2008年公開、マーベルコミックが原作のアメコミ映画『アイアンマン』!
全世界での興行収入5億8517万ドル(日本円で約664億円)を記録しました!
今回はそんな『アイアンマン』のあらすじ(ネタバレ)、登場人物、スーツについてまとめてみました!
目次
▼あらすじ(ネタバレ)
武器の開発・売買を行う巨大企業『スターク・インダストリーズ』の社長であるトニー・スタークは、自身が開発した新型ミサイル「ジェリコ」のプレゼンテーションをするため、親友のジェームズ・ローズ中佐が指揮するアフガニスタンのアメリカ空軍を訪問していた。
プレゼン後、トニーが車で移動している途中、『テン・リングス』というテロリスト集団が車を襲撃し、ミサイルを車に放ち、トニーは爆風で吹き飛ばされ意識を失ってしまう。
そして、トニーが目を覚ますと、ゲリラの本拠地(洞窟)に拉致されている状況で、胸に車用バッテリーに繋がった電磁石が取り付けられていた。
それはトニーの命を繋ぐためのもので、爆発で飛び散ったミサイルの破片が心臓周辺に突き刺さってしまい、電磁石で破片を引き留めておかなければ1週間で命を落としてしまう状態であった。
ゲリラの本拠地には横流しされた『スターク・インダストリーズ社製の武器』が所狭しと並んでおり、トニーは解放の条件として新型ミサイル「ジェリコ」を造ることを命令される。
やむなく「ジェリコ」製造に取り組むトニーだが、どうにか脱出の糸口を掴むため、同じく捕虜となっていたホー・インセン博士と共に熱プラズマ反応炉「アーク・リアクター」の小型版をテロリストの目を欺きながら開発し始める。
胸に接続して生命維持を可能にする「小型アーク・リアクター」を完成させたトニーは、続いてアーク・リアクターと連動するパワードスーツ「マーク1」の開発に取り掛かる。
しかし、完成間際で『ジェリコ』の製造をしていないことがテロリストにバレてしまう。インセンが自らの命を引き換えにして時間を稼ぎ、その間にアーマーを起動させたトニーは、圧倒的なパワーでテロリストを退け、脱出に成功する。
その後、マーク1が壊れてアフガニスタン辺境の砂漠に墜落したトニーは、空軍の捜索隊に保護されて無事アメリカに帰還する。
自社製品がテロリストの手に渡り、それが人の命を目の前で奪っいた事実から、トニーは記者会見で軍需産業からの撤退を宣言する。そして、犯罪者やテロリストと戦うため、私費を投じて新たなパワードスーツの開発に着手する。
試作品の「マーク2」を経て完成品の「マーク3」を完成させたトニーは、正体を明かさず1人で犯罪者やテロリストとの戦いを始める。突如としてアメリカに誕生したこの謎のヒーローをマスコミは『アイアンマン』と名付けた。
一方、トニーに黙ってテロリストに武器を流していたオバディア・ステインは、軍需産業から得られる利権を惜しみ、トニーに軍需産業からの撤退を考え直すよう説得するが、失敗する。
業を煮やしたオバディアは会社の乗っ取りを目論み、トニーがテロリストの本拠地から脱出するために造った「マーク1」を改良し、自分用のパワードスーツ『アイアンモンガー』でトニーに挑むが撃退される。
この事件のインタビューで、トニーは「私がアイアンマンだ」と公表し、正式に『アイアンマン』というスーパーヒーローが誕生することになる。
▼登場人物
トニー・スターク/アイアンマン
巨大軍需企業『スタークインダストリーズ』のCEOを務めている大金持ちの天才発明家。15歳でMIT(マサチューセッツ工科大学)に入学し、主席で卒業。20歳の時に両親が事故で他界し、会社を受け継いだ。
ヴァージニア・“ペッパー”・ポッツ
トニーの秘書を務める女性。優秀でしっかり者。トニーのことを異性として好意を持っているが、秘書と社長という関係性から周りの目を気にして一歩ひいた態度をとっている。
ハロルド・“ハッピー”・ホーガン
トニーのボディガード兼運転手。ペッパーと同様に、長い間トニーに仕えており、友人のような関係。
ジェームズ・“ローディ”・ローズ
トニーの親友でアメリカ空軍の中佐。MITで航空工学の修士号を取得し、空軍士官学校を卒業。アメリカ空軍の武器開発部に所属しており、トニーがCEOを務める『スターク・インダストリーズ』とのパイプ役を担当する。
オバディア・“オビー”・ステイン/アイアンモンガー
『スターク・インダストリーズ』のNo.2。ハワード・スターク(トニーの父)の盟友で、ハワードが会社を興した時から経営に携わり、彼の死後は暫定的にCEOも務めていた。トニーにCEOの座を譲ってからは取締役会の一員となり、相談役のような立ち位置でトニーを支えてきた。
ホー・インセン
アフガニスタンの小さな村”グルミラ”出身の物理学者かつ外科医。グルミラで家族と共に暮らしていたが、『テン・リングス』の襲撃によって家族を皆殺しにされて、自身も拉致されたうえ、彼らに協力させられている。
クリスティン・エヴァーハート
『ヴァニティ・フェア』という雑誌の女性記者。ブラウン大学を卒業している。
ニック・フューリー
第二次世界大戦のおいて、精鋭部隊を率いる下士官であったが、戦時末期に地雷で負傷し、CIAの前身にあたる戦略諜報局のメンバーになる。その後、CIAのエージェントを経て、スーパーヒーローを管理する国家組織『S.H.I.E.L.D』の長官に就任する。
フィル・コールソン
幼い頃からヒーローに憧れており、彼らについての情報を独自に調べ、データベースを構築していた。大人になるとアメリカ陸軍の精鋭部隊に所属し、同僚にはフューリーもおり、共に活躍した。その後、フューリーが長官を務める国家組織『S.H.I.E.L.D』のエージェントになる。
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