次
- ▼シーズン3のあらすじ、ネタバレ
- 第1話「すれ違う思い」(The Arrangement)
- 第2話「雪解け」(I Want You to Want Me)
- 第3話「終わらぬ追及」(Unfinished Business)
- 第4話「危険な関係」(Conflict of Interest)
- 第5話「刻まれた名前」(Shadow of a Doubt)
- 第6話「10年前の約束」(The Other Time)
- 第7話「黒幕の正体」(She’s Mine)
- 第8話「チェックメイト」(Endgame)
- 第9話「不誠実な交渉」(Bad Faith)
- 第10話「大切な人」(Stay)
- 第11話「父への思い」(Buried Secrets)
- 第12話「法の精神」(Yesterday’s Gone)
- 第13話「因縁の対決」(Moot Point)
- 第14話「揺れる心」(Heartburn)
- 第15話「引き際」(Know When to Fold ‘Em)
- 第16話「辿り着いた答え」(No Way Out)
▼シーズン3のあらすじ、ネタバレ
第1話「すれ違う思い」(The Arrangement)
ピアソン・ハードマン法律事務所とダービー法律事務所は正式に合併し、ピアソン・ダービー法律事務所となります。ハーヴィーが合併に不服があると知ったジェシカは、ハーヴィーが事務所を辞めたがっているのではないかと疑っています。そのため、ダービーが個人的に親しいエヴァ・ヘシントンが社長を務めるヘシントン石油社が、収賄容疑で起訴された案件を任せることにします。しかし、併に猛烈に反対していたハーヴィーは、この案件を任されることに強く反発をします。
一方、マイクはレイチェルに経歴詐称のことを打ち明けたはいいが、それが公になることを恐れていました。ジェシカが事務所の前で待ち伏せをしています。驚いたマイクをジェシカはある部屋に連れていき、個室を与えるといいます。個室を合垂れられたことはうれしいですが、ハーヴィーを裏切った後ろめたさがあるので素直には喜べないマイクがいます。
マイクはハーヴィーの部屋へ向かい、ジェシカに脅されたとはいえ、ハーヴィーを裏切ってしまったことを詫びます。しかし、ハーヴィーはマイクを相手にしないため、マイクは肩を落とします。
そんな中、エバの案件を任されたハーヴィーは、はこの案件の担当検事リチャードを訪ね、告訴を取り下げてほしいといいますが、それはできかねるといわれてしまいます。事務所に帰る途中、地方検事補時代の上司キャメロンに合います。なんと、リチャードに代わって担当になったのがキャメロンだと知らされるのです。
第2話「雪解け」(I Want You to Want Me)
アソシエイツの教育係の座を追われたルイスはひどく落ち込み、その落ち込みようを見たジェシカは、ルイスに専属のアソシエイトをひとりだけ選んで良いと言われます。ルイスは、ハーヴィーと険悪な雰囲気になっているマイクを思い浮かべます。ハーヴィーに許可をもらいに行くと快諾されたので、マイクへもてなしをすることにします。マイクはルイスにステーキをご馳走しながら、レストランの土地は再開発で政府に接収されると説明し、協力をしてほしいといいます。
一方、ハーヴィーはエヴァと収賄裁判の打ち合わせをしています。そこでキャメロンがハーヴィーに渡した証拠のビデオを見ますが、エヴァは強気のままです。ビデオにはエヴァとその右腕ニックがアフリカの要人にお金を渡しているところが映っていました。しかしニックが検察側の証人になったことで、エヴァは激しく怒り、ニックを昇進させ給与も上げることにより承認になることをやめさせようと言い出します。しかし、そこでハーヴィーはエヴァの行動が賄賂にあたると気付くのです。
ニックの証言録取に日が来て、ニックは自分とエヴァでアフリカの要人に賄賂を渡したと証言しますが、ハーヴィーは罪に問われるのはニックだけだといいます。検察側は、ハーヴィー側の和解案である罰金刑を受け入れようとしますが、一つ条件があり、それは、エヴァに有罪であることを認めさせることです。ハーヴィーはこれではエヴァを無罪にするというダービーとの約束が果たせないと感じ、躊躇しますが、ジェシカは和解案を受けるように命令するのです。
土地接収の裁判はマイク達の申し立てが却下されレストランの立ち退きが決定となります。土地収用の案件も一緒に担当し、2人はお互い少しずつ理解を深めたため、ルイスは自分専用のアソシエイツにならないかと言い出します。マイクは受け入れますが、その直後にハーヴィーがやってきます。ハーヴィーが自分の専属に戻るようにマイクに言い、マイクは謝罪をしてハーヴィーのもとに戻ることにします。
第3話「終わらぬ追及」(Unfinished Business)
ハービーは司法取引を終えたことで、ヘシントン石油の収賄事件で、社長のエヴァは収監されずに済みました。しかし、ハーヴィーはヘシントン石油の株式を買い占めた投資家トニー・ジアノプロスの対応をしなければなりません。そのため、経済案件に詳しいルイスに対応を任せます。
ハーヴィーがエヴァと今後の対策について打ち合わせをしていると、検事キャメロンが、殺人共謀の容疑でエヴァを逮捕します。エヴァがアフリカの軍人マリガ大佐に払った金で、マリガ大佐が6名の油田開発反対派を殺害したことが起きたための罪だとキャメロンは答えます。
ハーヴィーとマイクは面会に訪れますが、エヴァは早く保釈の準備に取り掛かれと怒鳴り散らします。ハーヴィーの機転により、僅か1ドルの保釈金でエヴァの仮保釈を裁判官は認めます。しかしそれに腹を立てたキャメロンは、マリガ大佐の殺人を証言する人間は沢山いると主張します。裁判になれば不利な状況のエヴァは商人たちにわいろを渡すことを言い出しますが、ハーヴィーは賛成しません。するとエヴァはハーヴィーをクビにしてしまいます。
そんな中、ルイスのもとにカトリーナが現れ、一緒にこの案件を担当したいと申し出てきます。しかしルイスは相手にしなかったため、次にハーヴィーに近付こうとしますが、マイクとドナに阻止されます。逆切れをしたカトリーナはマイクを中傷する動画を作成して事務所に流します。
マイクは、レイチェルの手を借りて復讐をしようとしますが、ハーヴィーはそんな奴は相手にせず訴訟に集中するように言い、カトリーナにマイクに嫌がらせをした場合、クビにすると言います。カトリーナは再びルイスのもとを訪れて部下にしてほしいと懇願します。マイクとハーヴィーに対抗心を燃やすルイスはカトリーナを受け入れます。
その頃、ハーヴィーのもとにはスティーブン・ハントリーがやってきます。スティーブンは、ハーヴィーの手助けをしに来たと言いますが、ハーヴィーは信用しません。
一方マイクはエヴァを窮地から助け出す方法を考え付きます。マリガ大佐の殺人を見たと証言する人に、見舞金という形で賠償金を出し証言を止めさせようと考えたのです。これなら収賄に当たらないので、エヴァはこの案を受け入れます。そして再びハーヴィーも雇い直します。
第4話「危険な関係」(Conflict of Interest)
アフリカでの収賄容疑が連日報道されて、ヘシントン石油の株価は下落を続けます。これによって、ヘシントン石油は投資家ジアナポロスから株式公開買い付けを仕掛けられます。
ルイスは、収賄についてエヴァにコメントをさせようとしますが、ハーヴィーはエヴァがコメントを出すことによって、キャメロンが再度殺人の共犯の罪をエヴァに罪を着せようとするのではないかと危惧します。
ハーヴィーはルイスの案を却下しますが、すでにルイスは記者を手配していました。ルイスが考えているのは、買収を防ぐことだけで、エヴァが裁判で不利にならないことはちっとも考えていなかったのです。記者会見を開きたかったエヴァは、不満をあらわにします。取締役会で社長解任の投票が2日後に行われこともハーヴィーに伝えます。ジェシカは、エヴァを社長から解任すれば、ヘシントン石油を乗っ取りから守ることができると提案しますが、ハーヴィーは反対します。
ルイスは株を買い占めしているジアナポロスに手を引かせるため、ジアナポロスの事務所に向かいますが、自分の案は、逆効果になることを知ります。事務所に戻ったルイスは、ジェシカに相談します。ジェシカは、エヴァを社長から解任させるように、秘密裏に事を進めていくようにルイスに指示します。取締役会の時にエヴァは弁明をする予定でしたが、取締役会の時間が当初の予定より早められ、弁明の機会を与えられませんでした。これによりエヴァは社長を解任させられます。
ジェシカがエヴァの社長解任を操っていたことを知ったダービーはジェシカのもとにいきます。
第5話「刻まれた名前」(Shadow of a Doubt)
エヴァの殺人容疑の訴訟を担当するハーヴィーは、エヴァを開放するため、キャメロン検事が主張する証人は存在しないと裁判所に申し立てます。しかし裁判官は証人がいるかもしれないので、裁判を恵贈させるといいますが、これはハーヴィーのたくらみ通りです。これによって裁判が早まることになり、キャメロンは証拠や証人の準備を短時間でしなければなりません。そうすれば、キャメロンがジアナポロスへ不正に情報を提供したのは間違いないことになり、これをジアナポロスに証言させればキャメロンは担当検事を外されるだろうと考えたのです。マイクは幾つかの不正を見付けましたが、スティーブンはもっと良いアイデアがあると言い出したので、ハーヴィーはスティーブンに担当させることにしました。
ジアナポロスは、ピアソン・ダービー法律事務所の顧客の会社を買収し、顧問弁護士契約を打ち切りをし、報復をしてきます。驚くハーヴィーでしたが、スティーブンがジアナポロスの娘を裁判に証人招集していたことが原因であることを知り、スティーブンと仕事をしないことを告げます。ハーヴィーはこのことをジェシカに相談をします。
ヘシントン石油の買収が目的のジアナポロスに株を渡し、会社を運営したいエヴァに社長に返り咲かせる案をジェシカは提案します。
両者の思惑が一致して、2人は合意します。一件落着した後、ジェシカはハーヴィーを共同代表に任命しました。
その頃、マイクは他の横領訴訟を担当していました。マイクはレイチェルと組み、会社の金を横領した会計士グラハムから金を取り戻そうとします。そんな中、ドナはスティーブンと情事を楽しんでいました。
第6話「10年前の約束」(The Other Time)
念願の事務所の代表パートナーに名を連ねて感慨にふけるハーヴィー。そんなハーヴィーに対してドナはよそよそしい態度に出ます。ハーヴィーが事前に共同代表になったことを、知らせてくれなかったことに対して、むくれているのです。その様子を見て、ハーヴィーは10年前のことを思いだすのです。
10年前、ハーヴィーはジェシカの助言で地方検事補になりました。同じ地方検事局にドナも秘書として働いていたのですが、その優秀さにハーヴィーは一目置いていました。ハーヴィーは一定期間地方検事局で働いたのち、ジェシカのいる事務所に戻る予定でしたが、上司のキャメロンから10年後には地方検事になれると言われ迷っていました。ジェシカに相談をしたハーヴィーに対し、ジェシカはハードマンと組んで事務所を乗っ取る予定だと告げます。
一方、マイクはそのころ大学時代です。大学を卒業後にはハーバード・ロースクールに入学が決まっていましたが、悪友にそそのかされて、記憶していた試験の解答を他の生徒に売ります。悪友がつかまり、マイクは友人をかばうために自分がやったことだと学部長に告げます。これで許されると思ったマイクでしたが、その考えは甘く、学部長はマイクを退学にして、ハーバード・ロースクールにも通報し入学が取り消されてしまいます。
事務所に戻るか悩んでいたハーヴィーは、殺人事件でキャメロンが証拠隠滅を図ろうとしていることに気が付き地方検事局を辞め、ピアソン・ハードマン法律事務所に戻ります。この時ドナにも声をかけて一緒に法律事務所に戻るのです。
10年前のことを思いふけっていたハーヴィーは、マイクがやってきたことで我に返ります。マイクが言うには、キャメロンが重要な証人を得たということです。
第7話「黒幕の正体」(She’s Mine)
ドナがスティーブンとバーにいるところに、ハーヴィーがやってきます。ハーヴィーはスティーブンへなぜマリガ大佐に連絡を取ったのかを詰めよります。スティーブンがマリガ大佐に電話をしたのをキャメロンに盗聴されていたために、マリガ大佐の居場所がばれてしまったのです。スティーブンはまたく悪びれるそぶりもなく、それどころかハーヴィーがもたもたしているので助け舟を出したのだと開き直るのです。ハーヴィーは二度とかかわるなと強く言って立ち去ります。結局ハーヴィーはキャメロンに証人をとられてしまいます。
キャメロン立会いのもと、マイクがマリガ大佐に尋問を行い、マリガ大佐はエヴァ~殺人依頼を受けたと証言します。イチソ歯科電話をしたことがない相手から殺人依頼がなされるわけがないとハーヴィーは反論しますが、マリガ大佐はエヴァからは幾度となく電話があったと告げます。電話の事実を知らなかったハーヴィーはエヴァに詰め寄ります。エヴァは電話を何度もしたことは認めましたが、殺人依頼は絶対にしていないと断言します。ジェシカはそんなことを陪審員が信じるわけがないと怒ります。
ジェシカはマイクとハーヴィーに、エヴァの右腕のニックが怪しいと告げます。そこでマイクとハーヴィーはニックを調べます。
マリガ大佐が殺人を犯した直後、ニックの口座に多額の金が振り込まれていた事実を見つけ出します。その後、スティーブンがマリガ大佐の証言録取記録を盗み見ていたことをドナが発見し怪しいと感じ、マイクに伝えます。なんとスティーブンとマリガ大佐はケープタウン大学の同級生でラグビーのクラブも同じでした。油田開発で困っていたエヴァから相談を受けたエドワード・ダービーは、スティーブンに対処するように指示ししたのですが、スティーブンは知り合いのマリガ大佐に殺人を依頼し、油田開発に反対する人間を殺害したのでした。この事実がバレないようにするために、スティーブンはニューヨークへ来たのです。これを聞いたハーヴィーは、スティーブンを殴ります。
第8話「チェックメイト」(Endgame)
ハービーとマイクは、スティーブンが暗殺を指示したことを知ります。ダービーは問題解決をスティーブンに指示はしたが、殺人のことは知らなかったといいます。ジェシカはスティーブンをクビにするように言います。黒幕がスティーブンであることを証言させるためマイクはマリガ大佐を説得しようとしますが、マリガ大佐は説得に応じません。それどころかエヴァが黒幕だと証言すると言ってききません。裁判が始まり、マリガ大佐はエヴァに殺人を依頼されたと証言します。ハーヴィーは、スティーブンを証人に招集しますが、黙秘されます。キャメロンの反対尋問になったとき、キャメロンはまるでエヴァが黒幕であるような回答を行います。裁判が終わった後、エヴァは誰が本当の黒幕であったかを聞いて激怒し、ダービーにその怒りを向けます。
スティーブンの証言で追い詰められたことで、マイクはクリフォードに会いに行きます。売りフォードはキャメロンに証拠隠滅をされて冤罪となった過去があります。クリフォードは、キャメロンに2度と冤罪を起こさないように説得します。
キャメロンは、次の裁判が開かれる前に和解を持ち掛けてきます。エヴァが有罪を認めれば、終身刑の代わりに懲役8年で手を打つと言います。それを聞いたダービーはスティーブンが殺人依頼したことを告げます。そして、自分も責任を取るのでエヴァを無罪にして欲しいと司法取引を依頼します。キャメロンは合意し、スティーブンはFBIに逮捕されます。司法取引の際にジェシカはダービーが5年間アメリカで弁護士カツ土井宇ができないことも付け加えさせました。これによって事務所の合併話は宙に浮いてしまいます。
第9話「不誠実な交渉」(Bad Faith)
ピアソン・ダービー・スペクター法律事務所は合併を解消することになり、ピアソン側とダービー側の資産分割協議が行われようとしていました。分割方法を決める交渉をルイスが担当したいと申し出ますがハーヴィーは大反対をします。ジェシカはフェアに行うことを条件にルイスに任せます。
クライアント収入が多い方が有利になるため、ジェシカはルイスが交渉をしている間に、ダービー側の顧客を奪うことをハーヴィーに命じます。ハーヴィーはダービーの顧客サムソンに狙いを定め、サムソンのもとに行くとそこにはダービー側のスコッティがいました。スコッティにハーヴィーの考えが読まれていたのです。二人はその場で言い争いをしますが、その時分割の割合が決まったとの連絡を受けます。ハーヴィーが事務所に戻ると、なんとルイスが頭に血が上ってサインをしてしまったと知ります。そんな時にマイクは打開策を思いつきます。
その打開策とは、未回収の代金を回収すれば、それが売上金に上乗せされるということでした。フォルサム食品訴訟で未回収の代金があります。その代金を回収すればいいとマイクは考えたのです。フォルサム食品側の代理人は、恋人レイチェルの父ロバートです。恋人の父親だから簡単にいくと思っていたマイクですが、ロバートには拒否されてしまいます。マイクはロバートに、断ればレイチェルに嫌われると脅しお金を回収しましたが、ロバートを脅したことをレイチェルに知られてしまいます。
一方、フォルサム食品の代金を回収したハーヴィーのもとにスコッティが現れます。回収した代金を計上すると自分は首になると泣きついてきます。拐取金の計上を保留していたハーヴィーですが、そこへジェシカが現れ、ヘシントン石油がハーヴィーをクビにしたといいます。ハーヴィーは、スコッティにまんまとはめられたと思い怒りに震えます。その後ハーヴィーは、ジアナポロスと組むことにします。これによって飛躍的に売り上げが伸びます。ハーヴィーのもとをスコッティが訪れ、窮地に立たされたと文句を言われますが、逆にハーヴィーは、ヘシントン石油の件ではこちらが騙されたといいます。しかし、スコッティは関係ないと言い切りますがハーヴィーは信用しません。その後、エヴァがハーヴィー達を背任で訴えたことを知り、スコッティは無関係だったと知ります。
第10話「大切な人」(Stay)
ハーヴィーはスコッティを疑ったことを謝罪し、スコッティにダービー事務所を辞めて、ピアソン・スペクター法律事務所へ来るように勧めますが、スコッティはダービーを裏切りたくないといいます。
ハーヴィーは背任罪で、ハーヴィー達を訴えたエヴァを訪問しますが、そこにはエヴァはいなく、ハーヴィーに怨みを持つトラヴィスがいました。ハーヴィーはエヴァから、、ハーヴィーに恨みを持っていることを知っているからあえてトラヴィスに弁護を頼んだといいました。エヴァの起こした裁判の証言録取が始まり、トラヴィスはスコッティを証人に呼び追い込んでいき、スティーブンがマリガ大佐に殺人を依頼していたことを、スコッティは事前に知っていたと主張します。
ドナは、マイクにスティーブンに会いに行きたいとお願いし、マイクに部屋から出て二人にしてほしいと頼みます。そこでドナは、スティーブンからトラヴィスからある提案をされたため、それを受けて偽証したと告げられます。この部屋の会話は全て録音されていたために、スティーブンが偽証をしたことが公になりました。
一方、スタンフォードに合格し、コロンビアとどちらに行くべきかレイチェルは悩んでいました。そんなレイチェルに、マイクは、スタンフォードに行けば遠距離になるので2人は終わりだと告げます。
そんな時にジェシカがマイクのもとを訪れます。マイクの経歴詐称を知っていたという書類にレイチェルがサインするように迫ります。サインをしなければマイクは首にすると言います。レイチェルは、サインをするが弁護士になった暁にはこの事務所で働かせてほしいといいます。その申し出をジェシカは受け入れます。そしてレイチェルはマイクと一緒にいるために、コロンビアに入学することを決めました。
その頃、ルイスはハーバードの資料室で、卒業生のファイルを盗み見ますが、マイクの姿がないことに気づきます。
第11話「父への思い」(Buried Secrets)
ハーヴィーから真剣に付き合いたいと言われ、スコッティはピアソン・スペクター法律事務所への移籍を真剣に考えます。ハーヴィーはスコッティの移籍についてジェシカに告げますがジェシカはあまり歓迎できない顔をします。二人が別れたら、スコッティが事務所を辞めてしまうと思ったからです。しかし、ハーヴィーは仕事とプライベートは関係ないといいます。
ジェシカは、スコッティをシニアパートナーにすることと、出資金50万ドルを要求すると告げます。出資金を求められたスコッティは出資金50万ドルを出すことを戸惑います。ハーヴィーは、50万ドルを払わなくて済む方法を考えようといいます。
スコッティは、ハーヴィーを夕食に誘います。そこには有名な水泳選手のフェリプスが居ました。ハーヴィーは長年フェリプスを顧客にしようと思っていましたが、フェリプスは相手にもしません。一方ハーヴィーからフェリプスを紹介されたスコッティは、顧客にしてしまいます。
一方、マイクはレイチェルとの同棲が決まり喜びます。心臓病で死亡した患者の遺族が医療機器メーカーを訴えた案件を引き受けることになりますが、原告側の代理人は、かつてマイクの両親が死亡した時に、はした金で和解を成立させたリナルティ弁護士でした。マイクは医療機器訴訟についてハーヴィーに助言を求めますが和解を勧められます。
どうしてもリナルディのことが許せないマイクは、絶対に1ドルも渡さないと宣戦布告します。マイクは死亡した被害者が禁じられていたお酒を飲んでいたことを発見し、死亡の原因はお酒のせいだといいます。しかし、マイクのしていることは遺族を追い込んでいるといわれ、ハッとします。マイクは考え直し、落ち度のあった製薬会社を訴えることにシフトします。
一方、ルイスはマイクのことをハーバード卒ではないかもしれないと疑っていました。そんな時に、ルイスのもとにハーバードからマイクの卒業証明書が送られてきました。しかしよく見るとA+の成績を絶対に生徒に与えないジェラード教授の授業で、マイクはA+を取っていたので、余計に不信感を募らせます。
第12話「法の精神」(Yesterday’s Gone)
ルイスがマイクに近づき、ジェラード教授を知っているかと尋ねてきます。マイクはジェラード教授の特徴を説明し、成績についても聞かれたためA+を散ったといいますが、ルイスはジェラード教授は絶対にA+を与えないから嘘だと言い放ちます。マイクは自分は極めて優秀な生徒だったといいますがルイスは疑ったままです。
そして、ルイスはジェラード教授が金曜日に事務所を来訪して講演を行うのでマイクのことを覚えていなければ嘘が確定するといいます。困ったマイクはハーヴィーに相談をします。何とかするから絶対に勝手に動くなとマイクに言います。
ハーヴィーはジェシカに相談に行きますが、そこでジェシカの様子がおかしいことに気づきます。実はジェシカの元夫サインツが亡くなっていたのです。しかも、サインツは遺言執行人にジェシカとハーヴィーを任命していたことを告げられます。
ハーヴィーとジェシカはサインツの現在の妻リサと会います。リサはサインツの会社の売却を考えていましたが、ジェシカは猛反対します。しかし、ハーヴィーは売却を検討したほうが良いとジェシカに言います。ジェシカの様子を見ていたリサの代理人は、サインツの病気が進行し適切な判断が出来ない時にジェシカを遺言執行人に指定したので、これは無効だといい始めます。ジェシカはリサと真摯に話し合いを行い、結局会社は売却することで合意をします。
一方、マイクはルイスに実は成績を改ざんしたと告げます。しかし、ナーバードを卒業していることは事実なので認めてほしいといいますが相手にしてくれません。マイクの正体がばれないように、ハーヴィーはボストンへ飛び、ジェラード教授を脅しますが教授は首を縦に振りません。教授の講義がある当日の金曜日、ハーヴィーがマイクを許すようにルイスにお願いをして、一旦は拒絶しましたが、最終的にマイクを許しました。
第13話「因縁の対決」(Moot Point)
ルイスに見逃してもらい、弁護士としての仕事を続けられる事が決まったマイクは大喜びします。ハーヴィーのお陰で偽経歴が発覚せずに済んだので、マイクはハーヴィーに対して何かお礼を考えます。ドナには、お金や権力があり何でも手に入れられるので欲しいものはないだろうと助言されてしまいます。どうしても何以下お礼がしたいといってドナに食い下がるマイクに対し、ハーヴィーは学生時代に模擬裁判で3回負けたステンプルに勝つことを望んでいると伝えます。
マイクはステンプルが担当している訴訟を探し出しました。ステンプルは弁護士になってからは、ハーヴィーと会わないように逃げ回っていたのです。ハーヴィーの名前を出すと逃げられる可能性があるため、原告代理人はマイクです。しかし、裁判当日マイクの横にはハーヴィーも座っています。その光景を目にしたステンプルは、家族が重い病気だと嘘をついて代理人を降りようとしますが、結局ウソがばれてそのまま裁判が行われることになります。
マイクが事務所に戻るとステンプルが待っており、代理人を降りることを認めてほしいと、またもや嘘をあれこれと並べ立てまずが、マイクは相手にしません。
一方、ルイスは新入りのスコッティに案件を横取りされて怒り狂っています。何とか取り戻そうと画策し、ハーヴィーに対しマイクのことを見逃したのだからフランクリン社を自分に戻すようにスコッティへ命令して欲しいと言い出します。ハーヴィーは断り切れずスコッティにフランクリン社をルイスに返すように依頼しますが、この行動に対しスコッティは不満を抱えます。
ステンプルとの訴訟はステンプルが逃げ越しだったためにハーヴィーが優位でした。しかし、これはステンプルの罠だったのです。油断していたハーヴィーはステンプルに劣勢になってしまいます。ステンプルは、ハーヴィーの依頼人が自分の依頼人の製品技術を盗んだと言い出します。しかし、これには裏があり、ステンプル側の本当の狙いは、ハーヴィーの依頼人の会社が持つ他の技術でした。このことに気づいたマイクは、ハーヴィーにすぐに伝えます。違法に技術を盗もうとしていたことも判明したため、ハーヴィーは賠償金の支払いに応じることを強く迫りました。この訴訟は法曹界でも注目されたため、マイクのインタビュー記事を掲載したいという雑誌社からジェシカに連絡がありました。しかし、マイクが注目をされることによって経歴詐称が明るみに出る可能性があるためジェシカは断ります。
第14話「揺れる心」(Heartburn)
ルイスが法廷で心臓発作を起こして倒れます。命に別状はありませんでしたが、知らせを聞いたハーヴィーはショックを受けます。ルイスのもとにはシーラが駆け付けます。心臓発作で倒れたことで自分の人生を顧みたルイスは、シーラーにプロポーズをして承諾を得ます。ルイスは結婚式での付添人をハーヴィーに依頼します。
ハーヴィーとマイクはジアナポロスの訪問を受けていました。幹部の1人が代謝を希望しているので阻止してほしいという内容です。幹部の一人はワンマン体制に愛想を尽かして転職を望んでいたのです。
マイクは部下のために分社化させた会社を作らせて配下に置くとジアナポロスのメリットにもなると助言します。しかし、ジアノプロスは会社を辞めようとしている人間に対して温情は必要ないと言い切ります。
ルイスが倒れたために事務所のスタッフが代わりに担当をすることになりました。ジョナサンの担当はマイクです。ジアナポロスの下で働いていても将来はない、独立もしたいが、ジアノプロスが許さないと嘆きます。ジョナサンは何とか独立する良い方法はないかとマイクに尋ねますが、競業禁止義務があるのでどうすることもできません。
マイクはジョナサンのために何とか独立への抜け道を探し出します。そしてジョナサンは会社に辞表を提出します。ジョナサンが辞表を出したことでジアナポロスはハーヴィーに怒鳴り込みます。マイクがジョナサンに入れ知恵をしたせいだと見抜いたハーヴィーは、マイクに何とかしろと命じます。
マイクはジョナサンが作ったアルゴリズム製品に着目し、資金援助をしてくれそうな人物に会いますが、アルゴリズムの製品はジアナポロスに所有権があるため資金援助はできないといわれます。ジョナサンはマイクを非難しますが、マイクはジアナポロスを説得して独立出来る方法をジョナサンに伝えます。
マイクは自分の人生についても悩みはじめ、ハーヴィーに相談をします。ロースクールに入り、本物の弁護士になりたいと伝えますが、ハーヴィーはそれは無理だといわれ落ち込みます。そんなマイクの持ちに独立を果たしたジョナサンがやってきて、ジョナサンの会社に来ないかと誘われます。弁護士ではなく投資銀行家として会社に来ないかと誘われ、悩みます。
コロンビア大学に入ることが決まったレイチェルは、ジェシカとの話し合いの結果、大学に通う間も、パートタイムで働くことを条件に大学の学費を出してもらうことになりました。
第15話「引き際」(Know When to Fold ‘Em)
ハーヴィーのもとにクエリングという弁護士が訪れ、顧客の中に講演を汚染しているものがいるので訴訟の準備をしていると告げます。ハーヴィーはマイクにクエリングをどういった人物であるか調べるように指示します。ハーヴィーの顧客は株式公開を直前に控えているので、訴訟を起こされるのは問題になります。マイクがクエリングを調べた結果、過去に大きな訴訟で敗訴してから経済的に苦しい状態だと分かりました。
クエリングとの交渉の席でマイクは10万ドルの和解金の提示をしましたが、クエリングは100万ドルといい交渉は決裂です。ハーヴィーはクエリングがギャンブルにはまっていることを突き止めます。頻繁に出入りしているギャンブル場に行き、クエリングとポーカーの勝負をして有り金をすべて0にします。ハーヴィーは、10万ドルで和解するようにクエリングに迫り、お金を置いてその場を立ち去ります。
ジェシカの前には、事務所の元代表ヴァン・ダイクが現れます。配当金の増額を求めて帳簿の監査を要求してきました。そこでジェシカは、ルイスに依頼しようとしますが連絡が付きません。ルイスはシーラとの婚約が解消となり、落ち込んで自宅に引きこもっていたのです。そのことを知っていたカトリーナはジェシカにルイスの居場所を聞かれますが、嘘をついてしまうのです。
カトリーナはレイチェルの協力を受けて、ルイスの名前で打開策を提示しますが、ヴァン・ダイクに抜け穴を見破られてしまいます。怒ったジェシカは、どういうことかカトリーナに説明をさせ、事実を知ります。ジェシカはカトリーナに首を言い渡し、その足でtルイスの家に行き、打開策はないかと詰め寄ります。
ハーヴィーのもとにクエリングがやってきて、10万ドルを返し弱点を見つけたといってきます。ヘシントン石油訴訟で証人に慰謝料を払って証言を止めさせたことを持ち出す脅しをかけてきます。そして主導をしたマイクのことも法曹委員会に通報すると言ってきたのです。ハーヴィーは、マイクに対し知り合いのハッカー・ローラに頼んで法曹界のデータベースを書き換えるように指示します。しかし、マイクは転職を決めたからデータの改ざんはできないと言い出します。
クエリングの口座をローラにハッキングさせたマイクはピアソン・スペクター事務所のライバル事務所から金を受け取っていることを見つけ出します。これは違法になるので公になればクエリングは弁護士資格はく奪になります。クエリングはハーヴィー達への訴訟を全て取り下げました。
マイクはハーヴィーに転職を辞めたこととデータベースを書き換えたことを報告するのでした。
第16話「辿り着いた答え」(No Way Out)
転職の話を受けず事務所に残ることを決めたマイクは、事務所に入ろうとすると、突然連邦検事局から事情聴取を受けることになりました。エヴァの事件の証人と和解した件で、証人を黙らせるために金を払った疑いで聴取を受けることになったのです。
マイクの尋問を担当する連邦検事エリック・ウッドオールの目的は、ハーヴィーなので、ハーヴィーを差し出せばマイクのことは罪に問わないといいます。ハーヴィーは任意の聴取には応じる必要がないとマイクに言いますが、ヘラルドが口を割ったらば、マズイ状況になると言い、ヘラルドの上司のアリソンに会いに行きます。アリソンはすでにヘラルドを首にしており捜査を依頼していたのです。ヘラルドはマイクを待ち伏せし話しかけようとしますが、その時二人は捜査員につかまります。マイクの逮捕を知ったハーヴィーはマイクを連れ戻すために、画策します。まずはヘラルドの弁護をルイスに任せようとしまスガ、ヘラルドは自分のことを憎んでいるルイスはきちんと弁護してくれないと不安を口にします。しかし、ヘラルドの弁護はルイスでしかできないことだとハーヴィーは言います。
ルイスはヘラルドの釈放を勝ち取りマイクとともに事務所に帰ってきます。こんなことはに二度とごめんだと感じ、マイクは転職をすることをハーヴィーに告げ、ジョナサンの会社に転職をしました。しかしその会社はピアソン・スペクター法律事務所の顧客なので、二人の関係はまだまだ切れそうにありません。